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件名:

イタリアの人道支援関係者の解放を求める

差出人: act63…さん
送信日時 2004/09/12 00:15
ML.NO [URUK_NEWS:0620]
本文:


2004年 9月11日 土曜日          (転送・紹介歓迎)
[飛耳長目録]
 ☆バグダッドで誘拐されたイタリア人及びイラク人支援活動家の
   解放を求める訴え: 「彼らは占領軍の手先ではない」
        Iraq Occupation Watch 9月8日 (抜粋・訳)

 ☆イラク: 反乱勢力が制圧地域を広げ始める
      インター・プレス・サービス 9月10日付から訳

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☆★バグダッドで誘拐されたイタリア人及びイラク人支援活動家の
   解放を求める訴え: 「彼らは占領軍の手先ではない」
     イラク占領監視(Iraq Occupation Watch) 2004年9月8日
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http://www.occupationwatch.org/

 われわれはイラク占領に反対し、今も反対しつづけて世界中から
集まる個人及び団体であり、さる2004年9月7日にイラクで誘拐さ
れた二人のイタリア人と二人のイラク人支援スタッフの解放を嘆願
するものである。
 ・・・
 シモナ・パリとシモナ・トレッタ(ともにイタリア人)およびラアド・アリ
・アブドル・アジズとモフノアズ・バッサン(ともにイラク人)は、1992
年以降、イラクで活動してきたイタリアの人道支援団体<バグダッド
への架け橋>のメンバーである。
 ・・・
 <架け橋>は、イラク国民に占領を耐えさせ、受け入れさせようと
するアメリカ主導の合同軍の手先ではなく、イタリア政府の手先でも
ない。 
 <架け橋>はまさしくその最初から、その姿勢を公然と一貫して
貫いてきた。すなわち<架け橋>は経済封鎖に反対し、イラク侵攻
に反対したし、占領に反対している。
 ・・・

※ 訴え全文(英字)は次のURL
  http://www.occupationwatch.org/article.php?id=6686 

※ 署名は次のサイト (英字、名前だけでもよい)
  http://www.petitionspot.com/petitions/freeourfriends

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☆★イラク: 反乱勢力が制圧地域を広げ始める
   インター・プレス・サービス Peyman Pejman
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http://ipsnews.net/new_nota.asp?idnews=25421
バグダッド発、9月10日(IPS)

 当局側の発表によると、政府軍がイラク北部と南部で反乱勢力を
攻撃しているとき、武装勢力と外国人テロリストはイラク中心部に新
しい拠点を設けた。

 その報告は米中央軍司令官ジョン・アビザイドによって確認され
た。イラクでは今日時点で反乱勢力が制圧している地域は、昨年時
点よりもさらに広い地域になっている、と。

 この意外な事実は、アメリカに任命されたアラウィ首相の暫定政
府を、のっぴきならない破滅に落としかねない。彼は生まれたばか
りの政府に反対する武装勢力を根絶やしにすると約束したばかり
だった。

 新しい拠点は、ナジャフとバグダッドを結ぶ南部のハイウェイ沿い
にあると報告された。

 イラク人および西欧人の情報提供者は、その拠点は最近になっ
て設けられ、この2ヶ月のあいだに強化されたと話した。

 イラクの別の場所で戦闘がエスカレートしているときに、以前には
安全だと考えられていた地域で、新たに組織された武装勢力の報
告が届いたのである。ここ数日にわたって、ファルージャを含む国
内各地、北部のモスル、バグダッド市内ののサドルシティーなどで、
戦闘が再び勃発した。

 アメリカ軍は(ファルージャでは)、イラクにおけるアルカイダ指導
者だと彼らが考えているザルカウィの仲間が使っていた家屋を攻撃
したと発表した。

 米軍機はまた、武器の秘密取引をつぶす試みとして、北部のモス
ルに近いタル・アファルを攻撃した。

 地元の病院関係者は、少なくとも27人の住民が殺され、70人が
負傷したと話した。

 米軍当局者は、57人の暴徒が死亡したと思うと発表した。

 アメリカ軍は9日、ここ数週間では初めて、中核都市サマッラに入
って、地方政府を樹立し、民兵を市から外に追い出そうと試みた。

 イラク国民会議(INC)の指導者アフメド・チャラビは、サダム・フセ
インのもとでイラクを統治していたバース党に言及して、「彼らは大
部分がバース党だが、一部には外国人テロリストもいる」と述べた。
「彼らは軍隊組織に精通しており、よく訓練され、武器も豊富で、金
持ちでもある」。

