日本一の断絶男

日本一の断絶男(1969)
日本映画専門チャンネルで1969年公開の「日本一の断絶男」を観た。
この作品はまったく初めて観るので期待していなかった。
僕のような後追いのクレージー・ファンにとってクレージーの映画に対しての評価が分かれるからだ。
小林信彦史観でいうとこの「断絶男」はつまらない。
でも、クレージー映画を追いかける町田心乱の意見ではその逆になる。
ジャズ喫茶時代のクレージーはもちろん、シャボン玉ホリデーなどの映像すらほとんど知らない僕にとっては後者の意見を採用するんだけれども、最近は今まで観ることができなかったクレージーの作品がようやく観る機会が増えてきたので、自分の目で確かめるようにしています。
この「日本一の断絶男」はいい例です。
全体としては面白かったと思います。
植木等演じる主人公日の本一郎のドライさがいい。
ニッポン無責任時代の平均を彷彿とさせるようだった。
国籍不明、正体不明の主人公って僕好きなんです。
しかも、無責任男ときてるでしょ?シビレます!
須川栄三のクレージー作品はそれまでのクレージーモノと違ってなかなか良いんです。
実はこの「断絶男」には面白い秘話があります。
植木等×須川栄三×佐々木守による幻の世界
個人的な感想をいうと、もっと早い時期にクレージー映画は改善するべきだったのでしょう。
「黄金作戦」や「メキシコ作戦」は長いだけ・・・って印象が僕にはあります。
「裏切り男」、「断絶男」はなかなかなモノだと思います。
ぜひ、一度ご覧ください!

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