関越自動車道について
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Wikipedia画像へのリンク(関越自動車道(新潟県南魚沼市塩沢))
関越自動車道(かんえつじどうしゃどう、)は、
東京都練馬区の
練馬ICから
埼玉県、
群馬県を
経由し
新潟県長岡市の
長岡JCTへ至る
高速道路(
高速自動車国道)である。
関越道()と略される。
概要
三国山脈を貫いて東京と新潟県を結ぶ高速道路であり、
上越新幹線とともに
首都圏と
日本海側を結ぶ高速交通網として重要な機能を持つ。
藤岡JCTから
上信越自動車道(関越自動車道上越線)が、
高崎JCTから
北関東自動車道がそれぞれ分岐しており、南部では長野県
北信地方・
東信地方や
北関東からの利用も多いようである。
日本有数の
豪雪地帯を貫いており、沿線(
上越エリア)には多くの
スキー場が
存在し、首都圏とこれらのスキー場を結ぶ高速道路としても知られている。このため
冬期に通行困難となる並行一般道救済のために追加設置されたICが多いようである。また、首都圏の
放射方向の高速自動車国道の中では唯一、
首都高速道路との直接接続がないため、近年
東京外環自動車道と接続されるまでは、特に冬季の練馬ICにおける大
渋滞が慢性化していた。
水上ICと
湯沢ICの間には、
道路トンネルでは
日本最長の
関越トンネルがある。
路線名・道路名
高速自動車国道の路線名としての
関越自動車道は、東京都を起点に
藤岡市で分岐し
新潟市および
上越市に至る以下の2つの路線からなる。
これらについて、営業中および計画中の道路名に区分すると以下のようになる。
以下では、特記がない場合は練馬IC - 長岡JCTの狭義の(道路名としての)関越自動車道について述べる。
通過市町村
接続高速道路
他の
都心部の高速自動車国道とは異なり、
首都高速道路とは直接接続していない。首都高速道路に行くには練馬ICから一般道に出るか、大泉JCTから東京外環自動車道を経由するか、首都圏中央連絡自動車道を
八王子ジャンクション経由で
首都高速4号新宿線に接続する。
終点の長岡JCTでは、北陸自動車道の新潟方面が
本線となっており、北陸自動車道の
富山方面が分岐・合流する形になっている。
インターチェンジなど
-
施設名欄の背景色が■である部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。未開通区間の名称は仮称。
-
スマートICは背景色■で示す。
-
路線名の特記がないものは町道。
-
BSのうち、○は運用中、◆は休止中の施設。無印はBSなし。
歴史
地理
Wikipedia画像へのリンク(
新潟県小千谷市付近を蛇行する
信濃川の左岸(画像で信濃川の右側)を緩やかなカーブで通る関越自動車道。)
トンネル
関越トンネル
関越トンネル内は、金属製の
タイヤチェーンを装着しての走行は
禁止されている。ゴム製のタイヤチェーンの場合は、50
km/hの速度規制(
摩擦による破断を防ぐため)があるが、そのまま走行可能である。そのため降雪規制状況によっては、トンネル前後の谷川岳PA、土樽PAで着脱する必要がある。
トンネル双方の出口PAからチェーン規制が行われると、
スタッドレスタイヤ装着車を含めた全車がPAに誘導されタイヤチェックを受ける。これと同じような全車タイヤチェックは、上り線の塩沢石打SAでも行われている。
また、このトンネルは全長が約11kmにも及ぶので、水上IC - 湯沢ICは危険物積載車の通行が禁止されている。該当車両は、国道17号(
三国峠)を経由して
迂回しなければならない。なお、下り線は規制区間の手前である月夜野IC手前に、該当車両の流出を促す注意標識がある。これは、月夜野ICが群馬県側の国道17号に接続する最終の出口という理由からである。
トンネルの数
| 区間 | 上下線 |
| 練馬IC - 大泉JCT | 0 |
| 大泉JCT - 所沢IC | 1 |
| 所沢IC - 赤城IC | 0 |
| 赤城IC - 昭和IC | 1 |
| 昭和IC - 月夜野IC | 0 |
| 月夜野IC - 水上IC | 1 |
| 水上IC - 湯沢IC | 5 |
| 湯沢IC - 塩沢石打IC | 1 |
| 塩沢石打IC - 六日町IC | 1 |
| 六日町IC - 小出IC | 2 |
