トヨタ・カムリについて
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トヨタ・カムリ (CAMRY) は、
トヨタ自動車で生産されている
乗用車である。取扱いディーラーは
トヨタカローラ店[初代モデルに限り、全国のトヨタビスタ店でも取り扱っていた。また、愛知県では登場時から1988年12月まで名古屋トヨタディーゼルでも取り扱っていた。]。
概要
元々は中型
大衆車として登場し
[初代はカリーナ(現:アリオン)の姉妹車であった。]、トヨタカローラ店においては
カローラの上位車種という位置づけであった。
現在では
マークXと同格車種として扱われているが
[直接の姉妹車という訳ではない。]、車幅はマークXはおろか
クラウンより大きく
[マークXは1775mm、現行クラウンは1795mmであるのに対し、現行カムリは1820mmである。]、最小回転半径が5.5mとなる。
BMW・5シリーズや
メルセデス・ベンツ Eクラスと同格寸法で、より大きな室内空間を意識した設計となっており、
FFセダンのなかで最も売れているトヨタグループの
世界戦略車である。
カムリのG-ディグニスエディションは
マークX最上級グレードの300Gクラスとなり、機敏なドライブフィールを重視するマークXか後席居住性を重視したカムリにするかで販売チャネルと客層を分けている。
2006年1月のフルモデルチェンジで
ウィンダムと統合されたため、現在は
カローラ店の専売車では最上級車種となっている。
日本市場では販売台数がそれほど多くはないため、見かける機会は比較的少ないが、世界市場における人気は絶大であり、特に北米市場では、連続してクラストップの販売実績を誇り、
日産自動車の
マキシマや
本田技研工業の
アコードと共に人気は高い。また、オセアニア・東南アジア地区での人気も高い。全世界で累計1000万台以上を販売しているトヨタのベストセラーカーであり、同社の屋台骨を支える世界戦略車でもある。
国際的にメジャーな車にも関わらず国内販売が不振なのは、ネーミングイメージ
[日本ではこのクラスには相応の高級感を求めるユーザーが多いが、カムリはマークXと比べると車格の割に高級感がない事など。]と運転時の取り回し、道路事情・車庫スペース等の事情が影響していることによるものであるが、トヨタグループではゆったりした直進安定性と居住性を鑑みロングクルージングを意識した大型
FFセダンをイメージコンセプトとして開発された車である。
ネーミングを変えた後継車種の案もでたが、国際戦略車としてのネームバリューを国内に根付かせたいという思惑とカムリという従来のイメージギャップの打破を目指し、車名を継続した。
歴史
初代 A40/50型(1980年-1982年)
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1980年1月セリカのセダン版として登場。正式には「セリカ・カムリ (CELICA CAMRY) 」と名乗り、サブネームとしてセリカの車名を名乗っていたが、実質的には2代目カリーナの姉妹車であった
[元来セリカのセダン版がカリーナなのである]。加えて1980年3月にクレスタ発売と同時にトヨタビスタ店がオープンすると、クレスタの下級車種としてビスタ店でも併売された。当時トヨタは、2代目カムリ/初代ビスタたるV10型をカローラ店/ビスタ店で発売するべく開発中であったが、当時のカローラ店取扱のセダンはカローラが最高クラスであり、それ以上はカローラ店の顧客には馴染みが無かった。その為、できるだけコストを掛けず[実際にデザインされたのはリヤ周りのみでフロント側は輸出用カリーナ流用]に市場を開拓するために急遽、この初代カムリが市場投入されたものと思われる。歴代カムリの中では最初で最後のFRモデルでもあり、生産期間が2年強とかなり短命なモデルだった。
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型式・グレード
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* 1600 - 「TA41」・1600LT、1600XT
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* 1800 - 「TA46」・1800LT、1800XT、1800XTスーパーエディション
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1980年8月 - 1800SX・2000SE・2000GTを追加。この3車種にはカリーナのセダンとの違いに4輪独立懸架
[4輪独立懸架車はA50型。](フロントはマクファーソン・ストラット式コイルスプリング、リアはセミトレーリングアーム式コイルスプリング)、4輪ディスクブレーキを装備。
2代目 V10型(1982年-1986年)
