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思い出の1980年代ソングス、高校時代編

2012/02/11 20:29

01


思い出の1980年代ソングスの第2回目です。

前回の「中学時代編」はこちらです。

年代としては1983年4月から1986年3月までの3年間ですね。

長いので早速行きますが、順番は年代とは関係なく
恣意的に並べたものです、ご了承ください。


02


★1曲目
If This Is It
Huey Lewis & The News
ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの「いつも夢見て」
ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースは人気がありましたね。
僕は2ndシングルが出た時にLPを買って聴いていたのですが、
この曲は3枚目のシングルだったかな、買った後で切られて、
テレビで見て聴いた時、えっ、こんないい曲が入ってたっけ、と。
アルバムではあまり印象に残らなかったけど、シングルカットされた
途端によく聴こえてきたという経験は誰しもあるのではないかなと。
いや、曲の覚えが人数倍悪い僕だけか・・・(笑)。
この曲はイントロのギターをコピーするのに、当時使っていた
SONYのラジカセがカセットテープの回転速度を変えられたので、
遅くして低い音で拾って音を上げて弾き直したことも思い出ですね。
なお、その機能はカラオケ用で、ギター用ではありませんでした(笑)。
彼らはその後「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のテーマ曲
The Power Of LoveをNo.1に送り込みましたが、彼らについて
もうひとつ僕の大きな思い出は、大学で東京に行った際に、
初めて行った外タレのコンサートが彼らだったことです。
今はなき後楽園球場、ブルース・ホーンズビィ&ザ・レインジを
前座に従えてのコンサート、よかったなあ、感動した。

★2曲目
Easy Lover
Philip Bailey & Phil Collins
フィリップ・ベイリー&フィル・コリンズの「イージー・ラヴァー」
この曲はアップテンポでパワフルなのに歌メロがとびっきり素晴らしく、
ギターの動きがハードロック的でもあり、こんな曲が世の中にあるんだって
一発で気に入り、すぐに12インチシングルレコードを買いました。
LPを買わなかったのは、なんとなくだけど、アルバム通して聴くと
あまりよくなさそうだなと感じたからでしたが、当時はなんとなく、
ほんとになんとなく、そんな感じがするものがよくありました。
今はそれらを買っていいと思うことも多いですが、昔は昔。
時の人となっていたフィル・コリンズとのデュエットというのも
洋楽聴き始めて漸く若葉マークが外れた僕には魅力的でした。
2人でハモるところは上を歌ったり下を歌ったりしましたが、
それはビートルズで学んだ技術でしたね(笑)。
この曲のビデオクリップは、おそらく、2ndヴァースの部分だけ、
レコードの音ではなくビデオクリップ撮影時に録られたライヴ音源に
なっているのがカッコいいしサービス精神旺盛で感動しました。
僕の友達がアース・ウィンド&ファイアの大ファンだったので、
この曲の12インチを買ったと話すと喜んでいたっけ。


03


★3曲目
Forever Man
Eric Clapton
エリック・クラプトンの「フォーエヴァー・マン」
エリック・クラプトンは、今では信じられない話かもしれないけれど、
当時は、若い僕には、偉大だけどもはや過去の人という感じでした。
それがこれをテレビで見て聴いた瞬間、あまりのカッコよさに打たれ、
エリックがまだまだ本気でやり続ける意思があると感じました。
今思えばそれは、僕がエリック・クラプトンという人をほんとうに
凄い人だと思うようになるきっかけだったに違いありません。
もう死ぬほどカッコいい曲で、僕には断然、エリックでいちばん
好きな曲であり続けています、Laylaでも何でもなくこの曲。
この曲にはまた思い出があって、音楽の先生がある日教室で、
来週は忙しくて自習にするというので、僕がMTVを録画していた
ビデオテープを持参してこのビデオクリップを教室に流しました。
それはなんともいえない優越感のようなものがありましたね(笑)。
教室のステレオはうちよりはるかに音がよかったのも感動しました。

★4曲目
The Boys Of Summer
Don Henley
ドン・ヘンリーの「ボーイズ・オブ・サマー」
僕が思う名曲の要素の一つとして、最初に聴いた瞬間から、まるで
その曲が既に昔からあったような感覚に陥ることだと考えています。
それは何かに似ているとかぱくったとかそういう次元ではなく、
またこの曲が醸し出すような単なるノスタルジーの域を超えて、
存在感として、この世に生まれる運命にあったと感じさせる曲。
この曲は僕が最初にそう思った曲でした。
当時はノスタルジックな音楽がある種の流行だったのですが、
そんなノスタルジーは甘っちょろいとばかりに、もっと大きな感覚で
包み込んでしまったドン・ヘンリー、さすがは頑固でへそ曲がり(笑)。
ドン・ヘンリーは次のシングルAll She Wants To Do Is Danceも
カッコよくて気に入ったのですが、でもこれもLPを買おうとは思えず、
この2曲は録画したビデオクリップをよく見て聴いていました。
きっと僕には時期尚早と感じたのでしょうね。
なお、その曲はエリックの曲と一緒に音楽教室でビデオを流した
また別の思い出の曲でもあります。


