【ネタバレ】ハリー・ポッター原著第7巻第12章、メモ
J.K.ROWLING
HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS
--- CHAPTER TWELVE ---
Magic is Might
(p.184 - p.202) (2007.11.4 - 2007.12.1)
第12章、表題は「魔法は力」です。頭韻を踏んでいるので、訳も何とかがんばって韻を踏んでみると、「魔力は権力」くらいでしょうか。
●p.184
8月が過ぎ去ります。
Grimmauld Place の、11番地から13番地へと番地が飛んじゃっているというミステリーゾーンを見に観光客がチラホラ来ますが、それに混じって、こんなに暑いのに長い外套を着てるような奇妙な服装の人たちがいます。
9月1日は半ダースもの外套を着た人たちが見張っていました。
●p.185
歪んだ顔の男とずんぐりした顔色の悪い男が、何か見つけて見つめましたが、すぐまたがっかりしたように緊張を緩めました。
その時 Harry は、(玄関)ホールに入るところでした。ドアのすぐ外の一番上の段に Apparete(姿現わし)したときに、バランスを崩しそうになって、Death Eater 達に肘をチラッと見られたかもしれない、と思いました。Invisible Cloak(透明マント)を脱いで、盗んだ Daily Prophet(日刊予言者新聞)を手に地下室へ向かいました。
Moody の仕掛けた Snape 用の罠も相変わらず作動しています。
台所は、磨き上げられてピカピカになっています。劇的に変わったのは、真っ白なタオルを着て耳の毛も真綿のようにフワフワした屋敷しもべ妖精でした。Regulus の locket が胸で踊っています。
Harry を丁寧に出迎えて世話をする Kreacher。
Ron と Hermione は、手書きのメモと地図の山を熱心に覗いています。
●p.186
悪いニュースです。Severus Snape が Hogwarts の校長に任命されたというニュースです。Hermione が新聞をひったくって読み上げ始めます。
辞任した(本当は第1章で殺された)「マグル学」の教師の後任には、Alecto Carrow が、またその兄弟の Amycus は「闇の魔術に対する防衛術」の教授になった。
読むや否や、Hermione は、すぐ戻ってくるからと言って、部屋を出て行きました。
Ron も記事を読んで感想を述べます。
Carrow についての Ron の質問に Harry が答えます。死喰い人で、新聞に写真が載ってるよ。Snape が Dumbledore を殺したときにあの塔のてっぺんに居た奴ら。他の先生方は同意する以外に選択肢はなかっただろう、残って、生徒達を守るべきだと考えたに違いない。
Kreacher がスープを持って入室。
●p.187
ともあれ、Snape がどこに居るかは分かったわけだ。
Regulus の Locket を与えてからは、Kreacher の料理の質は劇的に良くなっています。今日のスープもいまだかつて飲んだことがないくらい美味しいスープです。
外ではいまだに沢山の死喰い人が見張っているしいつもより多い。僕たちが並んで学校の荷物を持ってHogwarts特急へ向かうのを望んでいるかのよう。と外の様子を Ron に語る Harry。
今日はずっとそのことを考えていたんだ、6時間前に過ぎちゃった(あるいは、6時間前にホグワーツ特急が出発しちゃった)。何だか変な感じ。と Ron。
Harry もちょっとホグワーツ特急の様子を想像します。Giny、Neville、Lunaが一緒に座っているんだろうな。自分たちのことや、Snape のことを話し合っているだろう。
Hermione が戻ってきました。大きな額に入った絵を持ってきています。ビーズのバッグを開いて、その絵を無理矢理押し込もうとしています。小さなバッグに入るはずのない大きさなのに、数秒後にはその絵はバッグの中に消え去りました。
「Phineas Nigellus」とHermione。
●p.188
今では Snape が座っているはずの校長室に掛けてある Phineas Nigellus の肖像画に対して、Snape がこの家を覗かせても、見えるのは Hermione のハンドバッグの内側だけ、ということ。
Ron が感嘆します。
今日の偵察の状況を Harry が Hermione に答えます。
何も変わらない。「彼女」の姿はない。Ron の父親は元気そう。
Umbridge を見かけないのは、Floo Network(煙突飛行ネットワーク)を使っているからだろう、とRon。
navy robe を着ている人たちは何?の質問に、Ron が、Magical Maintenanse の連中だ、と答えます。Ron が父親などから聞いた魔法省に関する情報がとても役立っている様子ですが、Ron にとっては当り前すぎてかえって大切な情報を言い漏らしてしまうようです。
●p.189
明日、魔法省に潜入しようと思う、と Harry。
もう1か月偵察しても意味がなさそうだし、これ以上時間を浪費できない、と。
魔法省の内外で姿現わしができなくされている。高級官僚だけが煙突飛行ネットワークで自宅から来ることが許されている。それらは、Ron が 2人の Unspeakable (無言者=役職の一つ)がそれについてこぼしていたのを聞いたので分かった。あごひげ男の会話から、Umbridge の執務室がおおよそどこにあるかも分かった。(1階)
