【調査隊投稿】心に残った名言…そして創作指針
『完結していない小説は、小説ではなく小言でしかない』(※「言」はごんべんのみ表記)
高校生頃に読んだ小説の最終巻の後書きのなかの一文でした。元から読む時には過程を楽しむものの、最終的に「自分として良いと思う作品、良いとまでは行かない作品」の結論を下すのは、小説でアレ、漫画であれ、曲がりなりにも一編の物語としての最後が付いた時、それまでは経過観察(…楽しんではいるのですよ、くどいようですが)という感覚の側面は持っていました。極端な話、連載漫画の短編シリーズ中の落ちは好きでも、長編シリーズに入って、かつそれが好きな物でなくなってしまうと、単行本購入保管は短編シリーズまで、というケースの物も複数……
で。自分は趣味のレベルで小説、というか、お話を書きます。そのときにいつも心に留めるのがこの言葉です。書き始める時に、ひとかたまりのお話の落としどころだけは決めてから書く、というのを基本スタンスにしなくては、というのを、漠然としたイメージでしかなかったのを、はっきりと言葉として認識させてくれたのが、この言葉です。
……が、落ちがありまして(^^;
この言葉を含む後書きの小説作品は『銀河英雄伝説』徳間NOVELS版(最初のヴァージョン。後、愛蔵版やら文庫版やら再版版やら出版社移動やら……)。著者・田中芳樹。
『銀河英雄伝説』という作品自体を書いていた頃はともかく、その後さほど立たずして、むしろ「シリーズ中途ほっぽり出し10年以上放置」(いまでもされっぱなしのものが……数えたくない)、近年に至っては「原作者として、過去の作品の続編を本文自体は他の作家に書かせる」「シェアド・ワールド・ノベルとして丸投げ」の作品もごろごろあるという…………なまじ落としどころを楽しみに続きを待っているものが複数ある作家さんだけに…………という……
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