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ダミニスト古本購入記

2009/04/29 21:02

世の中はゴールデンウィークということになっている。

 
 

今日は休みを利用して、家族で展覧会めぐりの予定だったのだけれど、娘の体調がイマイチだったので、ご近所散歩の午後に変更。

 

五月間近の陽射しの下、ブラブラと歩き出した。

まずはケーキ屋さんでケーキとコーヒーを楽しみ、そのまま駅の方向を歩くと古本屋さんがある。

祝日だというのに、幸か不幸か、店は開いていた。店内に入り、いろいろと買い込んでしまう。

 
 
 

 『第三十四回海軍記念日を迎へて』 (海軍省海軍軍事普及部 1939) 1000円

 

 倉田一郎 『國語と民俗學』 (青磁社 1942) 500円

 

 尾形半 『暗い廊下 −裏から見たソ連−』 (立花書房 1957) 400円

 

 アレクサンドル・コイレ 『閉じた宇宙から無限宇宙へ』 (みすず書房 1973) 600円

 

 『銃後の人々 祈りと暮らし』 (石川県立歴史博物館 1995) 800円

 

 山田規畝子 『壊れた脳 生存する知』 (講談社 2004) 300円

 
 

以上6冊購入。店頭の紙袋の中にあった、

 

 ダンテ 『神曲 新生』 (筑摩書房 世界文学大系6 1962) 

 

 地引嘉博 『東欧の社会 ドイツとロシアの間で』 (サイマル出版会 1987)

 

の2冊は処分品ということで、なんと無料でいただいて来てしまった。

 

母娘もなにやら買い込んでいた。展覧会めぐりの出費に比べればお安いもの、というリクツ。

 
 

古着屋さんが開店(昨日開店らしい)していたので立ち寄る(娘が主体)。

駅を超えて、大型古書店へと向かう。

こちらでは、

 

 川崎浹 『権力とユートピア ロシア知識人の肉声』 (岩波同時代ライブラリー 1995) 550円

 

 安島太佳由 『訪ねて見よう! 日本の戦争遺産』 (角川SSC選書 2009) 550円

 

を購入。

娘の母は、私の発見した、

 

 「シネマ101 第2号 特集 リュミエール」 (映像文化連絡協議会 八潮出版社 1996) 750円

 

を購入(欲しくなったらしい)。

 
 

家路は別の道を歩き、いつの間にか出来ていた小さなギャラリー「MOGRAG(mograg …?)」で山口昌弘さんの「逝来手!展」に出くわす。帰宅してから、いただいたチラシを見たら、1986年5月1日生まれで2007年没という経歴。パワーあふれる落書き群に出会ったのだった。画面を埋め尽くすことへのエネルギーに、ある種のアウトサイダーアートを思い浮かべたりする。

明後日が誕生日。生きていれば23歳。ああ。

展覧会めぐりをあきらめてのお散歩が、しかし、今はなき山口昌弘さんとの出会いにつながったのだった。

 

並びのたい焼き屋さんでたい焼き購入し、歩き食い。

近所の大型店で、娘の靴にキャットフード、そして人間用食材を購入し、無事に帰宅。

 
 
 

そう言えば、日曜日も似たような展開だった。昼食をチェーン店ではないハンバーガーショップで食べ(美味い)、駅の向こうの大型古書店で散在。

購入本は、

 

 P・マルヴェッリ G・ピレッリ編 『イタリア抵抗運動の遺書』 (冨山房百科文庫 1983) 750円

 

 松本弥 『図説 古代エジプト文字練習帳』 (弥呂久 1994) 850円

 

 NHK取材班編 『プロパガンダ映画のたどった道』 (角川文庫 1995) 100円

 

 藤澤房俊 『大理石の祖国 近代イタリアの国民形成』 (筑摩書房 1997) 1500円

 

 イアン・ブルマ 『イアン・ブルマの日本探訪 村上春樹からヒロシマまで』 (TBSブリタニカ 1998) 800円

 

 内田百鬼園(「ひゃっけん」だと「けん」が文字化けしてしまう) 池内紀 編 『百鬼園(ホントは「ひゃっけん」)随筆供戞 聞崔娘卻厳殃幻法。横娃娃押法。僑娃葦

 

 京極夏彦 『対談集 妖怪大談義』 (角川書店 2005) 650円

 

 小沢朝江 『明治の皇室建築 国家が求めた〈和風〉像』 (吉川弘文館 2008) 950円

 

 

 

 

 

しかし、一体、いつ読むんでしょうかねぇ…

 
 
 
 
 

 



  


 



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Binder: 桜里の休日(日記数:321/全体に公開)
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最新コメント

  • Comment : 1
    やわらか☆不思議猫
     2009/04/29 23:08
    >しかし、一体、いつ読むんでしょうかねぇ…

    (゚゚)(。。)(゚゚)(。。)ウンウン

  • Comment : 2
    umasica :桜里
     2009/04/30 07:14
    やわらか☆不思議猫様


    本も、熟成させると美味しくなる、ということに…

  • Comment : 3
    Smith
    Smithさん
     2009/04/30 09:11
    それだけ読んだら「天才」は無理でも「天才モドキ」にはなれそうだ。

