2/10(金)クレド(信条)を徹底する「良い会社」
ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人の元社長から、お話を伺いました。なんと貴重なお時間をいただき、「良い会社づくり」について個別セッションをしていただきました。J&J社は、クレド経営で有名ですが、その事例を伺いました。クレドに沿ったマネジメントが実行されているか監査するチームがあり、グローバルでそのルールを徹底するそうです。例えば、社員の安全を確保するためにスプリンクラーを常設したオフィスでなければならない(今でこそ日本は当たり前ですが・・)という日本の消防法で義務付けられる前から徹底していたそうです。そのクレド経営を行うための2つ仕組みがあるそうです。(1)クレドサーベイクレドを基準として、社員意識調査。(120問⇒現在は80問程度 20の領域)2年に1回調査を行い、経営陣は課題に対しての改善策をコミットメントする。グローバルで各国法人の調査結果を比較検討し、高い評価と低い評価の項目をチェックして社員にも公表する。(例)「第2の責任」をどの程度実践できているか?非常にできている・まあできている:肯定 50%以下、もしくはあまりできていない・非常にできていない:否定 30%以上の項目は要注意とジャッジされる。本人が特定されてないように、7人以上のチームとなるように属性をわけるなどオープンに情報を吸い上げるための工夫をしている。約12万人の社員で9割以上の回答率と驚くべき、数字となっている。これまで40年以上継続しているそうです。他にも管理職と営業職との数値を比較して、ギャップが大きい項目(例えば、「昇進」・「評価」など)をチェックされたり、「革新性」については3年以内の新製品が売上の30%を占めているかどうかなど、クレドに則した経営かどうかを厳しく評価しているそうです。(2)クレドチャレンジミーティング業務の一環として行われるクレドに基づいた意思決定トレーニングであり、ケーススタディについて議論を行うそうです。例えば、「ある国で緊急患者がいて、税関で賄賂を渡せば薬が間に合う」というケースについて、?人命優先で、賄賂を渡して薬を送る?賄賂を渡すことは経営倫理に反するため、法律に則って薬を送る(間に合わないとしても)どちらが、J&J社として正しい選択か、をひたすら議論するそうです。答えは・・・、別の機会に(^^)~Our Cred(我が信条)~◆我々の第一の責任は、我々の製品およびサービスを使用してくれる医師、看護師、患者、 そして母親、父親をはじめとする、すべての顧客に対するものであると確信する。◆我々の第二の責任は全社員 ――世界中で共に働く男性も女性も―― に対するものである。 社員一人一人は個人として尊重され、その尊厳と価値が認められなければならない。 社員は安心して仕事に従事できなければならない。◆我々の第三の責任は、我々が生活し、働いている地域社会、 更には全世界の共同社会に対するものである。◆我々の第四の、そして最後の責任は、会社の株主に対するものである。 事業は健全な利益を生まなければならない。(Our Credoより一部抜粋)
読み込み中...

