今日も、出かけてしまったわけだ。
もちろん、卒業制作展に。
今日は、2号館の5階からスタート。日本画、油絵、彫刻作品という、いわゆるファイン系の世界を堪能してしまう。
日本画も色々だけど、田中敏樹作品は、技法的にはオーソドックスだが画題で勝負してしまう。
細部に目を向けると、
技術の支えと発想の組み合わせの力業である。写真を見た娘が、「若冲!」と喜んでいた。ちなみにタイトルは「覇王龍対三角龍図」。
油絵の高橋哲也作品は、掛け軸に「描かれて」いる。
伝統的な日本画画題で描かれているように見える作品の細部を見ると、
モザイク入りだった。
…なんて出会いからスタートして、様々な傾向の作品に出会うことになる。
猫好きには、
鈴木英理佳の「眠り」と題された彫刻がいいかな?
…と、どちらかといえばオーソドックスな作品が並んでしまったが、実際はインスタレーションあり、映像ありで、部屋を変わる度に、こちらの感度をチューニングし直さなければならない。
作品には、それぞれの在学中の日々が詰まっているのだ。
観る側も体力勝負になる。3階まで降りたところで、空腹のシグナルが鳴り、12号館下の学食で栄養補給。
そのまま12号館上の映像作品を楽しみ、8号館にまわって、工芸工業デザイン学科の作品群を堪能。陶芸や金工といった工芸系作品もあれば、工業デザインには車のデザインから、野外イベント用トイレのデザインまで、実に様々なものがデザインの対象となっていることを思い知らせてくれる展示である。
8号館の2階を見終わっただけで、5時を過ぎ、展示の終了時間となってしまった。
まだまだ、観るべき作品は残されている、のである。



