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Re: 【一問多答】人は美を判断するのか、それとも感知するのか?

差出人: yakozen_…さん
送信日時 2005/06/01 19:42
ML.NO [ept:11301]
本文:

みなさん、こんにちは。野狐禅です。


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>人は美を判断するのか、それとも感知するのか?
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この問いが言わんとしていることは、そのモノ(例えば絵画)自体に「美」とい
うものが備わっており、私たちはそれを感じ取って「美しい」と思うのか、ある
いは、その対象の色や大きさ、質感などを総合的に勘案した結果「美しい」と結
論を出すのか、ということを問うているのではないでしょうか。

まずはっきりさせておくことは、例えば「色」のことを言った場合、モノ自体に
色はないということです。
なぜ色が見えるのかと言えば、光がモノに当たったとき、ある波長は吸収し、あ
る波長は反射させるからだそうです。つまり、モノ自体に色がついているのでは
なく、反射された波長を視細胞が像として映し出すということになります。もっ
と言えば、人間は「鮮やかな赤」として認識するが、他の動物はモノクロに見て
いるかもしれません。

では、そのようにして細胞が作りだした像をもとに、私たちは美を「判断」する
のでしょうか?
僕は「判断」と呼ぶような理性的なものではなく、簡単に言えば「好き嫌い」だ
と考えています。

美しいから美しいのではなく、美しい要素があるから美しいのでもなく、「好き
だから美しい」のではないかということです。
一般的に見てブサイクな女の子を、美しいと思う男の子がいます。その娘がもと
もと美しいのではなく、好きだから美しいのです。
主観とはそのようなものだと考えています。


では、好き嫌いの正体とは何か?となるのですが、長い間そのことを考えました
が、まだ結論にまで至っていません。
本能的、遺伝子的に生きるための有利、不利を考えてのことなのか、経験による
ものなのか、よく見慣れているものは安心できて、見慣れないものには不安を感
じるからなのか(自然界の配色)、それはわかりません。
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野狐禅(やこぜん)Takashi Nakao
悟ってもいないのに悟ったようなことを言う者の意。
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