ドラマはドラマ、会長の猛抗議は不適切では・・・
TBSドラマ「運命の人」が快調に会を重ねて行き、毎週日曜日の放送を楽しみにしている一人です。 しかしこのドラマの人物の描き方に猛抗議をしている人がおられます。「Y新聞社」会長の渡辺氏。 「ワシはたかり記者じゃない!」〇週刊誌に書かれた抗議記事の要旨は・・・↓渡辺氏らしき人物は、主人公のライバルで読日新聞政治部記者の山部一雄。 ドラマで山部は、政治家と仲良くなって情報を取る手法の記者として描かれている。料亭で田淵角造と会食し、頭を下げる場面があるが、渡辺氏は《私は、料亭はもとより私邸であっても田中角さんに一度もサシで御馳走になったことはない》と全否定。 渡辺氏が《さらに許し難い》と怒りをにじませるのは、山部記者が、「小平派」のゴルフコンペに参加する場面。 ここで山部記者は議員から大金を受け取ったことをにおわせる発言をするが、渡辺氏は《そもそも、私は大野伴睦派担当で(中略)大平派のゴルフコンペなどに招かれるはずもなく》と全くの作り話であると主張、《下等なたかり記者として描かれている》《モデルと実在の人物とが、直ちに多くの視聴者に判別されるような描き方は、全くマスコミ暴力の一種》と不満をあらわにした。〇確かに、山崎豊子さんの小説は、実際に起きた事件や出来事に題材を得て書かれている作品が多く、そこにこそ圧倒的な人気が集まっていることは周知の事実。 けれど、一旦ドラマとして描かれたなら、それはあくまでドラマとして見なければおかしなことになるでしょう。 渡辺会長の他にも、事実とは異なる描かれ方がたくさんあるのは誰の目にも明らかです。 ドラマ冒頭では、海に飛び込んだことになっている主人公が描かれていました。これも事実ではないですよね。〇渡辺会長の主張は、世の中で通るものなのでしょうか。いつも、自分サイドの視点ばかりのように思います。裁判沙汰になろうとしている問題でも、どちらがどうということでなく、一緒に仕事する仲間ではありませんか。ほんの少しの気配りで、どんなに働きやすい職場になるでしょうか。 大きな会社の会長という立場にある方の、この一連の発言はいただけません。社会的地位にものを言わせて、ドラマの分野にまで口を挟む人が出るのはゆゆしきこと。 猛抗議に屈して、ドラマが中断させられたり、脚本の変更を余儀なくさせられるなどということのないように、公平な視聴者の一人として見守りたいものです。 どうか、ドラマの創作性を認めてくださいますよう・・・。 今日の英語 We must distinguish fact from fiction. 事実と作り事とを 区別しなければなりません。 distinguish:ディスティンギッシュ 区別する fact :ファクト 事実 fiction :フィクション 作り事、創作 ※実在の人物を彷彿とさせる内容であっても、 脚色されていることを、みんな知っています。 ランキングに参加しています。 ←ここをポチっと。 有難うございました。 皆さまからの応援、何よりの励みになります。 See you tomorrow! 「運命の人」は、日曜夜の数少ない楽しみ・・・。
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