●p.190
中に入るには何か変なコインかトークンを使うことも分かった、それを借りている人がいたから。
でもそれを入手していないし、計画にはまだ危険なことになる可能性がいっぱいあるし、幸運に頼っているようなところもたくさんある。でもそれは、3か月経ってもほとんど同じだろう。
Ron と Hermione が怖がっているのも分かったが、今こそ実行すべき時が来たのだという確信が Harry にはあった。
この4週間、交替で透明マントを着て魔法省の入口を見張り、魔法省の役人の後をつけ、盗み聞きをし、毎日同じ時刻に一人で現われることを確認していた。
誰が行くべきかという(というか相手が行くべきでないとかばい合う)これまで何度も繰り返されたらしい議論がもう一度蒸し返される。
●p.191
3人とも行くとして、別々に姿くらまししないといけない、もう全員は透明マントに入りきれないから。と Ron。(この「もう」と言うところに1巻からの長い歳月を感じますね(^_^) )
Harry の傷跡が痛み出しました。
急いで階段を上がり、bathroom に入ります。
うめいて倒れ、目を閉じます。
薄明の通りを滑るように進み、お菓子の家のような街並みを通り、自分の指の長い手がドアをノックし、興奮の高まりを感じます。
女性がドアを開け、「Gregorovitch?」と(Voldemort の)高い冷たい声がいいます。
首を振りドアを閉めようとする女性、何かドイツ語らしい言葉で女性は叫びます。さらに、彼はここに居ない、どこに居るか知らない、と片言の英語で叫びます。部屋の中に逃げ込む女性。小さな子供が二人寄ってきます。子供たちを庇うように手を拡げる女性、そこへ緑色の閃光が―
●p.192
大声で呼ぶ声で Harry は気がつきます。
Hermione がドアを連打しています。
自分が叫んでいた、と分かっています。
Voldemort が女性を殺すところを見た、今頃は一家全員殺しているだろう、殺す必要なんて無いのに。と Harry。
こういうことが起こらないようにしないといけないのに、Dumbledore は閉心術を使うように望んだでしょう、と Hermione。
●p.193
この現象を止めることができないし、彼がなぜ Gregorovitch を追跡しているかを知るために、利用したい、と Harry。
Gregorovitch について、尋ねる Hermione に説明する Harry。Vodemort が自分を追跡した時自分の杖がした何かを知るために Voldemort は Gregorovitch を追跡しているんだろうという Harry に、それは杖がしたことではなくて Harry 自身がしたことなのに、と Hermione。(このやりとりも何度か過去に繰り返されている。)
その日は夜遅くまで、明日の計画を暗唱できるくらいまで繰り返し検討した。
●p.194
Harry はその頃には Sirius の部屋で寝るようにしていた。
朝はすぐに来て、Ron が Harry を起しに部屋へやって来て、下へ降りた時には Hermione は Kreacher の給仕で朝食を取っていた。
少し興奮気味で忘れ物がないかなどの点検に余念のない Hermione 。まるで試験の時の復習みたいだと Harry は思います。
注意深く外へ出て、死喰い人が見張っている中、まず Hermione が Ron と一緒に姿くらましして、すぐまた Hermione だけ戻って来て今度は Harry と姿くらまし。計画の第1段階が実行される予定の細い小径に移動しています。普通8時より前には誰も来ないので、通りには誰も居ません。
あと5分で「彼女」が来るので・・・
●p.195
分かってるよ。彼女が来る前にドアを開けておくのでは? と Ron。
忘れるところだった、と Hermione。
大きな音を立てて劇場の防火扉が開きました。
そして、透明マントを着て待つ。
小さな音がして、小柄の魔法省の魔女が姿現わししてきました。
Hermione の無言呪文の麻痺呪文で倒れます。
Harry と Ron が二人でその魔女を劇場の楽屋への通路へと運びました。
Hermione がポリジュース薬でその魔女に化けます。
「彼女(の名)は、Mafalda Hopkirk」、assistant in th Improper Use of Magic Office(魔法不正使用取締局補佐)
M.O.M. と書いてある小さな金色のコインを魔女の財布から取り出しました。
もうすぐ、Magical Maintenanse の男が来るぞ。
●p.196
本物の Mafalda の居るところのドアを閉めて、Harry と Ron はまた透明マント着用。
Harmione は姿を表わしたまま待ちます。
音がして、毛長イタチのような魔法使いが現われました。
気分がすぐれないというその男に強引に飴を勧める Hermione。
たちまちゲーゲー吐き始める男。素早く髪の毛を引き抜く Hermione。
今日は休んだらという進めに、そういうわけにはいかないんだ、と男。
その男は倒れて、四つん這いになりながらも這ってでも出勤しようとします。
しかし、とうとう聖マンゴ病院へ行くことに同意。姿くらましの直前 Ron がカバンをひったくります。
●p.197
Ron もポリジュース薬でその男に化けました。男のカバンの中に入っていた navy blue のローブを着用。どうして今日はこれを着ずに来たのだろう?
