うさぎ屋さんのマイページ

純文学と大衆文学

2010/01/11 02:40

今日は、と言っても昨日になってしまったが、10時30分に起きた。朝飯と昼飯を兼ねてアヒルメシにしようかな、などとも思ったが、ここはやっぱりいつもの通りトーストとコーヒーにした。たまに牛乳、豆乳、果物、サラダ、ボイルドエッグをつけることがある。僕は学生時代からの毎朝の習慣であり、これを変えるとお腹の調子が悪くなってしまう。

TVのサンデープロジェクトを点けて、本を読んで過ごした。TVは大して面白くも無かった。神戸の震災に遭ったおばあさんのインタヴューで、震災よりも戦争中がはるかに辛かった、と言っていた。戦争中は食糧難で食い物がなかったが、それに比べれば、震災では食べるものに困ることは無かった。決して、震災を軽んじる訳ではないが、.兵隊さんも国民も食糧難、これも先の大戦の敗戦の理由の一つであったろう。


遅い昼飯を食べて、いつもなら「新婚さんいらっしゃい」や「たかじんさん」でも観るのだけれども、お客さんと会わねばならず、外出した。勿論、読書しながらであるが。三つ子がコマーシャルになった途端にTVを観るように、僕もなんか面白そうだなあ、という場面でTVを観るのである。ちなみに、昼は自宅で親子丼に自家製ナスのぬか漬けであった。

外はなぜか自動車が混んでいた。なんでだろ、なんでだろう♪、と考えれば、県外ナンバーが非常に多かった。高速料金1000円の効果なのかもしれない。

今時期、夜は当然のように鍋ですね。鶏肉、豆腐、白菜等、定番野菜のほか、今日はトッピングとして里芋、お餅といったところ。それに、昨日の静岡名産わさび漬けに沢庵だっせ。


さて、純文学それに対して大衆文学というものがわが国には存在する。この区分は、あたかも詩や小説等の文学のジャンルであるかのように、厳然と区別されている。戦前はもっと酷くて、文壇や出版界でもいがみ合っていたらしいと言うのだな。芥川賞(純文学)、直木賞(大衆文学)という二つの賞も人々を惑わせている元凶の一つかもしれない。

僕らの若い頃は、純文学の作家といえば、仏文学、独文学、露文学、英米文学等の研究者が小説や評論や詩を書いていたように思う。また、外国の文学思潮なんてものに影響も受けた。月刊誌なんかも、店頭で「オール読物」「小説新潮」「歴史読本」なんてのを表紙を見たことはあるが、「文学界」「群像」それに書店には販売されていない同人雑誌の類を読んでいた。大衆文学といわれる物はほとんど読んではいない。時代小説なんてのは、つい10年前くらいから読むようになった。これがまた面白い。特に戦前に書かれたものは、全国平均0.5パーセントに過ぎない武家社会を描き、武士の忠や義のみならず、当時の町人や農民も元気で逞しいのであって、実に読んでいて楽しい。おまけに庶民は粋でいなせだ。まさに日本人の原点を見るようである。もう、純文学、大衆文学の垣根を取り払ったほうがいい。情報化社会と言われて久しいのであるが、誰もが知り得るのであるので、作家は読者により評価されるべきではないか。

かといって、僕は新刊書はあまり買うことはない。書店で立ち読み程度で、買ってまで読もうとは思わない。こんな俺でも書ける屁のような小説なんぞ、誰が買うものか。


賞といえば、10年ほど前であろうか、僕の愚息の親友は学生時代に、僕には賞の値打ちはよくわからないのだが、角川青春文学賞だか、新人賞だったか受賞した。受賞作は角川書店から出版され、僕も読んでみた。内容は宇宙戦艦ヤマトのようであった。僕はヤマトは読んだことも無く、歌とパチンコでしか知らないが、とにかくヤマトのようであった。やたらと僕の名前が出てきた。それは愚息と僕は同じ姓を名乗っているので、当たり前なのには違いない。僕は既に勘当した息子であるので、親でなければ、息子でもなく、従って会話も長いこと交わしていない。だから、作家がその後どうなったか知らない。

