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2008年ダラムサラ訪問記(9)

2010/02/09 14:34

10月22日ノルブリンカとカルマパ17世に拝謁


午前2時過ぎに目が覚めてしまい、ノートを書いていた。
今日は朝7時30分に朝食をすませ、ロワーダラムサラのノルブリンカへ9時30分に出発する。ニントップリンとカルマパ17世がいる寺院に行く。

6:00にホテルを出て、コルラの道の撮影をする。(YouTubeに投稿してある)ナムギャル寺院のお祈りの様子も撮影する。
7時30分にホテルに戻り、8時15分までに朝食を済ませて、ディスクールの撮影に行く。8時30分までお祈りの時間、8時45分から9時まで朝礼で、9時から授業。写真とビデオの両方を撮る。校長先生とお話をする。
9時10分にホテルに戻る。
グズグズして9字50分にホテルを出て、ノルブリンカインスティチューションにいく。ハンドクラフトセンターで、タンカの制作などを見学する。ノルブリンカ宮殿も見学。お昼にはノルブリカ・カフェでチベット風ラーメンを食べる。おいしい。




午後1時50分にカルマパ17世のおられる寺院に行く。ギュトー寺という。ノルブリンカから近い。かなり広い敷地で、中央は幅50mくらいの広場になっていて、両サイドには学校風の建物がならんでいる。広場の先に中央の高台にギュトー寺の本殿がある。

カルマパ17世の拝謁
正直いって感動はなかった。それはこちらがカルマパ17世についての知識がなかったからであろう。外国人が多かった。彼らのほうがカルマパ17世についての知識を持っているのだろう。カルマパ17世はシッキムのルントク寺院で見た写真(17歳)より、骨太でのがっちりした体格になっていた。顔もふくよかになっており、貴公子然としていた。威厳があるとは感じなかったけれど、それはこちらが無知だったからだろう。何人もの僧侶が当然のことながら取り巻いていた。彼はダライラマ、パンチェンラマに告ぐ第3位の位にある方なのだ。
順番に列を作って、こちらがカタを用意して、順番にたち神戸を田tれてご挨拶。思わず「ナマステ」といってしまってから、慌てて「タシデレ」と言い換えた。頭をたれていたので、彼の顔を直視することはないが、眼力は津様相であった。彼の前に立ったらカタを差し出す。お付の僧が私の肩にカタを掛けてくれる。そして赤い30センチほどの紐をいただく。流れ作業のように決まった時間内で100人ほどの人がカルマパ17世の前に立った。白人の中にはショートパンツ姿の男性もいた。日本人はそれほど多くない。もちろん撮影禁止なので、映像はない。

拝謁を受ける前に事務所の窓口で、パスポートを見せて事前の手続きが必要である。1日に何回かの拝謁時間が決まっているのだろう。ここは白人が多かった。

カルマパ17世の拝謁はギュトー寺の本堂で行われる。本堂内には細長いテーブルが縦に並べられており、その机の横にみんな座って待っていた。本堂ではお経が流されていて、中央にチベット僧の若々しい姿の僧侶を取り巻く老齢の僧侶が左右に立ち並ぶ。
やがて、合図があって、全員が一列に並ばされる。順番でカルマパ17世の前に行き、手を合わせて挨拶をして、カタを差し出すとカルマパ17世に代わって老僧がカタを欠けてくれる。そしてカルマパ17世が赤い糸を手渡してくれるのだ。その赤い糸はカルマパ17世の息のかけられた聖なる「糸」なのだ。

しかし、拝謁の儀式を見ていると権威というものを間近に見たような気がした。そこには宗教的でありながら世俗的な雰囲気を感じるのはなぜだろう。僧侶に権威を認めて、服従するかのような行動のように見えた。祝福を与える雰囲気とは少しちがうように見えた。ダライラマ法王の拝謁の場面を見ていると祝福を得るような雰囲気があるいは二人の年齢の差と顔つきだった。
カルマパ17世は笑っていない。方ぐるしい表情のままだった。その顔が、拝謁を義務のように行っているように見えた。法王は確かに、その姿だけで人々を幸せにさせるようなオーラがある。
カルマパ17世はまだ、彼自身の人格からかもし出すものではなく、宗教的権威がかもし出すものに依存しているのかも知れない。まだ未完成の権威というところかな。
でもあの顔つきは、やはり立派な貴公子であった。

彼は、わたしが以前訪ねたシッキム州のルムテックの寺院が、本来の拠点になるべきところなのだが、政治問題で、彼は戻れないでいる。
ダライラマ以後のチベット人社会を率いる人になるだろう。


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