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[クリッピング][ウェブ] ブログの実態に関する調査研究

2008/07/04 00:10




総務省が7月3日に発表した「ブログの実態に関する調査研究」の報告書を拝見した。調査の目的は、ブログはCGM(Consumer Generated Media; 消費者発信型メディア)の1つとしてここ数年急激に普及してきているメディアであり、日本語による発信量が世界一といわれていること、そしてブログ開設者の利用の傾向に関する分析を行うことである。

2008年1月現在、インターネット上で公開されている国内のブログ総数は約1,690万、記事総数は約13億5,000万件にも及ぶ。データに転換すると42テラバイトにまで達しているそうだ。しかし、この総数の内1ヵ月に1回以上記事が更新されているアクティブブログの数は300万弱で総数の2割弱に留まっている。その理由として挙げられるのは、検索エンジンからのアクセスを増やすために、さまざまなキーワードを掲載した広告誘導のブログや、他のブログに掲載している内容をコピーして作成するいわゆる「スパムブログ」の増加である。

記事数のデータに関しては、毎月新たにブログに書き込みされる記事は毎月4,000万から5,000万までに急増し、活発な情報発信が続いていることが伺える。2007年から2008年は、ブログ上のコミュニケーションを促進させるコミュニケーション機能が充実した年として捉えられ、ブログ総数の約8割が利用しているコメント機能やクリック課金サービスのアフィリエイト、写真・動画の投稿、ブログのデザイン・テンプレートのカスタマイズが各3割程度にまで上昇しているという。

最も興味深かった調査結果は「ブログの開設動機の傾向」である。以下引用。





■総務省 情報通信政策研究所(IICP)


ブログ本来の情報発信機能の他、コメント・トラックバックのコミュニケーション機能、アフィリエイトなどの収益機能が活用され、ブログを開設する目的・態様も多様。


ブログ開設の動機として?自己表現(30.9パーセント)、?コミュニティの形成(25.7パーセント)、?社会貢献(8.4パーセント)、?収益目的(10.1パーセント)、?アーカイブ型利用(25パーセント)の5つが重視される傾向。



ブログを自己表現やストレス解消といった内面的な効用を重視しているという背景から、「自己表現」を目的としてブログは多くの人に利用されているkとが伺える。特に10代から20代の割合が多いとのこと。30代移行の利用目的は「社会貢献」だ。金融や医療、地域といった自分の専門知識を発信する際にブログが用いられるようになった。「コミュニティの形成」に関しては30代から40代、中でも女性の利用者が多く見られ、子育てのテーマのブログの割合が高い傾向にあるという。理想的なのは、プラス要因の自分をオープン化しアウトプットすることで共同体という名のコミュニティが形成され、結果的に社会貢献としての価値が創造されることにある。それが実現すれば、ソーシャル・メディアは社会的価値を創造するメディアとして更に注目されると思う。

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