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1982年3月登場。前輪駆動化され、セリカのサブネームが外れる。また、姉妹車のビスタが登場。このため、カローラ店専売車種となる。FF化によって“(当時の)クラウンより広い”と評された、広い室内が売りであった。当初は1800ccエンジン(1S-LU)に5速マニュアルミッションのみの設定だった。このモデルから米国をはじめ世界各地へ輸出されるようになり、とりわけ米国では後にベストセラーカーとなる。国内向けのカムリは4ドアセダンのみであったが、輸出仕様のカムリはビスタにあった5ドアリフトバックもラインナップされた。米国仕様は法規制のため角型4灯式ヘッドランプだった。
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1982年7月 - OD付き4速オートマチック車が追加設定された。
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1982年8月 - 2000cc(2S-ELU)車が追加された。
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1983年4月 - ドアミラーを設定。
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1983年8月 - 1800ccのターボディーゼル(1C-T)車が追加された。
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1984年6月 - マイナーチェンジでフェイスリフトと同時にドアミラーを可倒式に変更/2000ツインカム16(3S-GELU)車を追加
[なお、スポーツツインカムで知られる3S-GE(LU)型DOHC16バルブエンジンがトヨタ製の乗用車で初めて搭載されたのもこの車種である。また、日本車初のFF横置きDOHCエンジン搭載車もこのV10型カムリである。]/1800ccガソリン車(1S)は電子制御セントラルインジェクション化(Ci 1S-iLU)/特別仕様のXTサルーンはカタログモデル化され従来のSEと特別仕様車SEサルーンはXEに統一。一方、従来最上級のZXには標準であった後席3点式シーベルトが2点式に変更され、クロームメッキの装飾が増えた。米国仕様も後期型から異型2灯式ヘッドランプとなる。
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1985年8月には、ターボディーゼル車のエンジンは2000ccの2C-T型に変更。
File:1st Toyota Camry.jpg|セダン(北米仕様・後期型)
3代目 V20型(1986年-1990年)
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1986年8月登場。エンジンは、2000ccのみトヨタ初となるハイメカツインカム(3S-FE型)エンジンが搭載された。ほかに1800cc(1S-i型)と2000ccターボディーゼル(2C-T型)、更に先代から引き続き2000ccスポーツツインカム(3S-GE型、2.0GTのみ)が用意された。エクステリアは、カリーナEDや2代目ソアラから始まった当時のトヨタデザインのトレンドに沿い、角と丸を巧みに融合させたもので、モールやメッキ類の採用で車格感も高められている。インテリアは先代の比較的シンプルなものから一転し、上位車種であるマークIIに匹敵する豪華なものとなった。一部の上級グレードではCDプレーヤーやクルーズコントロールがオプションで選べるなど、装備の面でもこれらに劣らない豪華さを誇った。フロントウインドウの傾斜もきつくなり、先代のような圧倒的な室内広さは実感できなくなり、初のFF中型車として実験的な色彩が感じられた先代とは違う、トヨタ車としてごく普通の車となった。海外向けはフロントグリルがビスタと同様のものとなっている。また、ステーションワゴンも存在したが、日本市場向けラインナップに追加されることはなかった。
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1987年4月 - 新開発された1VZ-FE型2000ccV6エンジンを搭載した『プロミネント』(VZV20型)も登場。バンパーが大型化されフロントグリルの形状が異なり、豪華装備がさらに追加される点などが4気筒モデルとの違いであった。プロミネントのエンジンは2000ccV型6気筒DOHCの1VZ-FE型で、最高出力は103kw 140ps)/6000rpm・最大トルクは174Nm(17.7kg・m)/4600rpmを発揮。
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1987年10月 直列4気筒2000cc(3S-FE型)モデルにはセンターデフ+ビスカスカップリング方式のフルタイム4WDも追加され、バリエーションが豊富になった。
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1988年8月のマイナーチェンジでは1800ccもハイメカツインカム化された(1S-i型OHCエンジンから4S-Fi型DOHCエンジンに換装)。プロミネントシリーズにのみ4ドアハードトップが追加。又、2000cc4WD車にATが追加された。ハードトップのプロミネントは、北米でレクサスが発足した当初、ES250として販売された