04


★5曲目
Some Guys Have All The Luck
Rod Stewart
ロッド・スチュワートの「サム・ガイズ」
時々、誰に聞いても「あの歌いいよね」という曲があります。
僕のリアルタイムではこれが代表格でした。
MTV番組でビデオクリップが流れて、ポップな色づかいの映像に
ポップで素晴らしい歌メロのこの曲に僕はすぐに惚れ込みました。
翌日のクラスの朝の雑談でもこの曲が話題になり、みんながみんな
あの歌よかったね、ビデオもよかったと言っていて、僕は何だか
鼻高々で、そうだろ、そうだろ、と言いまくっていたのでした(笑)。
多分今でもこの曲をよくないという人はいないと信じています。
ロッドは2曲目ですが、それだけ僕が10代の頃に影響を受け、
それが今の僕の音楽の下地になっている大切な人なのです。

★6曲目
When Doves Cry
Prince & The Revolution
プリンス&ザ・レヴォリューションの「ビートに抱かれて」
プリンスはブレイクした前作で僕は知ったのですがまだ買うには
及ばない、でも興味があるという段階でした。
それがこの曲、最初に聴いてすぐにLPを買うことを決めました。
次の日のクラスの音楽雑談タイムで、プリンスを買ったと言うと
どんな反応があるかなと、恐かったり、でも言いたくてしょうがなくて、
それは10代の頃特有の未知のものへの憧れのような気持ち。
反応は、勇気あるな、とは言われたけどでも概ね、お前ならやっぱり
といったものだったのは、うれしいような何か違うような(笑)。
でもそういう音楽の話も楽しかった、いい思い出ですね。
これは出るべくして出たと感じたまさに時代の曲と感じましたが、
今思うと、そういう曲が出てきた瞬間に立ち会えたのは幸せでした。
ええ、そうですね、60年代のビートルズや70年代の数々の名曲には
負けるだろうけど、自分の時代の音楽の思い出は色あせません。
この曲でプリンスは基本的にずっと低音で歌い続けるのですが、
当時はその歌い方をよく真似ていました。
自分で言うのもなんですが結構似てるんです、なんて(笑)。
プリンスはギターもすごくうまいのも好きになったところですね。
でも、「ビートに抱かれて」という邦題、歌詞を覚えて歌っても、
どうしてそうつけられたのかが分かりませんでした・・・


05


★7曲目
Run Runaway
Slade
スレイドの「ラン・ラナウェイ」
スレイドを初めてテレビで見て、なんだこの弾けたおっさん群は、と。
しかも彼らが奏でる音楽がギターがずしりと響く骨が入った
カッコいいハードロックだったから驚きました。
どうやら僕はハードロックがデフォルトではないかと気づき始めた頃に、
この曲はあまりにも鮮烈でした。
しかもこの曲、間奏でスコットランド風に音が展開していき、
英国への憧れのようなものがあった僕はもう降参でした(笑)。
しかしレコードを買うのはなんだか恐そうで、当時は、録画した
ビデオクリップで見て聴いて楽しむだけの曲となっていました。
初めて音源を買ったのは、12年以上が経ったベスト盤のCDでしたが、
それまでこの曲の存在をほとんど忘れかけていたのが、そうだこの曲、
高校時代に感動したっけと思い出して買って聴いたのでした。
だからこれ厳密には大人になってからより好きになったのですが、
高校時代に出会ったのだからここに入れました。
もし自分でバンドをやるなら、ぜひ演奏したい曲の一つですね。
なお、この曲が入ったオリジナルアルバムが今家庭内行方不明で、
写真のCDはベスト盤です、念のため、ご了承ください。

