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(理解+定着)×復習/復習の重要さ

MLNo. [sannsuu:0043]
差出人: さん
送信日時: 2005/05/28 20:05
本文:
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        (理解+定着)×復習/復習の重要さ
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□算数教室の教材は、易しいところから難しいところへ、階段のようにつくってあり
ます。
□入会の時、診断テストを受けていただくのは、どの階段から始めるかを決めるため
です。
□診断結果に従って、最初はラクに上がれる階段から始めるので、ラクラクと上れま
す。
が、やがてどこかで行き詰まりキツクなって上れなくなります。「これはいかん」と
付き切りで教えても本当には身につかないのです。次の勉強日にはコロッと忘れてし
まっています。階段を無理に抱っこして上がっても、駄目なのですネ。
□行き詰まったら自力で上れるところまで戻る。そして上り直す。自力で上れるよう
になるまで、何度何度も復習する。これしか方法がないのです。いや、これが最良の
方法なのですネ。
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アテネ五輪で、日本の体操の男子団体が何十年振りに金メダルをとりましたが、そ
の秘密は何だったのでしょうか。
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□体操で高得点を取るには、ウルトラCが必要です。それも、年々、難しい新しい技
が出てきます。
□難しい新しい技は、一回目で出来るようなものではない。選手は何度も何度も復習
して体に覚え込んでいきます。そして完全に自分のものになったとき高得点がとれる
のです。
□ところが、難しい新しい技だけでは、最高得点がとれません。レベルは高いが、点
がとれない、日本はそんな時期が長かったのでした。
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□基礎の技でミスがよく出たからです。
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□それで、練習が変わったのです。基礎の技を毎日しつこく練習して、完全に体で覚
え、基礎技では、絶対に絶対にミスをなくし、失点を防いだのでした。
□それがアテネに勝った理由でした。
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□算数教室の事。3年ぐらい前、あるお母さんから、「前に習ったところを忘れてし
まっているようです」と指摘をいただきました。
□前に習ったところは、新しく習うところの基礎ではないですか。「エッ、エライ
コッチャ」診断テストをやらせてみると、前に習ったところを忘れていてミスが出る
のでした。
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□これがキッカケになって、前に習ったところを、本格的に宿題で復習することにし
たのです。
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□前に習ったところは新しく習うところの基礎です。宿題の目的は、基礎になるとこ
ろの定着、つまり忘れ止めです。
□宿題教材は定着のために特別につくったもの。2〜3週間やればいいというもので
はありません。何週間も何週間も、定着を見届けるまでやらないと効果は出ません。
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体操競技と算数教室は同じだったのですね。
□(理解+定着)×復習でした。
□復習の大切さがわかりますね。・
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「算数教室だより」第40号・平成17年・5/6月合併号より  
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 実力算数教室・熱田善男  
 ┌──YA 
 │\/│ mailto:BQZ12305@…
 └──┘ 
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-----Original Message-----
From: post-01081471-BQZ12305=nifty.com@…
[mailto:post-01081471-BQZ12305=nifty.com@…]On Behalf Of Y.
ATUTA
Sent: Friday, April 08, 2005 9:02 AM
To: sannsuu@…
Subject: [sannsuu:0041] 勉強のさせ方


