散歩道(4)二枚舌
こんにちわ 田中です。
先週は北海道の屋根,大雪山旭岳の温泉宿に一泊してきました。
灰色の空のなかに時として灰色より薄い乳白色の空が現れ雲の濃淡が描かれます。
その濃淡の先に届いて来そうで届いてこない、もどかしくもやわらかな光があります。
風も音も灯りも無く凍る闇に降る雪を見ていると否応無しに自分と向き合うことに
なります。物書きの方が世間と隔絶した空間を求める心境が少し理解できるような
そんな気がしました。
灰色の冬景色のなかで写真のレッサーパンダに突き抜けた明るさを感じました。
景気は既に恐慌入りしているように思います。
「停滞局面」とか「弱ふくみ」とか他人事のように言ってのける官僚を見ていると
怒りを覚えます。
先日キャノン会長の御手洗さんが「大きなものを守るためには仕方がない」と首切り
を宣言しましたね。御手洗さんは数年前リストラによって利益を急回復させる企業が増えた時に
「首切りで利益を出すのは経営者として最低だ」と声高に言っていました。
ボクは非正規雇用制度がある以上、企業の業績により止む無く発生するリストラは後ろ向きで
容認できます。
しかし、この二枚舌はいけない。
自分を高みに置き詳細の理解に相違があると言ってもそれは通用しない。
理解に相違があると感じていたのなら何故そのことを声高に言わなかったのか?
自分の言葉に責任を持たない経営者はいただけない。実にアメリカ的です。
キャノンの社員さんはどう感じているのだろう??
御手洗さんは今、社員にとって「ヤル気を起こさせる」「ヤル気を奪う」どちらの
経営者に映っているのだろう・・・
潔さって凄く大切だと思います。
<山田 繭子> -やまだまゆこ-
〜ハミューレ株式会社(作業用品専門店プロノ)企画広報部。日常生活での利用法も提案する、ちょっと変わった作業用品情報誌「てまひま」の編集スタッフ〜
<田中 雅弘> -たなかまさひろ-
〜ハミューレ株式会社(作業用品専門店プロノ)専務取締役。時々登場して、作業用品・接客・サービス・お客様やスタッフのこと・・・様々な思いを綴ります〜
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