7月14日から8月1日までサマージャンボ宝くじが売り出されている。買ってしまえば庶民は星に願いを、そして真夏の夜の夢が涼しく迎えられるのだ。
若けえ頃、一度ばかりこのテのジャンボ宝くじを買ったことがある。十枚買って下三桁が一枚当たった。額は当時で1,000円だった。高額当選だったら、息を落ち着かせ一月後あたりに取り扱い銀行へ出頭したであろうが、引きだしに入れたまま廃券まで気づかなかった。『これで人生を狂わさなくてよかった』、ヘンな慰め方をしたものである。
画像は浅草にある宝くじ協会の伝法院通り店、店構えが一風変わっているが、レッキとした公認の宝くじ売り場なのである。店の上に3つの木札が掛かっている。それぞれに墨で
【御慶 鶴の千五百四十八番】
【富久 松の百十番】
【宿屋の富 鶴の千三百五十八番】
と書かれている。
御慶、富久、宿屋の富ともに富籤を題材にした落語の演目。数字等は、その小噺に出てくる一番富(一等)の当たり籤番号なのだそうだ。
ネットで、『落語「御慶」の舞台を歩く』で検索し、ストーリーを確認する。同じ要領で「富久」、「宿屋の富」を引くがよろしい。それぞれに屋根屋の八つぁん、幇間(ほうかん)の久造、宿に泊まった大ぼら吹きの客が主人公、庶民感情が素直に演出してあるので、腰が抜けるほどに面白い。
当時の一番富は千両、一分は1/4両、一分は職人の一週間の稼ぎである。ということは一両は職人の一ト月の稼ぎ。宝籤一枚が一分、一分の金が千両になる、当時の職人が80年かけても稼げない金である。
なお、【宿屋の富】は上方発祥の小噺である。落語の一番富籤は札に書かれたものとは違い【子の千三百六十五番】であった。こんな番号違い、どうでもいいっか。
駅頭には、こんな移動式の宝くじ売り場も、
伝法院通りの宝籤やさんの前が天ぷらやさんの【大黒屋】、まことに縁起がよろしい。
くじを買う前、景気づけに【海老天丼(特大エビ4尾)1,890円】は如何でしょうか。
話の道中、佐賀県唐津市・虹の松原の沖合いに浮かぶ【高島】に行くがよかろう。この小さな島にあるのが宝くじファン知るところの、佐賀のかばいばあちゃんご推薦の宝当神社(ほうとうじんじゃ)である。1990年代、ある島民が宝くじを購入した際、この神社に当選祈願したところ高額当選した。以来、この神社に祈願すれば宝くじが当たるという評判が立ち、【島おこし】に一役買っているそうだ。
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でも私は外れまくって、お全うな人生を送ろうと
改心しました。組まで当たらないとダメだもんね。
最低賞をわざわざ換金しに行くのも面倒だし意気が上がらないし、
サマージャンボは買っていません。
サラリーマンの方を堅実にやっています。