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米紙世論調査: 「泥沼になまった」6割越える

差出人: act63…さん
送信日時 2004/06/12 19:22
ML.NO [URUK_NEWS:0532]
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※ 転送歓迎
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イラク情勢ニュース  2004年6月12日 土曜日  

[飛耳長目録]
 ☆車列爆破の現場: イラク人は展開する米軍を軽蔑
        ワシントン・ポスト 6月12日 英字報道から訳
 ☆イラク戦で世論調査: 「泥沼にはまった」 6割越える
     ロサンゼルス・タイムズ 6月11日 英字報道から抜粋

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☆★Iraqis Put Contempt For Troops On Display
   イラク人は路上に展開する米軍を軽蔑
ワシントン・ポスト 6月12日 土曜 By Edward Cody
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http://www.washingtonpost.com/ac2/wp-dyn/A35558-2004Jun11?language=printer

 バグダッド、11日発/米軍の攻撃ヘリAH64アパッチ2機が一般
居住地域の大通りで頭上から轟音をたたきつけた。ブラッドリー戦
闘車両は舗装道路に穴を掘りながらウナリをあげて走りまわった。
10台余りのハンビー(米軍特殊車両)が道路の4車線を封鎖してイ
ラク人の車を警戒し、その一方で神経質になったアメリカ兵がM16
自動小銃を持って地元住民の接近を禁止した。

 ガッサン・アブ・アーメドは軍隊が展開する方を手で掃くような身振りをして、
「これを見てみろ」と言った。「これが自由か?」。

 バグダッド南西の住宅地サイディヤ地区で、金曜日の午後、自動
車爆弾が大通りを通行中のアメリカ軍車列を襲った。イラク中で毎
日のように発生する占領軍への攻撃の一つだ。

 過去2ヶ月、イラクでの標準的な米軍攻撃は特に大量の流血はな
かった。米軍は深刻な犠牲を発表しなかった。

 しかし13ヶ月になる米軍占領に対するイラク人の態度について伝
えたものでは、今回の攻撃は痛烈なものであった。

 道路を迂回したところに建つ政府アパートに妻と4人の息子と一
緒に暮らしている労働者アブ・アーメドは、「サダムのしたことはひど
かったが、アメリカ軍のやっていることは、もっと悪い」と話した。「彼
らはわれわれに自由をもたらすと言った。しかしこれが彼らの持ち
込んだものだ」。

 2003年4月に米軍がバグダッドに着いてサダム・フセイン大統領
を倒して以後、ここに駐留する13万8000人のアメリカ兵は、大部
分のイラク人の目には、解放者としての地位を失ってしまった。

 アメリカ主導の合同軍暫定当局(CPA)がおこなった世論調査は、
着実に悪化する大衆世論を反映し、最も最近の調査ではイラク人
の約80%がアメリカ軍に批判的な意見を示した。

 彼らはイスラムの説教師によってみずからの見解を勇気づけられ
た。説教師は、イラクに平和が回復されたら、アメリカの占領が即座
に終わらされるべきだと結論づけた。

 彼らの論拠を強化するために、アブグレイブ刑務所でのイラク人
収容者への虐待が繰り返し語られ、アメリカ軍の駐留に反対する批
判を具体化するのを助けた。

 「それ(虐待)はこの国の自由がわれわれのものではないことを証
明した。金銭を盗み、無造作に殺し、急襲作戦を遂行して拘束する
ように、占領軍の兵士が勝手気ままに振る舞うための自由である」
−−モハメド・バシル師はガザリヤ地区にあるスンニ派教徒のモス
クにおける金曜礼拝でこう話した。

 「誰も彼らに何をしているか問いただすことができない。なぜなら
彼らは彼らの自由で保護されているから」と彼は続けた。「誰も彼ら
を懲らしめることができない、この国でも、彼らの国でも。最悪のも
のとは時がたって明らかになったこと−−何の罪もないまま無造作
に逮捕された女性、子ども、男性、そして老人男女が虐待された。
彼らはレイプする自由、裸にする自由、辱める自由を表現した」。