★8曲目
Never
Heart
ハートの「ネヴァー」
ハートを聴いて、女性のハードロックってありなんだって思いました。
アン・ウィルソンに対して今さらうまいのどうの言うまでもないけど、
これとその前のシングルのWhat About Loveのヴォーカルは
ほんとうにカッコよくて心を激しく脳髄を打たれました。
この曲は一見ストレイトなロックンロールのようでその実、作りが
ちょっと変わった感じで響いてきたのもよくて、すぐにLPを買いました。
しかも妹のナンシーの動きがキュートだったし(笑)。
次のシングルThese Dreamsではナンシーが歌っていますね。
Neverの話、この曲はアルバムヴァージョンとシングヴァージョンでは
アンのヴォーカルが違うんですよね。
全体的にアルバムのほうが滑らかに歌いシングルはホップ気味。
アルバムでは3回目のヴァースの3小節目で"never"を2度いうのが、
シングルでは繰り返さない、といった違いがあります。
この記事を書くのに一応すべてのCDを久しぶりに聴きましたが、
エリック以外ではこれがいちばんよかったです、曲もアルバムも。


06


★9曲目
Everybody Wants To Rule The World
Tears For Fears
ティアーズ・フォー・フィアーズの「ルール・ザ・ワールド」
この曲の透明感、清らかさ、その向こうにある虚しさが
若くて一応青春だった僕には、すぐにとても響いてきました。
アメリカの荒野で撮られたビデオクリップも映像的にきれいでした。
この曲がテレビで流れた後、またクラスで音楽雑談をしていると、
クラスメイトのひとりが、この曲はドライブに合いそうと言いました。
もちろん高校生だから車の運転はできない、その人は別の生徒にまだ
運転できないじゃないと突っ込まれていて、想像で答えたのでしょうけど、
でも僕も実はそんな感じなのかなと思っていました。
高3だからもう車に乗れる日が近づいていて、車への興味もあり、
それに伴い、大人がよく言う車に合う音楽という考え方にも接して
興味が高まっていた頃でしたが、音楽のそういう性質というのは
年齢性別国に関係なく、割と普遍的なものなのかと思いますね。
僕はこの曲は異様に大好きともいえるのですが、でも
ティアーズ・フォー・フィアーズ自体はそれほど好きではなくて、
次作も聴いたけど周りがいいと言うほどにはそう感じなかった。
バンドは好きじゃないけど1曲だけ大好きで思い出があるという、
「自分にとっての一発屋」は、おそらく誰にでもあるのではないかと。

★10曲目
Heaven
Bryan Adams
ブライアン・アダムスの「ヘヴン」
基本的にバラードは大好き、この曲はすぐに好きになりました。
LPは1stシングルのRun To Youのすぐ後に買っていましたが、
3枚目のシングルのこれが後にNo.1になったのは、
先行投資に成功したようでうれしくもありました(笑)。
思い出が2つあって、ひとつはこの曲がヒットしていた頃たまたま
母が、"Heaven"と白い文字で書かれた青いトレーナー、今でいう
スウェットを買ってきたことで、僕はよろこんで着ました。
母は別にそういう意図はなく、ただ服には無頓着な息子に対して
たまたま服を買う時期だと感じて買った、ただの偶然でしたが、
それにしては出来すぎた偶然だと今でも思います。
そしてもひとつ、この曲は歌詞を読むと、ほとんど現在形で書かれ、
天国の喜びを歌っているように読み取れるのですが、でも曲は
どことなく虚しく寂しい感じがするのが最初は一種の謎でした。
でも、大学に入って東京に行き、友達の家に遊びに行った帰り、
もうバスがなくて上野駅から家まで歩いた時ふとこの曲を口ずさみ、
その謎が解けたんです。
この曲は、まるまる曲自体がすべて願望というか想像というか、
起こりえない夢の話であり、すべてが仮定なので現在形なのです。
そう思うと余計にこの曲が好きになりました。
今でも思い出します、この曲を歌っていた浅草通りの風景、
台東区役所の前辺りでそれに気づいたのでした(笑)。
ただし、今はこれよりも4枚目のシングルだった
The Summer Of 69のほうがより好きかもしれない。
ノスタルジックな心を刺激されるという点で、特に。
いずれにせよこのアルバムのブライアン・アダムスは
憧れの人であり、理想的なロックミュージシャンでしたね。


07


★11曲目
Home Sweet Home
Motley Crue
モトリー・クルーの「ホーム・スイート・ホーム」
僕は高校時代はヘヴィメタルは嫌いでした。
中学時代からの友達Tがヘヴィメタルを聴き始めてから、
ヘヴィメタル以外の音楽をばかにするようになったからです。
でもモトリー・クルーのこのアルバムからの1stシングルである
Smokin' In The Boy's Roomをテレビで見て聴いたところ、単なる
ロックンロールじゃないかと分かって少し気持ちが変わりました。
その曲は70年代のカバーだと後で知ったのですが、そんなことは
関係なくとてもカッコよくてキャッチーな曲だと。
困りました、気に入ってしまったのです。
でももちろん友達Tにはそんなこと意地でも言えません(笑)。
しかし、次にテレビで見て聴いたこの曲でもう降参しました。
素晴らしい、あまりにも美しい、心のこもったバラード。
家に帰るというモチーフの曲が大好きだと分かったのもこれでした。
今でもきわめてよく口ずさむ曲の一つで、ヘヴィメタルと言われる
バンドの曲ではこれがいちばん好きです。
これかヴァン・ヘイレンのCan't Stop Loving Youですね。
本物のワルでも人間の心は持っている、それはみな同じですね。
この曲はヘヴィメタルを聴かない人、嫌いな人にも
ぜひ聴いてもらいたいと心から思う素晴らしい曲です。