Ron の化けた魔法使いの名前は、Reg Cattermole。
二人はハリーのポリジュース薬に必要な髪の毛を入手しに出かけ、巻いた黒い髪の毛を持って帰ってきます。誰だか知らないけど、彼はすごい鼻血で家に帰った。背が高いので大きなローブが必要。Hermione はカバンから古いローブを取り出しました。
Harry が化けます。6フィートの筋骨隆々のヒゲを生やした大男になりました。「怖っ」と Ron。
いよいよ魔法省へ行きます。
●p.198
奇妙な服装をした男女が普通の地下公衆便所に並んでいます。
Ron に、Reg と呼掛けた Ron と同じ服装をした男が冗談を言いながら、コインをドアのスロットへ入れました。
周りの様子を見て、どうすればいいか分かりました。トイレによじ登ると、水の中に入っているはずなのにまったく濡れません。そのまま水を流す操作をすると、滑り降りて、魔法省に到着しました。
魔法省のホールも様子が変わっていて、巨大な黒い石の魔法使いと魔女の彫像が、飾りたてられた玉座に座り魔法省の魔法使い達を見下ろしています。彫像の足元にはこう彫られています。
MAGIC IS MIGHT (この章のタイトルですね)
●p.199
後ろからぶつかられ、「道を空けろ」と怒鳴られましたが、怒鳴った男は「ああ、すみません、Runcorn」と急に弱気に。Harry が化けた男の名前が分かりました。Runcorn は皆に恐れられているようです。
Harry が彫像の玉座と思ったのは、人間達の裸像で、醜く彫られており、美しい魔法使い達の重さを支えています。「Muggles,In their rightful plase.」(マグルどもをそのふさわしい立場へ)と書いてあるようです。
魔法使い・魔女の列は金色の門へ続いており、そこを抜けるとより小さいホールで、12の金色のエレベーターの前に列ができていました。
「Cattermole」と誰かが呼掛けてきました。
Dumbledore の死を目撃していた死喰い人が一人近づいてきます。
恐怖がさざ波のように広がり人々は黙り、目を伏せています。男は野蛮な顔に似合わない豪華なローブを着ています。誰かがへつらうように「お早う、Yaxley」と声をかけましたが Yaxley は無視して、Cattermole に話し掛けます。
●p.200
「俺の部屋の「雨」を止めるように Magical Maintenanse の者に昨日言ったのに、まだ降っている。
俺は今からお前の妻を下で尋問するんだぞ。分かってるのか。お前が下で待っている間妻の手を握っていないなんてことが信じられないがな。もうあきらめたのか? 賢い選択だ。次はちゃんと純血と結婚することだ。
俺の結婚した女が誰であれ、そんな汚れた血と間違われることはない。魔法法執行部長はこの仕事を続けることを必要としており、それがこの俺の最優先の仕事だよ、分かってるな?」
「あ、ああ」と Cattermole(Ron)。
「1時間の内に俺の事務室が乾いてなかったら、お前の妻の血統の状況はますますひどいことになるだろうよ」
エレベーターの扉が開き、Yaxley は別のエレベーターに乗り、ハリー達は自分たちのエレベーターに乗り、後には誰も乗り込まなかった。
「ど、どうしよう、うまく処理できなかったら、妻が・・・つまり僕の言うのは Cattermole の妻のことだけど・・・」
●p.201
僕たち一緒に行くよ、とHarry。しかし Ron は断ります。「時間がない、二人は、Umbridge を探して。僕は Yaxley の事務室を修繕するよ。でもどうやって・・・」
Hermione が一生懸命アドバイスします。
4階で扉が開き、2人の魔法使いと薄紫色の紙飛行機が入ってきました。
ほおひげがモジャモジャした魔法使いが Harry に「お早う Albert」と挨拶します。
男は、チラッと他の二人を見て、それから Harry に寄りかかってきて小声で言います「Dirk Cresswell、Goblin Liaison (小鬼連絡室)の? いい仕事だ。おかげで俺がヤツの仕事を取るところだ」
2階で、エレベーターが止まり、Hermione が Ron を押して、Ron と残りの魔法使いが降り、Harry と Hermione が残されました。
1階でエレベーターのドアが開きました。
Hermione が息を飲みました。
●p.202
4人の人が立っていました。
二人は話しに熱中しています。
黒と金色の立派なローブを着た髪の長い魔法使いと、ショートヘアーに蝶型のリボンを付けクリップボードを胸にしっかり抱いた背の低いガマガエルに似た魔女でした。
第12章終わりました。
いよいよ、魔法省に潜入。アンブリッジが持っていったホークラックス、あのスリザリンのロケットを取り戻すことができるのでしょうか。ハリーは指名手配の身ですし、捕まったらアウトですね。ポリジュース薬は1時間しか効かないし、それまでに無事脱出できるのか。ハラハラドキドキo(^o^)o




みんなでハピハピ〜〜〜





映画は同時に吹き替え版まで出るのに、本の翻訳にはなぜ1年もかかるのだ〜〜(しかも原著と翻訳の両方読んだ人たちの間では翻訳の品質についてはかなりの酷評が・・・)
(推理小説ほどではないかもしれませんが)
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ハリポタ好きにはたまらないでしょうね^^
私も映画はかかさず見てますよ(*´∀`*)