 チャラビの断定は、住民と密接な関係を持っている他のイラク人
政治家によっても裏打ちされた。

 独立した日刊紙『サバフ・アル・ジェディド』の編集長イスマイル・ザ
イエルは、「テロリストの拠点がある。彼らは多くの兵器と弾薬を貯
蔵している。彼らは文書とパスポートを作成する設備も持っている」
と語った。「彼らは南部で住民と結びついたように、ラマディやファ
ルージャのような場所で住民とつながりを持つよう配置してきた」。

 反乱勢力はバグダッドとナジャフを結ぶハイウェイに沿って、マフ
ムーディヤ、ラティフィヤ、ユーセフィヤにいくつかの軍事拠点を設
けたと言われている。多くの外国人ジャーナリストと支援活動のス
タッフが、この地域で誘拐された。イラク政府高官の車列も攻撃を
受けた。

 武装した民兵の数は判らない。イラク人情報提供者のほとんどは
数百人だと話しているし、なかには1000人に近いはずだという者
もいる。

 バグダッドに駐在するある西側外交官は、「このことに関する情報
はひじょうに大ざっぱだ」と指摘した。「この新しい現象が人々の関
心にのぼってきたのは、つい最近のことだ。しかし、これが国内の
他の地域からやっとのことで避難してきて、新天地を見つけた住民
であることは、私たちは概してほとんど知っていない。私にはこれは
外国人の新たな流入だとは思えない」。

 チャラビやザイエルほか何人かが政府にこうした情報を伝え、政
府は行動を起こすと約束した。

 政府の高官は、新しく設けられたというテロリストの拠点をこれま
で確認することはできなかった、と話した。しかしチャラビは、「治安
部隊が多くの犠牲者を出しているからには、この問題は小さな問題
ではない」と主張した。だが彼も政府高官も犠牲者の数をあげるこ
とはなかった。

 西側外交官は、「政府の姿勢には余裕がない」と指摘した。「一方
では、政府は対処しようとしていることがらについて情報収集を続け
ながらも、状況に対処する必要があることを自覚している。他方で
は、いうならば、政府はその地域を絨毯(じゅうたん)爆撃するほど
の政治的意思を持ってないか、単純にその力がないだけのこと」。

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※訳者註: (にしては、ちょっと長めですが)

 この記事の内容を再確認すると、1)政府と米軍は反乱勢力(レジ
スタンス?)によって掌握され、暫定政府と米軍の統治が及ばない
地域が広がっていることを認めている。

 2)そうした勢力の内実を、米軍やチャラビは、バース党と外国人
テロリストと説明しており、この記事は彼らのそのような評価を伝え
ているが、客観的に見て、この記事だけではそれが正しいという根
拠は薄い。今では多くの報道に登場するようになったレジスタンスと
いう表現も、この記事には見あたらない。

 3)バグダッドとナジャフのあいだに新しいキャンプ(拠点と訳した)
が設けられているというチャラビらの報告が伝えられているが、これ
はどうやら西側外交官の説明によると、避難民のキャンプのようで
もある。例えば、ナジャフ、クーファ、カルバラなどでの軍事衝突か
ら避難した人々のキャンプだとも考えられる。

 4)つまり、この新しいキャンプは暫定政府と米軍に掌握されてい
ないことだけは確かなようだが、これがレジスタンスとか「テロリス
ト」の拠点だとする根拠は、この報道には示されていない。

 以上のように確認してくると、暫定政府と米軍の統治がおぼつか
なくなっているなかで、新しい現象・事態を把握できないことに彼ら
が浮き足だっている状況を記事は反映しているように思われる。タ
イトル・見出しに惹(ひ)かれて訳したのだが、思っていたほどには
事実の確認と評価のない記事ではあった。だが、そのように情報が
雑然としている状況もまた、現在のイラクの現況の一端ではないか
と思い直して、そのまま紹介することにした。

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