NAVI-5(
ナビファイブ)とは
いすゞ自動車が
1983年に世界で最初に開発した乾式
クラッチ式電子制御
オートマチックトランスミッションを中心としたシステムのことである(変速機構のみではなく、
オートクルーズ機能や、坂道発進補助装置(H.S.A)などの機構も含まれる。スロットル制御は
ドライブ・バイ・ワイヤとなっている。)。
1984年に同社の
乗用車である初代
アスカに初めて搭載された(後に同社の2代目
ジェミニや4代目
エルフ、
キュービックにも搭載される)。
なお、多くのサイトで「登場後2年あまりで消えた」という記述があるが、初代
アスカの最終型…1989型にも搭載グレードがあるので、少なくとも5年以上は改良されつつ販売されていたというのが事実である。
概要
トルクコンバータ方式に比べ変速がより直接的であり、動力伝達ロスの減少や
燃費の改善などが期待されたが、当時の電子制御技術では微妙な変速タイムラグが生じたため整備と運転に多少のコツが必要だったこともあり、後の車種にまで継続されて採用されることは無かった。
しかし、いすゞはNAVI-5で養ったノウハウの研究を生かし、その後NAVi6にバージョンアップさせた。
現在では大出力トラック用としてメインに開発される、
スムーサーE・F・Gへと継承され12速制御化まで進化を果たしている。
バス用では、キュービックにて採用され、一部事業者に集中的に納入された。当初は油圧駆動であったが、後に
フィンガーシフトとほぼ同一構造のエア式となっている。
また、近年他社(特にヨーロッパで)においても同様の機構を持つ乾式クラッチ式のトランスミッションがスポーティな車種に見られるようになっている。
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