ブルパップ式について
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アサルトライフル、
フランス製
FA-MAS)
ブルパップ方式(
Bullpup style)とは、
銃器の設計において、グリップと引き金より後方に弾倉や機関部を配置する方式である。
概要
第二次世界大戦以降、
アサルトライフルの登場で
小銃には小型化、軽量化による機動性の向上が求められ、全長を効果的に短縮するための設計として考案された。
「ブルパップ」の名称は、英語で「ブルドッグの子犬」の意で、ブルドッグが大口径銃を指すのに対し、その子供と言う意味で「小型かつパワフル」という意味合いを持つ(英語版Wikiより)。
従来からある小銃の小型化では、銃身長の短縮や折り畳み式銃床への変更、2分割可能にする設計などが考案されたが、銃身を短縮した場合は命中率や射程が犠牲になり、折り畳み式や分割式も、展開状態では元の長さに戻ってしまう。
ブルパップ方式では、従来型の小銃において木材や樹脂の塊だった銃床部分に機関部を内蔵、一体化させることで、銃身長の短縮を伴わずに全長を短縮させている。
銃の全長が従来型と同じなら、機関部の位置が後退している分だけ銃身は長くなるため、従来以上の命中精度と射程距離を持つ火器や、より長い銃身を備えて
分隊支援火器として使えるものも開発されており、
狙撃銃の
WA2000や、L85小銃の発展型である
L86軽機関銃などがこれに該当する。
設計上の工夫
全長の短縮によって照門と照星の間隔が短くなり、遠距離での照準精度が低下するため、低倍率のスコープや
ダットサイトのような光学照準器を装着するものもある。また、頬や肩に押し当てて安定させる銃床部分に機関部が内蔵されるため、作動音と硝煙が聴力や視力に悪影響を及ぼすとされる。この解決策として、
FN F2000では、レシーバー周辺の密閉性を高め、硝煙や作動音を銃前方の排莢口から逃がす構造となっている。
従来の小銃のように排莢口を右側に設計した場合、銃床の右側に顔を密着させる構えになる左利きの射手が扱う場合や、右手を負傷して左手で保持する場合には、空
薬莢がぶつかる危険があっため、
ステアーAUGは整備の際に機関部の部品の向きを替えることで排莢方向を左右に変更可能とし、
FN P90や
キャリコでは銃本体下部から下に排莢する方式を、
FN F2000や Kel-Tec社 7.62mm RFBは銃口付近の前方へ排莢するフォワード・イジェクション方式を採って、射手の利き手を選ばない設計としている。
ブルパップ形式の銃
散弾銃
その他
ブルパップ式について