ちゅうさんのマイページ

この国のかたち11

2010/03/22 11:36

かなり、お久しぶりになりました。

 

 「この国のかたち」と題して、日本という国のルーツを探るということを目的とし、アイデンティティを失った現代日本人にとって、依って立つべき文化的、精神的基盤とは何か?ということに対してヒントなり、参考になれば、と思い縷々述べて参りました。


 真なる知識、真なる学問は、魂が目覚めていなければ、決して身につくものではありません。確かに現在は情報があふれる時代になりました。しかし、その中で、本当に人間の魂や精神性の向上にとって、必要な情報のウエイトは、限りなく小さくなっています。8〜9割はどうでもいい雑多な価値の薄い情報ばかりです。


 そして、現代人は哀れなことに、どうでもいい情報に人生の貴重な時間の大半を費やしているような状態です。しかもその危機感や自覚もなく、時間を浪費している状況です。


 現代社会において、平等性を追究するにあたって、貧富の差や地位や名誉に関係なく与えられているものは、何かと言えば「時間」です。「時間」が人々の真なる平等性を保証しているのです。


 どの人々にも平等に「時間」は与えられているのです。だれもが1日24時間を与えられているのです。お金持ちだから1日30時間あるかと言えば、そんなことはありません。地位が高いから1日50時間あるかと言えば、そうではありません。


 どの人も、1日24時間の中を生き、その中で、あるものは偉大な成果を上げ、あるものは犯罪者になったりするわけです。


 この「時間」の使い方の差が、それぞれの人の境遇の差になって現れて来るのです。


 「時は金なり」、英語ではTime is money. と言いますが、タイムマネジメントあるはタイムインベストメントといいますが、時間をどのように管理し、何に対して、集中して、インベストメントつまり投資をしたか、によって、その人にとってのリターンが決まるのです。リターンがつまり、その人の境遇の差になって現れてくるわけです。



 そして、そのインベストメントは魂の向上や精神性の価値を高める方向に、そして、世の中を善導していく方向になされることが、個人においても社会においても最善の方向です。


 現代社会は、相互依存性の高い社会であると言いました。それは今後益々高まっていく方向になると思います。


 利便性が高まるということは、個人においては、できることが少なくなる方向にシフトして行きます。個人としては脆弱になる一方です。つまり相依性が高まり、一人では何もできない人の群れが出来上がるということですね。


 今や家事や育児ができないというのが当たり前になりつつあります。であるからこそ、個人として、社会に対してどのような役割を還元していくか、が問われるわけです。


 そこで、専門性の問題が出てくるのです。自分の強みは何であるのか?冷静に判断し、それをベースに時間の投資をし、個人を離れた社会的貢献性の部分を一人ひとりが自己責任において追究していかなければならないのです。


 現代社会は相互依存性が高度に高まっているからこそ、自分さえよければいいというようなエゴイスティクで近視眼的な価値観を持って生きて行くと言うこと自体が、社会的疎外の要因になるのです。


 そういう人が増えること自体で、現代社会が成り立たなくなるのです。


 やはり、大きな視点が必要なんです。社会や国家、世界、全宇宙、理想、志、宗教的精神、政治、このようなものを大事にしなければいけないのです。


 なぜなら人間一人では生きて行けないからです。多くの人が居て、個人がようやく成り立つ社会だからです。


 今の日本には、上記に挙げた項目のいずれに対しても正面から論じることを冷笑する風潮がありますが、全く愚かな価値観です。


 人間として最も大切なものを隅や日陰に追いやってどうして、真なる生き方ができるでしょうか?


 そのことをもう一度日本人全体が考えなければ、日本に未来はないと思います。


 まさに海外メディアが指摘するように「沈みゆく日本」を地で行くようなことが、次々と起こるでしょう。日本人自身が、戦後60年の間違いに気づき反省し、行動を変えない限りは、厳しい現実の連続になると思います。それは因果の理法通りです。だれのせいでもありません。


 私自身は、そのことを避けたいと思っていますが、これは集合想念の世界ですから、多くの人が不幸になることを望んでいるのなら、止められないでしょうね。


 大半の日本人が民主党の投票したということは、日本人全体が不幸や破滅を望んだということですから、避けようがないかもしれませんね。日本人全体が、何が正しいのか、何を間違えたのか、見極められなければ悲しいけれども崩壊は避けられないと思います。


 では。


BY CYU!

 


Binder: ちゅうのバインダー(日記数:111/全体に公開)
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最新コメント

  • Comment : 1
    ちゅう
    ちゅうさん
     2010/03/22 12:42
    今、世の中が優しくなりすぎました。物事には、メソテースといいますか、中庸が大事です。たとえよい価値観であっても、極端に行きすぎた場合、害悪に転化するのです。優しくなり、甘くなりすぎた結果として、自分のことさえ考えられない無責任な危機感のない人間を大量に創り出しました。
     
     そのツケは何らかの形で日本人自身が払わなければならなくなると思います。それがどのようになるのかは、定かにはわかりませんが、最悪の場合は、日本が世界地図から消えると言うことでしょうね。そうならないためには、日本人一人ひとりが、どうあるべきか、考えなければならないということです。大局的視点でね。

  • Comment : 2
    ちゅう
    ちゅうさん
     2010/03/22 21:10
     今、日本人が考えるべきことは、国家は、無条件には存在しないということです。国家の存続に向けて先人は血と汗と涙を流し続けながら、倦まず弛まず努力し続けたのです。歴史上の偉人は皆そうです。己をすて、大いなるもののために殉じていったのです。そういう歴史観を失った国民に未来はありません。ただで平和は手に入らないんですよ。貴い犠牲があって、やっと平和が保てるんですよ。

     そういった根本的真理に対する理解を失った国民国家に対して世界は冷ややかなんですよ。むしろ腹の中では笑っているはずです。精神的な支柱を失った国民は哀れです。日本人は世界から冷笑されているということを自覚しなければなりません。

     自国を存続させようと弛まず努力を続けるというのが、世界のスタンダードなのですよ。そういう努力を放棄した国民国家は国際社会から蔑まれ、馬鹿にされるんですよ。自分の国を自分で守れない国は、国際社会では、お荷物以外の何物でもありません。一言で言えば「甘い」と言うことです。

     国際社会はそんなお人よしではないということです。アメリカに余力がなくなった今、日本が危機に陥ったとき、守ってくれる国はないのです。「いつまでもあると思うな、親と金」ですよ。世俗的な言葉でいえばね〜!少なくても、自分の身は自分で守るという当たり前の考えから出発しなければこの国の再生はありません。

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