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モーターボート記念競走

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モーターボート記念競走について

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

モーターボート記念競走(モーターボートきねんきょうそう)は、競艇SG競走の1つであり、正式名称は「総務大臣杯争奪 モーターボート記念競走」(2000年までは冒頭の「総務大臣杯」が「自治大臣杯」)であった。通称「MB記念」。

解説

近年はレースのサブタイトルとして「SG(西暦)シリーズ第5戦」と大会名の冒頭にクレジットしている。 なお、モーターボート大賞(MB大賞)はGIで本競走とは別のものであり、単に「MB」と言った場合はSGであるモーターボート記念競走を差す場合が多い。 開催される競艇場を除いた全ての競艇場から1人ずつ推薦選手が選ばれるため、別名「競艇甲子園」とも言われている。開催は8月最終週を目安に行なわれているが、年によっては8月と9月の月跨ぎ開催も実現する。

歴史

1954年昭和29年)4月に開催された全国モーターボート競走施行者協議会(全施協)の総会において、競艇発祥を記念し競艇記念日を定めその記念行事を行うことが提案された。これを受け翌年の1955年(昭和30年)5月の全施協臨時総会において、4月6日を競艇記念日として定め、その記念行事として大村競艇場で同年8月20日23日に本競走の第1回を開催することが決定した第1回モーターボート記念競走(昭和30年8月)。 競艇史上初のナイター競走によるSG開催は、蒲郡競艇場で開催された本競走の2002年第48回大会である。唐津競艇場で開催された2003年第49回大会では日中開催となったが、蒲郡競艇場で開催された本競走の2004年第50回大会で再びナイター競走による開催となった。 2004年度以降、本競走およびオーシャンカップ競走は共にナイター競走による開催で行われることが慣例化したため、それらの開催はナイター競走実施が可能である桐生競艇場・蒲郡競艇場・若松競艇場のいずれかとなる傾向にある。なお2006年7月8日より住之江競艇場でもナイター競走が実施されるようになったため、住之江競艇場においても本競走が実施される可能性もある。 なお、2009年からは丸亀競艇場で、2010年からは大村競艇場でもナイター競走が実施される予定である。

出場条件

  • 優先出場
前年度優勝者 前年の賞金王決定戦の優勝戦出場者(6名) 直前のSG競走であるオーシャンカップ競走の優勝者
  • 開催される競艇場を除いた全ての競艇場から推薦された選手(23名)
  • 開催される競艇場が希望する選手
※優先出場以外の選手はA1級であることが必須である。

特徴

  • 選考期間は前年の6月1日から、開催年の5月31日まで。優先出場者以外は選考基準が明確でない唯一のSGであり、出場選手は6月1日に一斉に発表される。
  • 各競艇場からは各支部のエース級の選手が中心に選出される。東京、福岡からは3名ずつ、愛知、山口からは2名ずつ推薦されるが、逆にその他の支部からは1名ずつしか選ばれないので、選手層が厚い支部の有力選手が出場できないケースもある。
  • 開催場から推薦される選手は、地元の有力選手、過去にその開催場でSGを優勝した選手、選考期間内に開催場で実績を残した選手が選ばれる傾向にある。

SG競走の流れ

オーシャンカップ競走→当競走→全日本選手権競走

SGレースの色

夏の太陽をあらわす燃え滾る灼熱の色・赤色がシンボルカラーとなっている。

過去の優勝者

回||開催年||開催場||優勝者||現住所
451999年児島競艇場山本浩次(3558)岡山県
462000年若松競艇場西島義則(3024)広島県
472001年多摩川競艇場市川哲也(3499)広島県
482002年蒲郡競艇場今垣光太郎(3388)石川県
492003年唐津競艇場田中信一郎(3556)大阪府
502004年蒲郡競艇場今垣光太郎(3388)石川県
512005年若松競艇場菊地孝平(3960)静岡県
522006年桐生競艇場中村有裕(4012)滋賀県
532007年蒲郡競艇場魚谷智之(3780)兵庫県
542008年若松競艇場今垣光太郎(3388)石川県

2007年以降の結果(優勝戦)

回||開催年||開催場||実施日||□/1号艇||/2号艇||/3号艇||/4号艇||/5号艇||/6号艇||優勝タイム
532007年
(平成19年)
蒲郡競艇場9月2日山本浩次
岡山県
魚谷智之
兵庫県
市川哲也
広島県
池田浩二
愛知県
笠原亮
静岡県
赤岩善生
愛知県
1分46秒3
542008年
(平成20年)
若松競艇場8月31日松井繁
大阪府
今垣光太郎
石川県
坪井康晴
静岡県
太田和美
奈良県
中村有裕
滋賀県
深川真二
佐賀県
1分48秒1

エピソード

  • 第14回大会は1968年(昭和43年)10月10日より児島競艇場にて開催予定であったが中止となった。これは、同年9月23日に同競艇場で発生した騒擾事故に対する不適切な収拾措置が競走法違反とされ、施行者の倉敷市に対し運輸省より1ヶ月(同年10月4日〜11月3日)の開催停止命令が出されたためである。各地で騒擾事件発生年表
  • 第47回大会において優勝した市川哲也は、完全優勝(出走した7競走全て1着)を達成した。
  • 第48回大会はSG史上初のナイター競走による開催となった。なお続く第49回大会こそ日中開催であったが、第50回大会以降は常にナイター競走による開催となった。
  • 第52回大会で優勝した中村有裕は、滋賀支部所属選手としては、全日本モーターボート選手権競走(現在の全日本選手権競走)の第5回大会で優勝した三津川要以来、48年振りのSG優勝を達成した。
  • 第53回大会で優勝した魚谷智之は、前回のオーシャンに続く史上12人目のSG連覇と共に2002年にスタートしたナイターSGの完全制覇のダブル快挙を達成。なお、大会最終日にSG競艇LIVEが放送されてそのスペシャルゲストに艇王の植木通彦が引退後、初のテレビ出演。ファンが盛大に植木を迎えた。ファンの中には思わず艇王の登場に涙ぐむ女性も居る等特設スタジオは1時間だけではあったが終始、盛り上がった状態で進行していった。また、優勝の魚谷選手も優勝選手インタビューで植木選手と話すが最初は驚いていた。
  • 第54回大会で優勝した今垣光太郎は1周1マークでまくり差しを決めるも、2着の松井繁と終始デッドヒートを繰り広げた末での勝利となった。(2着とは0.3秒差)

今後の開催予定

第54回同様、ナイターレースとして開催。なお、丸亀はナイター競艇施行元年の年に早速、スペシャルグレード競走を開催することとなる。

2大選手の結果

このコーナーではオーシャンカップ覇者・ディフェディングチャンピオンの言わばその年の注目選手となるMBチャンプレーサーの結果を紹介する。尚、此処でオーシャンカップ覇者の選手が勝てばその年のナイターSG・完全制覇の快挙が達成される。
||開催年||前回SG覇者||前年覇者||優勝者
1ページ目2009年
第55回記念丸亀大会

今垣光太郎

脚注

競艇オフィシャルWebへのリンク

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