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厚生労働省の認可遅延により国民生活が脅かされているらしい

2009/10/16 22:26

本日の飲み会で、理科系の研究職にある大学院生や研究所の人々と飲んだのだが今度の政権交代であちらこちらで研究費が削られつつあり、生活の糧も脅かされつつあるという話を聞いた。

資源のない日本が世界に伍していくには、技術力が欠かせないのだが、
その基礎的な技術優位性の土台となる理科系の研究費を削り始めているとのうわさを聞き、寒気を覚えた。

あくまで話を聞いた何人かの周りでの出来事らしいので、
全体としてはどの程度減ってきているのかは計り知れないのだが、
悪く考えると子供手当てには熱心だがその子供たちが生きる時代の日本に、
世界と競争していくための競争力が備わっていないかもしれない。

それ以上に現時点で日本国民の首を絞めていると聞いたのは、
厚生労働省が許認可があまりにも遅いということ。

例えば、子宮頸がんの予防ワクチンの話。

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子宮頸がん予防ワクチン承認へ 国内初、10月にも

 ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因で発症する子宮頸がんの予防を目的としたワクチンについて、厚生労働省薬事・食品衛生審議会の部会は31日、「承認して差し支えない」との意見をまとめた。

 9月下旬に上部組織の薬事分科会で審議し、順調なら10月にも国内初のHPVワクチンとして正式承認される見通し。

 ワクチンは、製薬会社グラクソ・スミスクライン(GSK)の「サーバリックス」。子宮頸がんの原因の約7割を占める「16型」と「18型」のHPVの感染予防が期待される。

 子宮頸がんは、国内で毎年約8千人が新たに患者と診断され、約2500人が死亡するとされる。同省などによると、世界で実用化されているワクチンは2種類あり、サーバリックスは海外96カ国で承認されている。

 国内でも専門家や患者団体から早期承認を求める声が強く、厚労省は優先審査の対象に指定。海外の臨床試験データの審査と、国内での臨床試験を並行して進めた。国内では2006年4月から、20〜25歳の女性約1千人と10〜15歳の約100人を対象に実施。接種後2年間の予防効果などが確認されたという。
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世界96カ国で承認されている予防ワクチンを日本ではようやく承認したとのこと。

なぜこのように許認可が遅れてしまうのかというと、厚生労働省の担当部局が何かのワクチンや治療方法などを承認をすると、それによって副作用や障害が起こった場合、世論の流れによっては担当部局の長が責任を取らされることになっている。

もちろん薬害エイズのような悪質な場合は、マスコミも巻き込んだ世論を形成して責任追及をしなければならないのだが、それを恐れて許認可をすすめないあるいは徹底的な検査以上に検査を行いいたずらに時間だけをかけて多くの命を救えない事態が起こってしまっているとなると話は別である。

こうした事態に際してひとつの案がある。

本来ならば、99パーセントの人が救われる政策に対して、1パーセントのリスクを背負わなければならないのは、民主主義国家において政治家である。

そうすると様々な治療方法やワクチンや薬の許認可に関する国民の声を反映すべきは政治家であり、それに関する必要最低限の調査を主導するのも認可するための法律を立案するのも政治家が行えばよい。

そして何らかの責任を取るとしたら選挙で国民が選択をすればよいのである。

官僚はあくまで行政執行機関の役目に徹し、政策決定に対して何らかの責任を取るのは政治家である。もちろん執行に関してミスが起これば官僚も責任を取らなければならないのは当然である。

端的に言うと、現在の日本の民主主義の構造は、官僚が立法も行う「政治家」の役割も担っており、政治家は単なる国民からの声を伝えるだけの「ロビイスト」になっているのである。

こういった構造からの脱却が政治家主導の民主主義政治であると思うが、政治家が本来の政治家に戻るためには立法するための本格的なシンクタンクや政策秘書軍団が必要であるだろうし、現時点で多すぎる衆議院議員を減らした上で政策秘書軍団の給料に振り分けるなどの転換も必要となるだろう。

そうなると現政権の1期ややそこらでは間に合わないだろうが、転換をしなければ老人国家への転落はまっしぐらとなることだろう。


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