 サドル・シティにあるヒクマ・モスクでは、バギル・サアド師が、多国
籍軍の重要性と国際機関の参加を強めることを求めたアメリカと国
連を非難した。

 「新しい国連決議は多国籍軍を求めているが、しかし、われわれ
はすべての国々に、アラブ諸国であれイスラム教国、その他の外国
の軍隊であれ、われわれが各国の軍隊を求めていないことを知ら
せたい。なぜなら、イラクに派遣されるどんな軍隊も占領軍として来
ることを知っているからであり、彼らは子どもたちをこのワナに派遣
するべきでないからだ」と彼は話した。

 アメリカ兵が金曜日に破壊されたハンビーの周囲に集まっていた
とき、それを見に来たバグダッドの住民たちは、明らかに宗教指導
者の呼びかけを心に留めた大多数の人々の一部であった。

 爆弾攻撃を受けた兵士を心配する声は誰からも聞かれなかった。
彼らのコメントから判断して、サイディヤ地区に住む中流住民は砂
漠のようにカムフラージュして大通りを見つめ、敵を見ていた。

 近くに住む労働者モハメド・アリ・アーメド(24歳)は、負傷した米
兵が拾いあげられ、イラクの民間の救急車で病院に運ばれたことに
不満を言った。彼はきっぱりと、イラクの救急車は占領軍のための
ものではない、と話した。

 「彼らは米兵を救急車に乗せるべきでなかった。米兵を放置して
死なせてよかったんだ」と彼は近くにいた者に話した。

 彼の隣に立っていた別の労働者アキル・キタブ(28歳)は、「それ
は正しくない」と反対した。「軍隊に入ったことがあるか? 敵であっ
ても、負傷した者には治療しなければならない。その後で、彼を尋
問するなり、戦時捕虜の収容所に入れることができる。救急車の運
転手は自分の仕事をしたのだ。正しいことをした」。

 アーメドはおそらくキタブが正しいだろうと認めた。しかし彼は、こう
した攻撃は米軍がイラクにとどまるかぎり続くだろうと予測した。

 彼が示唆した解決策は、米軍と他の外国軍を隔離した基地に集
め、イラク人の目に入らないようにし、イラクの治安をイラク人の治
安部隊にまかせることだ。外国の軍隊は予備的なものにし、イラク
人部隊で管理できない非常事態にだけ基地から出てくればよい、と
彼は言った。

 バグダッド大学の学生食堂で働くアリ・サルマン(18歳)は、米軍
はしばしば広い大通りを通っているときに攻撃を受けると指摘した。
彼は爆破攻撃をした者をフェダイーンと呼んだが、彼はゲリラが攻
撃用にロケット弾とAK47自動小銃を持って道路の端に集まってい
るのを見たことがあると話した。

 彼のその他の者も、イラク警察や米軍を攻撃している者を非難し
なかった。逆に、住民は米軍の車列に憤慨していた。彼はその理由
を、米兵が道路の脇を通ったり、道端の危険物を捜すときに、しば
しば窓に光をあてるからだと話した。

 金曜日の攻撃は爆弾を積んだ自動車によって引き起こされ、5台
のハンビーで構成された車列が通過するとき、その自動車は横に
それて停車した、とサルマンは言った。その運転手は待機していた
車の方へ走って、他の3人と合流して逃げた。

 4台目の米軍車両が通過するとき爆弾に直撃されたと彼は言っ
た。そして屋根に搭載された機関銃に配備されていた米兵が空高く
飛ばされた。路面に落ちたあと、その兵士は体を持ち上げ銃に寄り
かかって立とうとしたが、そのとき再び崩れ落ちた。

 サルマンは詳しく話した−−その後、兵士はイラクの救急車が彼
を乗せて走り去るまで横たわっていた。やがて、ブラドリー、ハン
ビー、ヘリコプターが現れ、他の兵士たちが踊り出して道端に列を
つくった。

 一人の少年が、黄色いゴーグルをつけた若い米兵を指さして、「あ
の兵士を見てみろ。彼は震えてるぞ」と叫んだ。別の少年が、「爆弾
が破裂したとき、彼は車列のなかにいたからだ」と言った。「彼は怯
えている。彼に話しかけて落ち着かせよう、そしたら彼は忘れること
ができる」。