最近、子供向けのライトノベルなんてのが流行しているので、もしかしたらご活躍中なのかもしれない。名前はド忘れしたけど、女優の稲盛いづみのかなり近い親戚だ、というのは息子が僕の息子であった頃に聞いた。

愚息などどうでもいいが、この若き作家の活躍を祈りたい。









Tags: なし / 純文学 | 震災 | 文学 | 愚息 | 食糧難 | 作家 | 小説 | 息子 | 戦前 | 昼飯
Binder: うさぎ屋のバインダー(日記数:146/全体に公開)
最新コメント

  • Comment : 1
    マサキ
    マサキさん
     2010/01/11 10:49
    家族の崩壊は、左翼の思うつぼであります。わが愚母も、大変な死生観をお持ちで、好き放題やって頂きましたが、少しずつ洗脳を解いていっております。

    お前ら馬鹿な事言っているが、戦後GHQによる洗脳政策(WGIP)の影響もろ受けて、馬鹿じゃないの?

    騙されている事に気づけよ!!

    悔しくないのか、TVを見てたら洗脳されるぞ!!

    あまりうるさく言うと、うるさがられますが、小さな事からコツコツと、身近な家族の洗脳から解いていきたいと思います。

    一億総白痴のこの現状を打破するには、高崎弥生氏の様な方に、声を大にして頂く必要がありますね。

    すいません。少しずつ読ませて頂いております。戦前の満州がどれだけ素晴らしかったのか、今と全く変わらぬ文明を築いていたのかが、伝わってまいりました。

    GASGASさんの、中国はまだ子供を育ててくれる人がいたけど、朝鮮はだめだったという奥様のお父様の言葉も、多くの日本人に聞かせてあげたいと思います。

  • Comment : 2
    かめぞう
     2010/01/11 11:48
    初コメントです。
    所謂中高生向けのライトノベルであろうと、活字に慣れ行間を読むという意味では、読むだけの価値はあるのかな…とも思いますが、同じ活字でも新聞はいただけません(^-^;)

    私は自分の好みに合えば何でも読みますが、やはりフィクションに関しては現実世界から逃避しての本読みなので、今生きている人たちの生活を描いたものより昔に生きていた人たちの生活を描いたもの、近未来や異世界に生きている人たちの冒険などを描いたものの方が好きです。

    出版業界も活字離れが甚しく経済状況とも相俟って、売れれば良い…と風潮が多々ありますが、わずか1〜2時間のあいだに人生観を変えるような本だってあるはずなので、売れる売れないは別として良識ある出版社には頑張ってもらいたいものです。
    でも、どんなに良い本であろうとも読者の手に渡らないことには評価さえしてもらえないのが、今の実状なのですけれども…。難しいですね(*_*)

  • Comment : 3
    うさぎ屋
     2010/01/11 16:02
    マサキさん、かめぞうさん、

    お二方ともにハイレベルなコメをお書きいただいて、正直な所、私、うろたえております。漢字で書けば、「狼狽」ですね。最近は、拙文も作家志望の女子高校生さんにお読みいただいたりしているものですから、そちら系の話題になりました。上のお二人さんのご意見は、高校生にとってはるかに参考になったことでしょう。ありがとうございました。

    かめぞうさん、本屋で立ち読みした程度ですが、その鷹の羽のご家紋、尚武の武門に多いのだそうです。最初にこれを使ったのは、熊本の阿蘇神社なのだそうです。九州にご縁があるのかもしれませんね。初コメの記念に粗品進呈したいですが、また、いずれ、忘れた頃にでも。もちろん冗談です。

  • Comment : 4
    かめぞう
     2010/01/12 07:59
    うさぎ屋さん
    粗品進呈…本気にしてしまいましたよ(笑)

    うちの実家の家紋、最初に使用したのは阿蘇神社ですか…。
    多分に実家は武家でないとは思うのですが(汗)、代々伝わっているものなので大事にしたいと思います(*^_^*)

    九州は福岡に一泊二日で行ったことくらいしかないのですが、阿蘇もそうですが高千穂や宇佐などにもその内行ってみたいと思ってはおります。なかなか思うようにいかないのが焦れったい限りですが、その内うさぎ屋さんにも直接お逢いしてきちんとご挨拶出来たら良いなぁ…とは思っておりますので、その時はなにとぞ宜しくお願いいたします。

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