ダットサンについて
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ダットサン(
英称:Datsun:DATSUNとも)とは「
プリンス」ブランドと並び、かつての
日産自動車を代表する小型車
レンジのブランド(
商標)の1つである。商標のみならず、
車検証上の車名もダットサンであった。型式(かたしき)では、十の位が「1」の
乗用車と、「2」の
貨物車が相当する。排気量が大きい
初代フェアレディZのみ、中型乗用車用の「3」が与えられている。1981年に日産ブランドへの統一を決め、1981年以後の新型車より車名から外されていった。
ピックアップトラックのダットサンについては「
日産・ダットサントラック」を参照のこと。
概要
かつては「車といえばダットサン」といわれていた時代もあったが、
2002年の
排ガス規制でピックアップが生産中止となって以降、長く続いた車名が途絶えている。
米国では「ダットサン」と発音する人はほとんどおらず、「ダツン」("ダ"にアクセントが来る)と呼ばれている。
実際、CMでも「ダツン」と呼んでいる方が多い。しかし北米でのダットサンの販路を築いたMr.Kこと
片山豊本人は「僕は販売に際してダッツンなんて言わせなかったし、実際にアメリカ人の発音を聞いてみると、ちゃんとダットサンって発音しているんです。ダッツンって聞こえたのは日本人だけじゃないのかな」とアメリカ人が「ダツン
」および「ダッツン」と発音していた事を否定している。
[別冊宝島327僕らの「名車」物語70年代でいこう!のインタビューより。]
現在でも、特に北米地域では「DATSUN」のブランド力は衰えておらず、日産自動車では「DATSUN」ブランドの復活を検討しているといわれる。
沿革
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1924年 - 快進社、ダット3/4トントラックを軍用保護自動車として生産。
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1926年 - 実用自動車製造株式会社と快進社自動車工場が合併し、ダット自動車製造(本社:大阪)設立。
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1931年 - 鮎川義介がダット自動車の株を肩代わりする。戸畑鋳物株式会社自動車部となる。
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1932年 - ダットサンのブランドが誕生。吉崎良造がダットサン商会を設立。
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1933年 - 石川島自動車製作所がダット自動車製造株式会社を吸収合併して東京自動車工業株式会社に改称(後のいすゞ自動車)。
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1933年 - 旧ダット大阪工場を戸畑鋳物が70万円で購入、自動車製造株式会社となる。鮎川義介が東京自動車工業株式会社に対し、ダットサンの製造に関する一切の権利を譲渡するよう嘆願し、無償
[東京自動車工業の設立は、商工省の意向による軍用保護自動車および商工省標準車いすゞの生産を主体としたものであり、ダットサンの如く小型車製造はその対象外であった。]でダットサンの製造権を譲り受ける。製造権と図面と技術者を得て、自動車製造が開始される。
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1934年 - 自動車製造株式会社が日産自動車と改名。「ダットサン」をアジア、中南米などに向けて輸出を開始する。
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1981年 - 輸出ブランド名を「NISSAN」に統一する方針発表。「ダットサン」ブランドの使用を停止。以後、新型車から「NISSAN」ブランドに変更する。
車名の由来
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快進社自働車工場(のちに日産コンツェルンに吸収)の創立メンバーである、田健治郎の「D」、青山禄朗の「A」、竹内明太郎の「T」と、それぞれの頭文字を採り、早く走ることのたとえに使われる「脱兎(だっと)」に掛けた、「脱兎号(DAT CAR)」を始祖とする。
1930年に、DATの「息子」を意味する「DATSON」を商標として掲げたが、日本語読みで「損」を連想させるため、音が同じで太陽を意味する「DATSUN」に改められた。
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日産自動車が協賛している映画若大将シリーズ(加山雄三主演)の第11作「ゴー!ゴー!若大将」(1967年、東宝)で、青大将(田中邦衛)がマドンナの澄子(星由里子)に上記の由来を説明する場面がある。
ロゴマークの由来
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「ダットサン」のロゴマークは、吉崎良造と田中常三郎がシボレーのマークにヒントを得て、赤の日の丸と太陽をベースに天空をモチーフとしたコバルトブルーをいれ、真ん中に白で横一文字で「DATSUN」と書いた。このロゴマークは近年日産自動車に使われているロゴマークの前身である。
ダットサンブランドで販売された車種一覧
Wikipedia画像へのリンク(ダットサン15型ロードスター)
Wikipedia画像へのリンク(510ブルーバード/Datsun 510)
Wikipedia画像へのリンク(S30フェアレディZ/Datsun 240Z)
その他、海外向け日産車に付けられ多数の車に使われていたが、
石原俊元日産自動車社長の方針による海外向けブランド名をNISSANに統一するという戦略により、DATSUNブランドは消滅する事となった。過渡期の海外向けモデルには DATSUN by NISSAN の表記が見られた。
脚注
関連項目
外部リンク
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