きょうは春節、旧暦のお正月元旦です。香港や台湾、中国などは今日からが本当のお正月となります。帰省客のため、台湾・中国の鉄道では大増発、中国系の多い東南アジア内の飛行機も臨時便がでたりします。
横浜の中華街や神戸の南京街では、華やかなことでしょう。
日本でも、一部の地域では旧暦で祝いますが、新暦が一般的ですね。ですから、旧暦のお正月はピンときませんし、日も新暦にすると一定ではありませんから、馴染みは薄いと思います。
私もその一人でして、旧暦のお正月なんて気にもしていませんでした。
今から10年ほど前、勤務の都合で2月に4連休ができまして、これはチャンスと、香港へ飛行機撮影旅行を敢行しました。
異様にホテル代が高いので、気にはなりましたが、何かコンベンションやメッセのようなものをやっているのだろうと、軽く考えていました。
香港に行くのに、羽田〜鹿児島〜那覇〜台北〜香港と乗り継ぐ酔狂な行程です。那覇〜台北〜香港が日本アジア航空で、機材乗務員と全く同じでした。まず、こんな乗り方はいないので、それをネタにパーサーのオジサンが話しかけてきて、会話をしていると「大変な時期にきましたね」といいます。
この日は旧正月の2日で、香港の商店・レストランは、三が日は押しなべてお休みです。新年を祝う地元客でホテルのレストラン大混雑、ルームサービスも時間がかかるとのことです。
偉いこっちゃと、こりゃコンビニの出前一丁かと意気消沈していると、たぶんやっているでしょうと食事が出来るパブを教えてもらいました。
飛行機から街に打ち上がる花火が見え、花火を上空から見ると球形だなと発見をし、香港啓徳空港に到着しました。
タクシーも大混雑、バスも交通規制でルートが変わり、やっとの思いでホテルに着くと、レストランは前触れどおり大混雑でありました。
教えて貰ったパブで、ビールとフィッシュ&チップスを注文すると、後から見た顔の人ご一行さまが入ってきました。
乗客だけでなく、乗務員の皆さんも困っていたのですね。
たまたま同じ日に、たまたま同じ飛行機に乗り合わせ、不幸な食事難民の運命共同体ということで、ご一緒させていただきました。
くだらない海外の話しをネタに、過分に燃料を補給しました。
日本と同様に、最近は香港でもお正月からやっているお店も増えているとのことです。
ただ、春節になると、食事難民になったあの日を思い出してしまいます。これ以降、海外旅行の際は、その国の休日をちぇっくするようになりました。

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