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『現代仏教塾』機僻売・幻冬舎)が出版されました

2015/03/03 15:41

横浜市旭区の高明寺でおこなわれている現代仏教塾が単行本になりました。気砲和莪豌鵑ら第三回までで、私の「日本仏教がチベット仏教に学ぶもの」も収録されています。

(出版社による内容紹介)

近代思想が支配的になることで失われつつある、仏教本来の教えとはどのようなものなのか。もう一度原点に立ち返って、現代仏教のあるべき姿を説く一冊。宗派主義を越え、社会に開かれた仏教こそが、現代に必要とされる仏教であるというテーマのもと、時代に合った新しい仏教の創造に迫る。
http://www.amazon.co.jp/dp/4344971671/

本には詳しい目次がないので、ここで見出しを紹介しておきます。


はじめに  三木悟(高明寺住職)


一、日本仏教がチベット仏教に学ぶもの  吉村均(中村元東方研究所専任研究員)

・現代の理解と伝統的理解の違い

・チベットと日本における展開

・苦難の到来―日本とチベット

・活仏制度と輪廻の考えの違い

・輪廻の考えへの誤解―『チベットの死者の書』と四十九日

・寺院で学ばれていた伝統仏教学

・話の内容の整理

・仏教のわかりにくさ―仏陀と私たちの考え方の違い

・苦しみを生み出す心のメカニズム

・チベット仏教の聖地への巡礼で感じたこと

・『般若心経』の内容

・『般若心経』をめぐる議論―認める伝統・認めない伝統

・伝統仏教学における浄土(仏の世界)の考え

・伝統仏教学から見た親鸞の教え

・妙好人

・日本仏教とチベット仏教の特色―頓悟と漸悟

・チベット仏教に学ぶもの―伝統仏教学の再導入

参考資料 .肇メー・サンポ『三十七の菩薩の実践』

参考資料◆‘本語で読むことのできるチベットの僧院教育で用いられるテキスト

質疑応答


二、宗教の根底を流れるもの―サムシング・トゥルース 三木悟

1.我々はどこから来たのか? そしてどこへ行くのか?

2.仏陀は死後を語らなかったか?

3.近代仏教学の誤り

4.お釈迦さまのお悟り

5.仏教は霊魂を認めるか

6.人は死んだらどうなるか

7.仏さまとは

8.サムシング・トゥルース

質疑応答


三、初期仏教の輪廻思想  岩井昌悟(東洋大学準教授)

1.輪廻とは何か?

2.解脱とは何か

3.業とは何か

4.現代の仏教学者の説

対談  岩井昌悟+三木悟

質疑と応答


 実は、私はご住職とは以前からの知り合いというわけではなく、たまたま私が比較思想学会の東京例会で発表をした際に、ご住職がいらっしゃっていて「「お寺に宗派を問わない広い墓地が付属している関係で、法要をお願いするのにいろいろな宗派のお坊さんに来ていただいている。今度宗派を超えた「現代仏教塾」を始めるので、講演に来てほしい」と頼まれました。講演の「日本仏教がチベット仏教に学ぶもの」というのは、ご住職からの指定です。

 

 ですから、私は一番最初に講演させていただいていますが、いわば番外編で、内容的には、第二回のご住職の講演で問題意識が語られ、それを受けて第三回の岩井先生の講演で、パーリ仏典研究の立場からその問題が語られています。

 第四回以降もふくめて、講演内容はYoutubeでも公開されています。よろしかったらご覧ください。

http://www.komyoji.net/node/6888


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