| 小出IC - 堀之内IC | 4 |
| 堀之内IC - 越後川口IC | 1 |
| 越後川口IC - 小千谷IC | 1 |
| 小千谷IC - 長岡JCT | 0 |
| 合計 | 18 |
-
大泉JCT - 所沢ICはトンネルの数としてカウントしているが、正確には旭ヶ丘シェルターである。
-
多くは、群馬・新潟県境周辺に集中している。山地部を通過するため。
-
水上IC - 湯沢ICと小出IC - 堀之内ICについては、距離表示のないトンネルも含む。
ハイウェイラジオ
-
新座(新座料金所 - 所沢IC)
-
所沢(三芳PA - 川越IC)
-
川越(川越IC - 鶴ヶ島JCT)
-
鶴ヶ島(高坂SA - 東松山IC)
-
本庄児玉(寄居PA - 本庄児玉IC)
-
渋川伊香保(前橋IC- 渋川伊香保IC)
-
沼田(沼田IC - 月夜野IC)
-
月夜野(月夜野IC - 水上IC)
-
水上(水上IC - 谷川岳PA 新潟方面)
-
関越トンネル(谷川岳PA - 土樽PA(関越トンネル))
-
土樽(湯沢IC - 土樽PA 東京方面)土樽PA休憩施設でも同一内容を放送
関東支社管内(新座-月夜野)では
コールサインは「ハイウェイラジオ関越道○○」と
放送される。(例: 新座であれば「ハイウェイラジオ関越道新座よりお伝えしました。」)
関東支社管内では現在、岩槻管制局から放送されているが、
日本道路公団時代は八王子管制局より放送されていた。コールサインは「ハイウェイラジオ○○」と放送されていた(例: 新座であれば、冒頭部分に「○時○分現在の高速道路情報を、ハイウェイラジオ新座よりお知らせします。この時間…」)(現在八王子管制局は
中日本高速道路八王子支社であり、この形式の放送は現在
中央自動車道と
長野自動車道で放送されている)。現行の岩槻管制局に移管されたのは民営化から1年後の2006年10月のことである。
新潟支社管内(水上-土樽)ではコールサインは「ハイウェイラジオ○○」と放送される。(例: 土樽であれば、放送の終わりに「ハイウェイラジオ土樽よりお伝えしました。」)
車線
-
練馬IC - 大泉JCT : 4車線
-
大泉JCT - 前橋IC : 6車線
-
前橋IC - 長岡JCT : 4車線
全線4車線以上で併用されている。開通当時は関越トンネルのみ
暫定2車線での併用だったが、1991年に4車線化された。
最高速度
-
練馬IC - 新座料金所 : 80km/h
-
新座料金所 - 渋川伊香保IC : 100km/h
-
渋川伊香保IC - 谷川岳PA : 80km/h
-
谷川岳PA - 土樽PA(関越トンネル内) : 70km/h
-
土樽PA - 小千谷IC : 80km/h
-
小千谷IC - 長岡IC : 100km/h
-
長岡IC - 長岡JCT : 80km/h
雨天・
降雪・
濃霧・
台風などの荒天時、
事故や工事などの時は50から80km/hまでの速度規制が行われる。
特別料金区間
-
大都市近郊区間(普通区間の1.2倍) : 練馬IC - 東松山IC(39.4km)
-
関越特別区間(普通区間の1.6倍) : 水上IC - 湯沢IC(26.0km)
交通量
24時間交通量(平成17年度道路交通センサス)
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東京都
埼玉県
-
練馬区・埼玉県境 - 埼玉県・東京都境 : 95,198
-
所沢IC - 三芳スマートIC : 90,774
-
三芳スマートIC - 川越IC : 92,205
-
川越IC - 鶴ヶ島JCT : 87,166
-
鶴ヶ島JCT - 鶴ヶ島IC : 90,281
-
鶴ヶ島IC - 東松山IC : 79,320
-
東松山IC - 嵐山小川IC : 68,108
-
嵐山小川IC - 花園IC : 65,861
-
花園IC - 本庄児玉IC : 59,869
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群馬県
-
埼玉県・群馬県境 - 藤岡JCT : 56,582
-
藤岡JCT - 高崎JCT : 46,847
-
高崎JCT - 高崎IC : 47,238
-
高崎IC - 前橋IC : 39,856
-
前橋IC - 駒寄スマートIC : 32,363