[フロントグリルなどが同時に登場したLS400(初代セルシオ)に似せた造形になっているのが国内仕様との違いであった。また、ES250のエンジンは2500ccV型6気筒DOHCの2VZ-FE型で、最高出力は116kw(158ps)/5800rpm・最大トルクは206Nm(21kg・m)/4600rpmを発揮。]。
File:Toyota Camry Prominent 1987.jpg|カムリプロミネント
File:2nd Toyota Camry .jpg|セダン(北米仕様)
File:Toyota Camry Estate Kings Parade.jpg|ステーションワゴン(輸出仕様)
File:2nd-Toyota-Camry-wagon.jpg|ステーションワゴン
(北米仕様・リア)
4代目 V30型(1990年-1994年)
北米仕様の詳細は
トヨタ・セプターを参照
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1990年7月登場。日本国内に導入されたこのモデルは国内専用車となる
[後に中古並行という形でロシア等海外に流出している]。この代より北米仕様は3ナンバーボディーとなり、日本では「セプター」として販売された。セダンはプレスドアを採用し、先代よりも丸みが強調されたが、初代セルシオのデザインを5ナンバーサイズに縮小したような張りのあるボディとなった。セダンには1800cc(4S-FE型)、2000ccの直列4気筒ハイメカツインカムガソリンエンジン(3S-FE型)、ツインカムの3S-GE型と2000ccディーゼルターボ(2C-T型)が用意された。駆動方式はFFとフルタイム4WDの2種類。FFには4WS設定モデルも存在した。バブル期に開発されたモデルであるため装備品をはじめとする内外装のクオリティは非常に高い。このモデルでもV6搭載モデルの「プロミネント」は存在した。ボディは4ドアハードトップのみ[1996年12月のカムリグラシアが久々のセダンのV6エンジン搭載車になる]。エンジンは当初は従来型と同じV6・2000ccのみだった。
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1991年5月 - プロミネントにV6・2500ccモデルを追加。同時にV6・2000ccモデルは「プロミネントEタイプ」のみとなる。
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1992年6月 - マイナーチェンジ。フロントグリルが大型化されエアコンはオートタイプを全車に標準装備した上に代替フロン仕様となった。同時に、スポーツツインカムの3S-GE搭載のGTとV6・2000ccモデルの「プロミネントEタイプ」は廃止された。GTの代わりにZXツーリングパッケージが登場した。プロミネントは2500ccに一本化。しかし1993年8月、ウィンダムの2500ccモデル追加でその存在意義を失い、セダンよりも一足先に、V6の「カムリ・プロミネント」は消滅した。
File:1990 Toyota Camry (Japanese spec) 01.jpg|前期型(1990年-1992年)
File:1990 Toyota Camry (Japanese spec) 02.jpg|前期型(リア)
5代目 V40型(1994年-1998年)
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1994年7月登場。当初は、北米カムリとの部品の共通化率を高めた3ナンバーモデルとして計画されていたが、バブル崩壊に伴う乗用車市場の冷え込みもあり、設計途中で5ナンバーサイズへと変更された。トヨタでは他にビスタアルデオの全高を試作途中に150mmも高めた例もあるが、このような開発末期の大きな設計変更は、全てのメーカーができるものではなく、資金力に勝るトヨタならではのエピソードとなっている。前述のとおりモデルチェンジの時期がバブル崩壊と重なった事も影響し、大幅なコストダウンを強いられたために装備やインテリアが先代と比較してかなり簡素なものになり、特に前期型にはフロントグリルのエンブレムがないという、徹底したものであった。ラインアップも削減され、このモデルよりプロミネントは消滅し、セダンのみの設定になった。排気量はガソリンエンジンが、1800cc(4S-FE型)と、2000cc(3S-FE型)、ディーゼルターボエンジンは2200cc(3C-T型)に拡大された。当初はガソリン2000ccモデルにのみフルタイム4WDの設定があったが、後に2200ccディーゼルターボにも設定された。
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1996年6月にマイナーチェンジを実施。ヘッドランプがマルチリフレクター式に変更された。また、フロントグリルにはカムリのエンブレムが復活している。ABSとデュアルSRSエアバッグは全車標準装備。