    自慢じゃないが「私」も二十歳の頃は、言葉を山ほど知っていたがね。

    「ジョルジュ・クレジオ」著の「大洪水」や「物質的恍惚」なんかを

    読み漁っていたものだ。「サルトル」の後継者と呼ばれた作家だった。

    今は「皆さん」TVゲームに忙しくて「読書」などやらないだろうな。

    「私」もこの数年、本を読んだタメシがない。「ウマシカ」みたいな

    「理論家」を目指すならともかく「読書」は健康に良くない趣味だな。

  • Comment : 4
    Smith
    Smithさん
     2009/04/30 11:12
    「この数年…」と云ったが、考えて見ると「この数十年」読んでない。

    だから確かに「書く」方もオボツカない訳だな。昔の「SFマガジン」

    は、時代の隆盛もあって非常に活発だった。「筒井康隆」「小松左京」

    の人気度も上がった一方「ニューウェーブ」派の台頭も激しかったな。

    今、オヤジの書斎を見ると、「古代出雲帝国の謎」(武智鉄二)から

    「死生論」(西部邁)「われ逝くもののごとく」(森敦)「唯脳論」(養老

    孟司)「重層的な非決定へ」(吉本隆明)「わが歎異」(暁鳥敏)等々

    幾らでも「積ん読」書は並んでいる。総計三百書は下らないだろう。

    要するに幾ら読んでもバカはバカ、エコジはエコジで治らないって事。

  • Comment : 5
    Smith
    Smithさん
     2009/04/30 11:29
    この「鈔」と「」の差はなんだろうな。不思議だ。

  • Comment : 6
    umasica :桜里
     2009/04/30 11:35
    >この「鈔」と「」の差はなんだろうな。不思議だ。


    「freeml」画面で起きる文字化けだ。

    「神」の旧字体とか、「内田ひゃっけん」の「けん」が絵文字に化けてしまう。

  • Comment : 7
    umasica :桜里
     2009/04/30 11:48
    >要するに幾ら読んでもバカはバカ、エコジはエコジで治らない…

    某MLの饒舌氏だな。

    カント、ニーチェ、ハイデッガー、ホワイトヘッド、ドゥルーズ…
    錚々たる読書歴なんだけど、書くことはまるでダメ。


    >「ウマシカ」みたいな「理論家」を目指すならともかく…

    斎藤智久『智久日録』(幽玄閣 昭和31年)とか、
    斎藤智之『蘭学夜話』(学而書房 昭和26年)とか、
    それらしくまことしやかなヨタ話を書くのにも役立つ。
    いかにもありそうな出版社と書名のルーツは古本屋通いの成果。
    まったくカネにはならないが。

    名前でわかるように、『智久日録』の著者と『蘭学夜話』の著者は兄弟、
    という設定になっていたりする。
    それなりに気を配ってもいるんだぜ。

  • Comment : 8
    umasica :桜里
     2009/04/30 12:33
    「神」の旧字体
    「示」に「申」の組み合わせが → 

    「ひゃっけん」の「けん」
    「門」の中に「月」なんだけど → 


    …という具合に変身してしまう。

  • Comment : 9
    Smith
    Smithさん
     2009/04/30 13:00
    なるほど、ちょっとばかり面白い話だな。他にもあるのかい…?

  • Comment : 10
    Smith
    Smithさん
     2009/04/30 13:02
    いや、意図して時間を合わせたんじゃないって。偶然の産物だよ。

  • Comment : 11
    Smith
    Smithさん
     2009/04/30 13:57
    「ナン、ナン、南京サンの言葉はナンキン言葉、ピーチクパーチク。」

    …と云うのは既に「差別語」の一種なんだろうかネェ。

    「母」が生前、良く口に挟んでいた戦時下での「ザレ歌」だ。

  • Comment : 12
    umasica :桜里
     2009/04/30 15:05
    >「ナン、ナン、南京サンの言葉はナンキン言葉、ピーチクパーチク。」
    >「母」が生前、良く口に挟んでいた戦時下での「ザレ歌」だ。


     李鴻章のハゲ頭
     負けて逃げるはチャンチャン帽
     坊主に剃られて泣いてってぇ
     帝國バンザイ大勝利


    日清戦争後だろうな、これ ↑ は。
    昔、中学の歴史の時間で聞いた話。


    今時になって、中国人に「チャンコロ」だの、
    朝鮮半島人に「チョン」だの言うのは大馬鹿野郎だと思うけど、
     (そういう自分もイエローモンキーのジャップだからな)
    過去のザレ歌をなかったことにしてしまうのには反対だな。


    時と場合と相手、どんなことでもこれが大事だろう。
    言葉自体よりも、相手を蔑む意図の有無が問題と思うけど、
    言葉の受け取り方は人それぞれなので慎重にするに越したことはない。

  • Comment : 13
    みやのたれ
     2009/04/30 17:10
    ところで、彼と英語で会話中に
    突然ドイツ語で「The Miho! 」と言われることがあるのですが
    (普通はthe+固有名詞とはしないけど、するときは
    「〜その人である。」みたいなニュアンス。)
    「Die Miho!」になるから止めてほしい…。