-
駒寄スマートIC - 渋川伊香保IC : 31,817
-
渋川伊香保IC - 赤城IC : 24,327
-
赤城IC - 昭和IC : 25,185
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昭和IC - 沼田IC : 23,256
-
沼田IC - 月夜野IC : 17,133
-
月夜野IC - 水上IC : 16,763
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新潟県
-
群馬県・新潟県境 - 湯沢IC : 13,917
-
湯沢IC - 塩沢石打IC : 11,424
-
塩沢石打IC - 六日町IC : 11,177
-
六日町IC - 大和PA : 12,134
-
大和PA - 小出IC : 12,303
-
小出IC - 堀之内IC : 13,119
-
堀之内IC - 越後川口IC : 14,500
-
越後川口IC - 小千谷IC : 16,528
-
小千谷IC - 長岡IC : 17,365
-
長岡IC - 長岡JCT : 24,371
-
区間別日平均交通量(2002年度)
-
* 練馬IC - 長岡IC平均 : 39,624台(前年度比98.2%)
-
* 長岡IC - 長岡JCT : 19,831台(前年度比97.2%)
-
通行台数(練馬IC - 長岡IC)
-
* 年間 : 66,640,456台(前年度比98.1%)
-
* 日平均 : 182,577台
渋滞
特に
平日の
夕方の上り線は大泉JCTから練馬ICを過ぎて、練馬中央陸橋交差点(交通情報上の案内は環八目白交差点)付近まで
渋滞する。最悪の場合、所沢IC・三芳PA・鶴ヶ島JCTから渋滞する。行楽シーズン(主にゴールデンウィーク)中は、下り線は高坂SA付近や花園IC付近を先頭に大泉JCT付近まで渋滞することがあるほか、上り線も前橋IC・
上信越自動車道・
北関東自動車道などから花園ICや高坂SAにかけて渋滞することがあり、最悪の場合は上信越自動車道
下仁田IC付近から花園ICにかけて50km以上の大渋滞になる。
また、
スキーシーズンは
新潟県南魚沼郡湯沢町とその周辺に点在するスキー場に向かう
首都圏の車で、連休でなくても土曜日の午前中に下り車線が高坂SA、花園IC、寄居PAを先頭に10km以上渋滞する。次の日(つまり
日曜日)には帰宅する車で上り線が夕方から夜にかけて沼田IC、寄居PA、花園IC、高坂SA、三好PA、新座料金所、大泉JCTなどを先頭に10km以上の渋滞が発生する。また、関越トンネルの前後の谷川岳PA・土樽PA・塩沢石打SA(上り線)では
タイヤチェーンのチェック作業を行う場合があり、これに伴い数km程度の渋滞が発生することもある。
道路照明灯
-
練馬IC - 嵐山PA
-
上里SA付近
-
関越トンネル前後区間
備考
沿線には
自由民主党の有力政治家が多く、同党から
田中角栄・
福田赳夫・
中曽根康弘・
小渕恵三・
福田康夫の5人が
内閣総理大臣に就任している。中でも新潟県内の沿線地域が含まれる
中選挙区制の
衆議院・
新潟3区で圧倒的な支持を受けていた田中角栄の影響力は絶大だった。田中は
道路法の制定や重要ポストの歴任などで日本の道路政策を進める
建設省に大きな影響力を持ち、
日本列島改造論で示したように全国高速交通網整備の強力な推進論者でもあったが、特に地元選挙区を通る関越自動車道の整備には、群馬・新潟両県内でほぼ並行する
上越新幹線とともに最も心血を注いだ。
当路線は
太平洋側と
日本海側を結ぶ重要路線という認識で早期整備が図られたが、田中による大規模
公共事業の
利益誘導、あるいは国家政策の私物化という批判も受ける事になった。その根拠の一つとして、当路線と練馬ICで直結する目白通りはそのまま
文京区目白台にある田中邸の前を通るため、「田中は自宅の門を左に曲がればそのまま選挙区に直行できる(三回曲がれば家に着く)」という
事実が指摘された
[実際には、目白通りは西落合一丁目交差点を右折する方向に繋がっているため、この表現は正確ではない。]。ただし田中は、1985年2月に
脳梗塞で倒れて政治活動や
日常生活が大きく制約されたため、全線開通後の当路線を通行した時は病気の
後遺症が残る状態だった。
脚注
関連項目
外部リンク
関越自動車道について