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 勉強のさせ方
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□「音楽は伸び伸び楽しく」「生徒のいいところを見つけ、ほめてあげる」。これ
は、メキシコ市に住んで、バイオリン教室(アカデミア・ユリコ・クロヌマ)を主宰
しておられる黒沼ユリ子先生の指導方針です。
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黒沼ユリ子先生は、今年64歳、桐朋学園在学中の16歳の時、日本音楽コンクール
バイオリン1位。22歳で、プラハ音楽芸術アカデミー卒。メキシコ人のご主人につい
メキシコに定住。一流のバイオリニストとして演奏活動に世界を飛び回わるが、後
進の指導にも関心が強かった。
□40歳の時、友人知人からの頼みもあって、バイオリン教室を始めたのです。それが
今年は設立25周年の大きい節目を迎えることになる。
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□いまは、メキシコ子どもだけでなく、世界中から、下は5歳から上は18歳まで、
約70名の生徒が通っているのです。
□今年は25周年ということで、7月に12人の生徒と一緒に来日、日本全国を回ってコ
ンサートを開くことになっている。
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□世間では、バイオリンのレッスンと言えば、厳しいものと相場が決まっていたので
すが、黒沼ユリ子流のは、違うのです。「音楽は伸び伸び楽しく」「生徒のいいとこ
ろを見つけ、ほめてあげる」、この二つなのです。この方針が成功してたのでしょう
か、今までに、千人以上の卒業生が出ており、プロのバイオリニストとして活躍して
いる教え子も多いのです。
□25年間の継続の実績、千人の卒業生の実績、その重みを感じますね。こんな実績が
あるのでバイオリン演奏では、黒沼ユリ子流の指導が、大成功しているとして、世界
中に知れ渡たり認められているのです。
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□今月は4月、新学年の月ですから、「勉強のさせ方」ということを考えてみます。
子どもを育てるには厳しくしないといけない、というのも理解できますが、厳しさ
に耐え切れずに逃げていく子どもが多い、というのも事実ですね。すると、「楽し
く」勉強をさせるとい
黒沼ユリ子流が意味を持ってきます。
□悪いところを見つけて直させる、というのも理解できますが、悪いところを指摘さ
れて嫌になる子どもが多い、というのも事実ですね。すると、「いいところ見つけて
をほめる」黒沼ユリ子流が意味を持ってきます。
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□実力算数教室では、3A(明るく、アットホーム、遊び感覚)で、やってきまし
た。
□また、「子どもをありのままに受け入れてあげ」て、「やる気」を起こさせるに
は、「ほめる事」だ、としてきました。
□その結果は、どうだろうか。いいことばかり言っても、自己満足では意味がありま
せん。
□ただ、自分の孫3人も生徒として教室へ来ているので、いい加減なことは言えない
し、いい加減なことは出来ないのです。お母さま方の、要望や批判をじかにお聞きし
たいですね。
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 成功体験の味を覚えさせる
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□最近、実力算数教室に入ったこどもです、高学年子どもですが、「自分は頭が良
くない」と、自分でいう子どもがいます。しかし、自分でそんな言い方をすれば、絶
対に学業は向上しないのではないでしょうか。
□学業の向上は、「自分だって、やれば出来るのだ」という体験を積ませて、出来る
ようになった時の嬉しい味を覚えさせ、やることの重要さを身につけさせることでは
ないでしょうか。
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□「自分は頭が良くない」と思うのと、「やれば出来るのだ」と思うのと、その結果
にはどれほど大きい違いが出るか、分かり切ってますね。
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□しかし、周りが、場合によっては、いちばん身近な人が、「バカだねえ」と、言っ
てはいけないことを、つい口に出したり、口に出さないまでも、そう思うと、子ども
は敏感ですから、感じてしまいます。
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□たしかに、教室で算数をやらせると、速い子どもと遅い子ども、正確な子どもと間
違いやすい子ども、その差は現実にはあります。
□しかし、1年経ち2年経ちすると、子どもの別の面が大きく影響しているのが見え
てきます。
□別の面でいちばん大きく影響しているのは、性格ですね。実力算数教室のやり方の
大切な方法に、教室でやる「復習」があります。同じところを繰り返しやり、しっか
り身につけてもらうようにしています。状況によっては、20枚位の教材で、5〜6回
繰り返すこともあります。
□これを乗り切れるのは性格ではないかとおもいます。「また復習か」と言いだせ
ば、効果がないので、こちらとしては引っ込めます。飽きっぽい子ども、移り気なこ
ども、我慢ができない子ども、こんな子どもですね。そして、不完全なまま次の教材
へ移ります。不完全なまま終わった前の教材の上に次の教材が続くのですから、やは
りうまくいきません。
□ところが、嫌がらずに復習について来てくれる子どもは、やはり出来るようになり
ます。
□1〜2年生の頃は、少々才気ばしって目立った子どもも、3〜4年生になり面倒な
2桁で割る割り算や2桁×2桁の掛け算、それから小数に入ると、才気より根気が重
要になり、沈んでいくこともあります。
□小数の次は分数。分数の入り口には、帯分数と仮分数、約分など、整数や小数には
ない面倒な事柄が待っています。その分数に人より1足も2足もはやく4年生の後半
に入った子どもですが、それまでは順調だったのが分数で手こずり、3回目の復習を
やっています。この子どもにとって3回も復習するのは初めてでした。
□「分数はだいじだから、もう一度復習をしよう」と、提案しました。一瞬不満そう
な顔をしましたが、承知してくれて頑張っています。
□別の例、5年生で、小数に入り最初は順調でしたが、割り算に入り、商を四捨五入
で丸めるところに入ってうまく行かず、復習を嫌がり、文章題をやりたいというので
文章題に変え、そして分数に入り、また小数に戻る、こんな道草をしている子ども
います。損なことですね。
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□実力算数教室は、小数と分数は、小学校での最重要課題と考えています。何故かと
いうと、中学校以上大学まで、数学の勉強では分数が弱いとうまくいかないからで
す。また、小数は社会に出てから必須のものです。だから、小数と分数は、完全に身
につくまで何回も繰り返して徹底的にやるのです。
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□ところが、繰り返しに、お母さんの方が我慢できなくなり、本人は嫌がらずにやっ
ているのに、親の強い意向で、実力算数教室を止めてさせて、塾を替わらせるので
す。軽薄ですね。
□逆に、こんなケースもありました。教室ではプリントの枚数があまりはかどらない
子どもでした。4年生で入って、小数と分数がなかなか身につかず、何回も何回も復
習しましたが、嫌がらずに、コツコツ付いてきてくれて6年生卒業直前までかかっ
て、やっと小数と分数を終わったのでした。その子どもに、先日ばったりあいまし
た。とても嬉しいことを言ってくれました。「先生わたし、中学校では数学は出来る
子なのよ」と。ほんとうに嬉しかったですね。実力算数教室の方向が間違っていない
のでした。
□いろいろと書きましたが、ここで言いたい事は、「やれば出来るのだ」という体験
を積ませてあげてほしい、という事です。

算数教室だより・第39号・平成17年・4月号より引用

文責・熱田善男



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