    それ、彼の癖を知らずにそのまま英語で読んだら
    「死ね、みほ!」だっつーの。

    まさか暗喩しているとか!!(汗)

  • Comment : 14
    Smith
    Smithさん
     2009/04/30 18:46
    「みほ」サンは言葉のロジックに大変厳しい。

    その「彼女」を責める男は、かなり勇気を必要とする。

    何処の誰が「死ね、みほ!」なんて云えるの。

    ヘタすると、殺されちゃうよ。マジに怖いよ。

  • Comment : 15
    みやのたれ
     2009/04/30 19:12
    >何処の誰が「死ね、みほ!」なんて云えるの。

    わたしの彼氏が・・・。(笑)
    いえ、ドイツ語読みすると「みほ」という意味の語なのですが、
    英語読みすると「死ね」という意味になる、という話・・・。

  • Comment : 16
    Smith
    Smithさん
     2009/04/30 19:42
    「坂本隆一(龍一?)は、自ら「イエロー・マジック・オーケストラ」

    略して「YMO」を標榜していたが、その後の関連情報を知らない。

    御存知の方は教えて欲しい。「イエロー」である事に問題ない様だ。

    「故・田宮二郎」も洋画「イエロー・ドッグ」に出演していたが…。

    「ブラック」とか「イエロー」とかが、差別語になるのだろうかネ。

  • Comment : 17
    Smith
    Smithさん
     2009/04/30 20:00
    「みほ」サンの主張を読んでいると「ノロケ話」になってしまうなぁ。

    だが、ちょっとヒヤリとも感じさせられる「死ね」と云う意味の話だ。

    でも「ダァイ!」と云う語が、ドイツでは「みほ」サンになる不思議。

  • Comment : 18
    Smith
    Smithさん
     2009/04/30 20:05
    これも又、意図せぬ偶然の一致。「ホール・イン・ワン」を量産する。

  • Comment : 19
    Mr.Dark
    Mr.Darkさん
     2009/04/30 20:16
    なるほど。差別的表現か否かは微妙なものがありますね。
    けれども、ただ単に「イエロー」、「ブラック」という単語が映画や小説等のタイトルに表記されたからといって差別にあたるわけではないでしょう。
    例えば、ジョン・ウェイン主演の「イエローリボン」に東洋人を侮蔑する要素は微塵もない。

  • Comment : 20
    Smith
    Smithさん
     2009/04/30 20:29
    「広島」の「リトル・ボーイ」「長崎」の「ファットマン」どちらも

    侮蔑と皮肉と悪意に満ちた「ジェノサイド」の話になるが耐え難いか。

    少なくとも「現場」に居合わせた人々にとっては、許せぬ冗談だろう。

  • Comment : 21
    Smith
    Smithさん
     2009/04/30 21:02
    要するに「チビ」と「デブ」と云う米国流ジョークを、ジョークに

    させ難い空気があるんだろう。井伏鱒二の小説「黒い雨」がそれだ。

    そんな事を許した「神」への「怨嗟の声」が、延々と語り継がれる。

    そうそう、ここら辺りから「スタ・コラ」の雰囲気が臭わないか…。

  • Comment : 22
    Smith
    Smithさん
     2009/04/30 21:32
    「ウマシカ」も黙ってないで、共に「神」に抗議して見たらどうだ。

    そんな「勇気」は何処にも持ち合わせていないんだろう。

    「権力を批判する者は、権力から批判され返されます。」と云うし。

    やはり「私」みたいに「廃人」にされてしまうのが、怖いだろう。

  • Comment : 23
    umasica :桜里
     2009/04/30 21:41
    >「ウマシカ」も黙ってないで、共に「神」に抗議して見たらどうだ。
    >そんな「勇気」は何処にも持ち合わせていないんだろう。


    原爆は人間が人間の知恵と意思で作った邪悪なものだ。
    人間の自己責任。

    人間が問題なんであって、そこに神は関係ないね、ってのが私の立場。

    何度も言っているが、神が存在するとすればそれは超越的なものであって、
    人間ごときには関与しない、と私は考えているの。

    だから勇気もクソもない。原爆使用に神は関係ないんだから。

  • Comment : 24
    Smith
    Smithさん
     2009/04/30 21:55
    「スミス」さ〜ん。「貴方」も黙ってないでナントカ云いなさいヨ。

    「経営学」は「マキャベリズム」の世界だ。時には「ジェノサイド」

    を実行に移す事も在るんじゃありませんか。「スミス」御得意の技。

    「顔」の反面は怒り狂い、他の反面は大笑しているが「皆さん」が

    黙った所で、丁度又時間となりました。ウルサクてゴメンなさいよ。

  • Comment : 25
    umasica :桜里
     2009/04/30 21:56
    >「皆さん」が黙った所で、丁度又時間となりました。


    「Comment 23」は読み飛ばされたな。

  • Comment : 26
    Mr.Dark
    Mr.Darkさん
     2009/04/30 21:59
    (狸寝入りか)

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