
きっかけはユニフォームの色だった。
赤と黒の縦縞がカッコよくて、しかも名前もカッコいい。
で、なんとなく好きだったチームがミランだった。
しかし、それを決定的にしてくれたのはオランダトリオだ。
WOWOWでセリエAが放送されたのは90年ごろだったと思う。
その少し前に加入したオランダトリオは爆発的にミランの
ファンを増やしたのではないだろうか。
俺もこの時期に完全にミラニスタとして定着した。
美しくて強いFW、マルコ・ファン・バステンにダイナミックな
プレーメーカー、ルート・グーリット、遅れて加わった
フランク・ライカールトはフィールドプレーヤーとして最高だった。
しかし、俺がシビれたのはフランコ・バレージ。
世界最高のリベロの名を欲しいままにし、強烈な
キャプテンシーを発揮し、攻撃的な守備を体現して見せた。
シャツを出すスタイルもカッコよくて、好きだった。
この頃若手として急成長したのが今のシンボルである
パオロ・マルディーニだ。この時は世界最高の左サイドバックだった。
ロベルト・カルロスが少し前ではこの道の第一人者だったが、
俺の印象ではパオロにはまだ及ばないレベルに感じた。
それほどすごかった。
俺の場合、自分が右寄りでプレーすることが多かったせいか、
右サイドの選手にも注目した。ロベルト・ドナドーニだ。
スペシャリスト然とした知性あふれるプレーはとても模範になった。
書くとキリが無いが、この時以来、俺はずっとミランのファンなのだ。
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