Wikipedia画像へのリンク(マツダ本社 2008年5月撮影)
マツダ株式会社(英語名: MAZDA Motor Corporation) は、
広島県安芸郡府中町に本社を置く
日本の
自動車・
発動機メーカー。通称「
マツダ」。
概要
本社は
広島県安芸郡府中町にある。
ロータリーエンジンを搭載した自動車を量産し続けている世界で唯一の企業。創業当初は「
東洋コルク工業」という
コルク製造会社だったが自動車会社に転業した経緯を持つ。
バブル期の経営拡大路線でつまずき一時経営不振に陥り、
1996年以降、それ以前から提携関係にあった世界大手の自動車メーカー、
フォードの傘下に入り、経営改善に努めた。
2000年代に入ってから販売不振にあえぐフォード本体とは対照的に、「
ZOOM-ZOOM」のキャッチフレーズで、マツダが本来得意とする洗練されたスポーティなデザインと、走行性能を重視した独自の商品戦略で好評を得て、長期にわたって低迷していた業績のV字回復を果たした。特に欧米で販売好調が続いており、
2007年度の営業利益は過去最高の1,585億円を記録した。現在では、フォードグループの中・小型車部門において非常に重要な役割を持っている。
2008年11月にフォードは、同社が保有していたマツダ株式の一部を売却し所有割合を13.78%とした。これにより会計上、マツダはフォードの関連会社ではなくなったが、両社の戦略的提携関係は継続される。
自動車検査証上の表記や一般的な通称は「
マツダ」、
英語表記「
MAZDA」。
中国語表記は、
中国では「
?自达」、
香港では「
萬事得」、
台湾では「
馬自達」となっている。
なお、
住友グループの
白水会には名を連ねていないが、
三井住友銀行(前身の
住友銀行時代から)がメインバンクであることから、住友グループとは関係が深い。一部の資料では、マツダを住友グループに含めているものがある(このようなメーカーは他に
アサヒビールや
パナソニックなどがある)。
マツダは
1970年代前半の
オイルショック時に燃費性能の劣るロータリーエンジン搭載車の販売不振により、一度目の深刻な経営不振に陥ったが、住友銀行の全面的な支援により、窮地を脱した。現在でも三井住友銀行をメインバンクとする他会社が、社用車を半強制的にマツダ車で統一させられている事例は多い。
しかし、先述のようにバブル期には住友銀行主導の経営拡大路線で二度目の経営不振を招いた経緯もあり、現在でもマツダ社内やその周辺では住友に対する評価は二分されている。
現在の企業キャッチフレーズは「ZOOM-ZOOM」で、もともと、映画、「オンリー・ザ・ストロング」(
Only The Strong)がきっかけで 、各国の
モーターショーやテレビCM曲にも使われている。
2005年から放映されている日本国内向けのCMでは、「♪ZOOM-ZOOM-ZOOM〜走る喜び〜」から始まる日本語の歌詞が加えられた「ZOOM-ZOOM」の曲に変更されている。
フォードとは、以前からアジアオセアニア地域向け車両をマツダの車両ベースで販売したり、日本国内ではオートラマ店(現
フォード店)扱いで、マツダ車を日本フォードのブランドとして販売する関係であったが、フォード主導での経営再建後は、マツダの得意分野である、FUNな乗り味や、若々しいデザインを活かし、フォードグループのエンジン開発や、フォードグループ共通の
プラットフォーム開発など、フォード本体の車両開発に大きく関わるようになり、マツダはフォードグループの一員としての重責を果たすようになる。
バブル期から
1990年代末にかけて、
フランス・
シトロエン車や
イタリア・
ランチアの輸入をしていた時代もある。シトロエンは系列のユーノス店 (ほぼ全店舗) で
BXや
エグザンティアが販売され、ランチアは一部のオートザム店で
テーマや
デルタや
アウトビアンキ/ランチア・Y10を販売していたが、フォードとの関係強化に伴い撤退した。
企業博物館の
マツダミュージアムを、宇品工場内に開設している。
ロータリーエンジン
マツダのブランドイメージそのものとも言えるエンジンである。
ロータリーエンジンの詳細については下記のリンク先を参照の事。
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