夏合宿1日目
今週末はACQUA TAMAの夏合宿が長野県の佐久市で行われました。参加メンバーは、この合宿の仕掛け人のmassyさん、2児のパパの青田さん、ACQUA TAMAきっての変態こと小森さん、小森さんのパートナーでよく練習に参加してくれる西尾さんの5人です。他にも西尾さんの元同僚の女性2人と青田ファミリーも加わって、盆の3日間を楽しんできました。
今回は自転車の練習は午前中にとどめて、午後はみんな揃って遊びにいくという、半分は休暇のような合宿です。僕も最近は疲れで体に変調をきたしていたので、適度な運動と美味しい料理で心身ともにリフレッシュするつもりでした。しかし、蓋を開けてみると練習のキツさは普段の練習以上で内容的にもかなり濃いものでした。以下、自転車の練習を中心に合宿の内容をつづってみようと思います。
14日の早朝、中央道須玉インター付近で合流したメンバーは八ヶ岳山麓の天女山(標高1529m)の山腹に車を止め、ここから自転車組は八ヶ岳の周りをぐるりと回る110kmを練習し、青田ファミリーは清泉寮で遊ぶことになりました。
八ヶ岳山麓は東京とは別世界でした。青々とした山に囲まれ、空気もひんやりとして気持ちよく、まるでストレスなく軽快に走り出すことができました。最初はアップダウンのある山道を少しづつ標高を下げながら小淵沢方面に下ります。メンバーは軽くペダルを回しながら鈴鹿ロード、ツール・ド・沖縄の話、小森さんネタでおしゃべりをしながら流しました。
八ヶ岳を時計回りにぐるりと回り、最初の難関、麦草峠(標高2127m)を目指しました。少しずつペースが上がってくると、小森さん、西尾さんは少し辛くなってきたようです。途中、小森さんがチェーンを外して脱落しても誰も待とうとしません。早速放置プレーが始まったようです。
麦草峠の登りは20km以上あり、結構長いのでプログレッシオーネで登ることにしました。ここでコーチのmassyさんのダンシング講座、ペダリング講座が始まり、青田さんと僕はそれぞれの改善点を意識しながら登りました。青田さんは何かをつかんだようでこの日を境に調子を上げてきました。僕はなかなかコツがつかめずに苦戦気味。
麦草峠の登りは嫌になるくらい長い道のりでした。このところ調子を上げてきているmassyさんのペースアップで僕らはアップアップになりました。最後は僕と青田さんでスプリント合戦をやって峠を通過。この峠はどこが峠かがわかりにくく、結局2回ももがくことになってしまいました。峠は寒いくらいでアームウォーマーとウィンドストッパーがあって助かりました。
全員が峠で合流してから標高差1000mのダウンヒルを楽しみました。直線的に下っているところでは70km/h以上でかっとびました。massyさんの下りのスピードに誰もついていけず。
峠を下りきったところで小森さん、西尾さんは直接宿に向かい、残りの3人は車を止めている天女山に向かいました。すでに最難関の峠をクリアしていたので気分的には楽になっていたのですが、実はここからが地獄の始まりでした。JR小海線に沿って平坦路を南下。先頭交代をしながら40km/hくらいで巡航していたのですが、海ノ口からの登り坂が結構長く、だんだん余裕がなくなってきました。この登りはなかなかのクセモノでした。坂を登り終えたかなと思ったら、まだまだ登りが続きます。勾配は大したことないのですが、ダラダラと直線的に登らされ、しかも向かい風。ちょうど日本CSCのホームストレートが向かい風になったときを想像してもらうとちょうどいいかもしれません。
まず青田さんが瀕死の状態になり、僕とmassyさんの二人で先頭交代。しばらく必死にハンドルにしがみつきながら歯を食いしばって走りました。どこまで続くんだこの坂は。苦しみの終わりが見えず、精神的にも追い込まれてきました。そのとき、massyさんが弾丸のようなスピードでアタックしていきました。一瞬冗談のつもりかと思いましたが、冗談ではないようです。全開でもがき倒しているのが見えます。さすがにこのアタックは追う気が起こらず見送ってしまいました。massyさんによれば、このアタックはハッタリだったらしく、この後足が攣って動けなくなったとか。
その後、massyさんとはぐれ、迷子になってしまった僕と青田さんは、曲がるべき交差点を突っ切って下ってしまいました。完全に売り切れた足を引きずりながら天女山の登り口を探し出し、車を止めた場所まで急勾配のヒルクライム、これがキツかった。しかし、車を止めておいたはずの場所に車がありません。結局天女山の山頂まで登ることに。山頂でmassyさんに連絡したところ、青田ファミリーと一緒に下の温泉まで下ってきているとか。僕がヒルクライムに夢中になっていてmassyさんからの着信に気づかなかったおかげで、やらなくてよかったはずの天女山ヒルクライムツアーを楽しむことができました。合宿初日からこんなに疲れてしまって大丈夫なんだろうか。
その後、massyさんは一足先に宿に向かい、僕と青田ファミリーは清里で遅い昼食となりました。ハードな練習が終わり僕はぐったりしていましたが、青田さんは家族サービスに大忙し。春先の怪我で一時自転車を続けるか悩んだそうですが、競技へ復活に際し、家族を大切にすることを誓った青田さん。自分で決めたことをしっかり守っているのはさすがだなと感じました。僕なんかは練習の疲れも加わって、回転するメリーゴーランドに目を回してしまいました、トホホホ。
今回の宿は食事が大変美味かった。その日一日の出来事、明日の予定などを話しながら、ゆったりとくつろぐことができました。美味しいものを時間を気にせずにゆっくりと味わいながら食べられるのはとても贅沢なことだと思いました。昼間はいろいろと忙しかったけど、夜は小森さんネタで笑って楽しみました。朝が早かったことと練習の疲れからか、消灯後は一瞬で眠ってしまいました。合宿一日目の夜がゆっくりとふけていきました。
読み込み中...