 少年たちは英語のフレーズを口にしては、冗談を言ってその米兵
の注意を引こうとした。兵士はかすかに笑って応答し、彼らの発音
を訂正した。

 大人たちが、「彼から離れていろ。それから、ハンビーを指さすな」
と叱った。「彼らが理解できず、悪口を言っていると考えると、怒り出
すのが心配だ。そんなことは止めろ」。

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☆★TIMES POLL Going to War Not Worth It, More Voters Say
  世論調査: 「戦争続行の価値はない」、さらに増える
ロサンゼルス・タイムズ 6月11日
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http://www.latimes.com/news/custom/timespoll/la-na-iraqpoll11jun11,1,5543291.story?coll=la-home-headlines

   イラク戦争への支持はこの6ヶ月間に落ち込む。だが
   過半数は「米軍のイラク撤退に最終期限を設けない」。

 ワシントン発/タイムズ(ロサンゼルス・タイムズ)の世論調査によ
ると、アメリカの大部分の有権者は、今、イラクで戦争を続行する価
値はないと答えたが、イラクからすべての米軍を撤退する期限を設
ける考えには大多数が反対した。

 今回の調査では、ますます多くの有権者がアメリカはイラクでワナ
にはまってしまったと心配し、民主的政府が根をはることに悲観的
であるけれど、アメリカが数週間以内に全部隊を撤退させるべきだ
と答えたものは5分の1より少なかった。

 世論調査に回答したクリーブランド博物館の元館長は、「イラクで
戦争すべきだとは決して思わなかった」と話した。「しかし、われわ
れは徹底的に確かめてみなければならないと思う。そうしなければ
中東で大失敗をするだろう」。

 調査はまた広範囲にわたる関心を明らかにした−−戦争がアメリ
カのイメージを世界中で損なってしまったこと、NATOがリードして紛
争を処理することを強く求めていること、そしてブッシュ大統領が復
興事業に国際的な支援を集めることができるかどうかをめぐって深
い分裂があること。

 タイムズの世論調査は土曜日から火曜日にかけて、1230人の
登録済み有権者を対象におこなわれた。プラス・マイナス3%の誤
差がありうる。

 戦争の指揮をめぐる心配と大義を放棄することへの抵抗が回答
に現れた。

 大部分の有権者は、アメリカがイラクで軍事情勢をコントロールで
きるという考えを持っている。調査した約半数(52%)が、アメリカは
戦争に勝利していると考えていた。だが24%は反米勢力が勝利し
ていると答えた。

 しかし有権者は、大きな目標をイラクで達成できる見通しについて
は、確信できていなかった。35%がアメリカは「イラクで成功してい
る」と答えたが、その一方で、61%はアメリカが「泥沼にはまってい
る」と考えていた。支持政党のない者の5分の3、民主党の5分の4
以上が成果があがってないという意識を共有していた。

 しかし共和党の大多数は、進展していると見ている。法律アシスタ
ントのローズマリー・ウルフラムは、「戦争というトンネルの先に光明
が見えると思う」と答えた。

 イラク問題についての心配で最も強調されたこととして、53%が
戦争しただけの価値があったと思わない現地状況を指摘した。価値
があったと思うのは43%だった。タイムズの世論調査が昨年11月
と今年3月に同じ質問をしたとき、その数字は基本的に逆を示して
いた。

 最新の調査では、共和党の5分の4以上が戦争を正当なものだっ
たと評価しているものの、他方で民主党の5分の4以上、支持政党
なしの54%以上がイラク戦争を正当化できないと答えた。

 ミズーリ大学教授のレイは、「イラクに大量破壊兵器はなかったの
だから、戦争する意味があったかに疑念を持っている。特にこのこ
とが引き起こした大きな遺恨と疑惑は、アメリカの同盟国だけでなく
イスラム世界全体に広がっている」と話した。

 5分の3近くは、ブッシュのイラク政策が海外でアメリカのイメージ
を傷つけたと答えた。5分の1はアメリカへの態度は良くなったと考
えていた。そのような関心はブッシュの戦争指揮への信頼を蝕んで
きた。ちょうど44%がブッシュの戦争処理を指示すると答えたが、3
月にはその数字は51%だった。

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