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チベット仏教の極楽往生の瞑想法:ポワ(Phowa)

2016/01/05 02:47

以前は日本でもチベット仏教の高僧アヤン・リンポチェによるポワ・コースがよくおこなわれていました。10日〜約2週間の期間を要し、日本人の感覚としては、長すぎて休みをとるのがむつかしいかもしれませんが、内容は充実しています。もし本当に極楽往生を望むのであれば、最短距離の方法ではないかと思います。


ポワは阿弥陀仏を本尊とする密教の修行法で、もちろん、それは自力往生では?という疑問をもたれる方もいらっしゃるでしょうが、(すくなくともチベットの仏教理解では)京都にいる人は、今京都にいるよ、と言われて気づくだけでいいですが、東京にいる人が、何もしなければ京都につれていって貰える、と待っていても、京都に着くのはむつかしいでしょう。チベットにも他力の教えに相当するポワもありますが、それはもっと高度な段階のもので、今回のものは旅するタイプのものです。
といって、自分の修行で極楽に行くわけではなく、阿弥陀仏のお導きに意識的に身をまかせる修行、といったほうがいいかもしれません。新幹線にのって京都に行くときに、実際に京都まで自分を運んでくれるのは新幹線ですから。
ポワは日本では某教団の事件で有名になってしまいましたが、チベットでは、普通のおじいさん・おばあさんが家督をゆずって引退してから、はげむ行です。
ダライ・ラマ法王も、インドではもとめられてたびたび教えを授けられており、昨年(2014年)の来日法話でも講伝がありました(ゲルク派は、開祖のツォンカパが弥勒菩薩の兜卒天にいらっしゃるという信仰があり、法王が教えられるのは極楽ではなく兜卒天に生まれることを目指すものですが)。

親鸞聖人の教えについて、それまでは極楽往生のためには、厳しい修行が必要とされていたのを、南無阿弥陀仏と唱えるだけで救われるとして、民衆に救いをひろめた、といわれることがありますが、阿弥陀仏の世界に生まれる条件を親鸞聖人が勝手に変えることはできません。親鸞聖人がおっしゃったのは、阿弥陀仏は、無限の光であり、それが自分にも届いている。往生はそれに気づけばいいだけで、その気づいたときの喜びの表現が本当の「南無阿弥陀仏」である。阿弥陀仏とその世界を思い描く観想念仏は、それに気づくことができない人のための修行で、その場合は確信を得ることはむつかしく、往生できるかは死んでみないとわからない、ということでした。
チベットのポワは阿弥陀仏の救いを実感するための修行です。
(ディクン・カギュー派に伝わるポワの由来)
https://www.youtube.com/watch?v=QBOIM4k5JCw
https://www.youtube.com/watch?v=zEGEgIfM8a4
https://www.youtube.com/watch?v=j5pCBvvVbE8

(正しい修行に必要な3つのもの)
https://www.youtube.com/watch?v=TMNgPrh-CRM
https://www.youtube.com/watch?v=QlNxy8TtKgk
https://www.youtube.com/watch?v=yiqTaKer__8...
https://www.youtube.com/watch?v=NzBKUoXyd8o
https://www.youtube.com/watch?v=LRwIk-ZFhig
https://www.youtube.com/watch?v=N2Jx-atcNW0
https://www.youtube.com/watch?v=Ir7zHJb6qmg


Binder: ナーガールジュナ仏教研究所(日記数:87/全体に公開)
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