★12曲目
Money For Nothing
Dire Straits
ダイア・ストレイツの「マネー・フォー・ナッシング」
最後はダイア・ストレイツ。
僕が高3の時にかの「ライヴ・エイド」がありました。
僕は運悪くその日曜日に模擬試験があったのですが、
試験に行きたくないと話しても親が許してくれなくて、
その代りすべて録画しておいてもらいました。
ダイア・ストレイツのこれはまだ土曜の夜のうちに放送されましたが、
僕は居眠りしていたようで、覚えていません。
観ていた時は好きなアーティストだけ録画していたのですが、だから
クイーンも居眠りしていてリアルタイムでは見逃してしまいました。
スティングが一緒に歌って、「高校教師」のサビのフレーズを
コーラスとして入れたんですよね。
レコードでもその通りですが、スティングのマネージャーが後に、
「高校教師」の旋律が使われているので作曲者の名前に
スティングも加えるべきだと申し出て以降はそうなりました。
ただしスティング自体はまったく気にしていなかったそうですが、
後にそのマネージャーは横領していたことが発覚して、
裁判の模様はニュースにもなっていましたね。
この曲はハードロックとはまた違うギターのカッコ良さがあって、
かといって職人というほど枯れてもいないマーク・ノップラーの
ギタープレイは今聴いても新鮮ですね、素晴らしい。
それこそMTVで見てすぐに欲しくなったのですが、ちょうどその頃
タワー・レコードでセールをしていて、新譜なのに1280円で
LPが買えたのもとってもうれしかった。
ただ聴いてみると、高校生の僕には少し重たすぎると感じました。
でも、次のシングルのWalk Of Lifeはロックンロールの名曲が
歌詞に読みこまれたノスタルジックなロックンロールでとても気に入り、
今では僕のテーマ曲と勝手に決めている曲でもあり、買ってよかった。
このアルバムはロック界初のフルデジタルレコーディングとして当時
話題になりましたが、僕は1986年12月に初めてCDプレイヤーを
父に買ってもらった時、初めて買ったCDがこのアルバムでした。
一応は僕も新し物好きで、これはCDで聴きたい音だと思ったのです。
同じ日に別の店でクイーンのGREATESTも買ったのですが、
買った順番としてはこちらが栄えある僕の初めてのCDです。

追伸、ハートのところではそう書きましたが、やっぱりこっち、
今回のアルバムではこちらのほうが響いてきました。
とにかく素晴らしいアルバムだとようやく気づいたかもしれない。


08


いかがでしたか!

今回は厳格に12曲に絞ることにして、最後に落ちたのが
マドンナのLike A Virginでした。
これは1980年代の傑作の記事でも少し触れたのですが、
プリンス同様、こんな曲を誰もが期待していたというまさに
その通りに歌ったマドンナはこれでトップスターの仲間入り。
でも、彼女が30年経っても第一線を張り続けていて、
スーパーボウルのハーフタイムショーに出るなんて、
当時はまったく思ってもみなかったですね。
まあその頃はスーパーボウルは知らなかったけど(笑)。
LPが札幌のタワレコに入ったその日に僕は買いましたが、
2日後に行くと売り切れで入荷待ちになっていたのが、
ロック聴きとしての密かな自慢のひとつです(笑)。

なんて、ポーラの写真がなかったので入れるために
このCDを一緒に撮っただけのつもりでしたが、結局は
13曲目として話してしまいましたね(笑)。

その3、浪人生から大学2年まで編は、あるのかな・・・

大学に入ってCDの時代になると買って聴く音楽が増えた上に、
過去のものの比率が増えたので、中学高校時代ほどには
この1曲という思いが染み込んでいないと感じていますが、
でもこの最大から今月中に完結させたいと今は思っています。

ということで、to be continued...


最後は、特に意味はないけどハウの写真をもう1枚。

09



Binder: trovatoreのバインダー(日記数:1801/全体に公開)
 読み込み中...

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