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姉妹車であるビスタは、1998年のフルモデルチェンジで5ナンバーサイズを維持し独立した車種となったが、日本国内専用カムリはこの代をもって消滅し、それ以降はセプターの後を受け、北米カムリを日本向けとした、1996年12月登場のカムリ・グラシアに引き継がれた。
File:1994-1998 Toyota Camry V40.jpg|前期型
6代目 XV20型(1996年-2001年)
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1996年12月にセプター(北米カムリ)の後継車種として、またV6エンジン搭載車のグレード名であった「プロミネント」の名を事実上変更して付け加える形で「カムリ・グラシア (CAMRY GRACIA) 」の名前で登場
[後のマイナーチェンジでセダンのみグラシア名が外れる]。3ナンバーとなり、エンジンもセプターと同じ直列4気筒の2200cc(5S-FE)とプロミネント以来のV6エンジン搭載車でもある2500cc(2MZ-FE)を搭載する。[日本向けのV6エンジン搭載車はこの代が最後]ボディタイプはセダンとステーションワゴン[日本国内向けのカムリとしては最初で最後のステーションワゴンであった。]の2種類。従来のセプターに設定されていたクーペは日本では不評のため廃止された。ただし、北米市場には後継車種がカムリソラーラとして投入されている。また、日本仕様はこの代からAT車のみとなった。また、このモデルからセダンがダイハツ工業へ「アルティス」として2000年3月からOEM供給されている。カムリグラシアワゴンにはトヨペット店向けの姉妹車としてマークIIクオリスが発売された。
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1999年8月 マイナーチェンジでセダンは単に「カムリ」、ワゴンは「カムリグラシア」とそれぞれ呼ぶようになる。
File:1997-1999 Toyota Camry.jpg|セダン
(北米仕様・前期型)
File:2000-01 Toyota Camry.jpg|セダン
(北米仕様・後期型)
File:Toyota-camrygracia xv20sedan-rear.jpg|セダン
(前期型)
File:Toyota-camrygracia xv20wagon-front.jpg|ワゴン
(前期型)
7代目 XV30型(2001年-2006年)
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2001年9月27日登場。セダンのみとなる。日本仕様はV6エンジン搭載車が廃止され、直列4気筒2400cc(2AZ-FE)のみとなった。ウィンダムと共通のプラットフォームを使用する。形式は本来はXV30型だが、トヨタ車の形式の法則でX+Z=CとなるためACV30、MCV30(北米向けV6仕様)となる。
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2004年7月6日 一部改良(プレマイナーチェンジ)。内外装を変更。北米仕様のV6エンジンは3300ccの3MZ-FEが追加され、5速ATが組み合わされた。
File:05-06 Toyota Camry XLE.jpg|後期型
File:Toyota Camry (fifth generation, first facelift) (front), Serdang.jpg|東南アジア仕様
File:Toyota Camry (fifth generation) (rear), Kuala Lumpur.jpg|東南アジア仕様(リア)
8代目 XV40型(2006年-)
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2006年1月30日に登場。エクステリアデザインは今までのカムリのイメージを覆すスタイリッシュでアグレッシブなものとなる。2005年末をもって生産終了されたウィンダムを統合する役目もあるため、今回のモデルではさらに上質感に磨きをかける。日本仕様はベージュ内装でエアロパーツの設定もないが、北米仕様にはSE、オセアニア仕様にはスポルティーボと呼ばれるスポーティなモデルが存在しており、3本スポークステアリングを装備し、内装色もブラックである。また、横幅がセルシオ並みに拡大され、エンジンは従来と同じ直列4気筒2400ccだが、馬力が159馬力から167馬力となった。北米仕様にはV型6気筒3500cc仕様やハイブリッド仕様も設定されるが、日本で販売される予定はない。シフトは5速AT(4WDは4速AT)。北米仕様のV6モデルには6速AT(シーケンシャルシフト付き)が採用されているほか、中近東、ニュージーランド仕様などには5速MTも設定されている。最上級グレードGディグニスエディションは本革シートを標準装備する。オセアニア仕様は日本同様、直列4気筒エンジンのみの設定である。ただし、カムリをベースに前後デザインを変更した上級車種がオーリオン(Aurion)として発表されており、こちらはV6のみの設定となる。また、アジア仕様(中国、台湾、東南アジア諸国に投入)のデザインもオーリオンにほぼ準じたものとなっており、日米版カムリとは大きく異なる。なお、北米向けのトヨタ車のリアエンブレムは、1989年にトヨタが現在のトヨタマークを導入した以降も、これまではトヨタマークと「TOYOTA」のローマ字が併用されてきたが、この8代目カムリ以降のピックアップトラックやSUVを除くトヨタ車からは、「TOYOTA」のエンブレムが外され、日本仕様同様にトヨタマークのみとなった。直4エンジンの形式は7代目と同様の理由でACV40となるが、V6仕様はGRエンジンのため、R+X=SとなるためGSV40となる。
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2007年4月から、北米にある富士重工業(スバル)の保有する工場の生産ラインを使用し、北米向けカムリの生産が行われている
[スバル北米工場で「トヨタ・カムリ」生産、トヨタのハイブリッド技術をスバルに提供]。
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2007年7月に外装色ラインナップと内部インパネまわりの色調が変更された。
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2009年1月13日にマイナーチェンジ。フロント周り(グリル・バンパー・ヘッドランプなど)を一新すると共に、フォグランプ・リアガーニッシュなどにはメッキ加飾を施したほか、ボディカラーにはベージュメタリックとダークグリーンマイカを追加。内装ではオーディオ・ヒーターコントロールパネルの色調をホワイトに変更し、シートデザインも変更。また、新デザインのサイドターンランプ付ドアミラー(トヨタ・iQと同一型番のものを流用)やVSC・TRC(4WD車を除く)が標準装備化されたほか、自動防眩インナーミラー(一部グレード)やバックモニターも新たに採用され安全性も向上されたが、一部グレードでは助手席用のパワーシートが手動式になる等の装備の簡素化も行われた。
File:ACV40Camryinterior.jpg|車内
File::2007 Toyota Camry Sportivo 01.jpg|スポルティーボ
File:2006 Toyota Camry 02.jpg|8代目カムリ(前期型・リア)
File:Toyota camry hybrid.jpg|カムリハイブリッド(北米仕様)
File:Toyota Camry (sixth generation) (front), Serdang.jpg|アジア仕様
File:Toyota Camry (sixth generation) (rear), Serdang.jpg|アジア仕様(リア)
レース出場
Wikipedia画像へのリンク(NASCARにおけるカムリ)
2007年からカムリをベースにしたマシンで、現在アメリカで最も人気のある自動車レース・
NASCARの最高峰クラスであるネクステルカップ(現・
スプリントカップ)とブッシュシリーズ(現・
ネイションワイドシリーズ)に参戦した。また、2007年はトヨタ北米進出50周年でもあった。
2008年からは有力チームである
ジョー・ギブス・レーシング所属の人気NASCARレーサーであり、年間王者の経験もある
トニー・スチュワートも乗ることになっているため、活動が期待された。
2008年
3月9日、スプリントカップシリーズ第4戦が米ジョージア州のアトランタ・モーター・スピードウェイで行われ、スチュワートのチームメイトである
カイル・ブッシュ(米国)が外国車メーカーとしては
1954年の
ジャガー以来、日本車メーカーとしては史上初となる優勝をもたらした。
また、レース活動ではないが中東地区では
ドリフト仕様のベース車として、XV30型、XV40型を中心に日本でいうところの
AE86レビン/
トレノ同様人気がある→
サウジドリフト[尚、この中東でのドリフトでカムリ以外にしばしば目にする車両は同じく大型FFセダンのホンダ・アコード/インスパイア、ヒュンダイ・ソナタ(EF型後期/NF型)が代表的である。]。
車名の由来
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カムリ - 冠(かんむり)の異表記「かむり」から。
[トヨタには他にもクラウン(王冠)やカローラ(花冠)といったネーミングの車種が既に発売されており、これらの流れを汲んだ命名であるとされる。]
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プロミネント - 英語で「卓越した」「傑出した」の意味。
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グラシア - スペイン語で「魅力」の意味。
脚注
関連項目
外部リンク
トヨタ・カムリについて