寺門ジモン(てらかど じもん、
1962年11月25日 - )は、日本の
お笑いタレント・
俳優。
ダチョウ倶楽部のボケ担当。所属
事務所は
太田プロダクション。
中野区立第九中学校・
東京都立鷺宮高等学校卒業。
兵庫県川西市出身。本名は
寺門義人(てらかど よしと)。血液型A型。射手座。身長169cm 体重65kg
頭廻り 57cm
サイズ B107 W87 H99 F25.5
人物・来歴
誕生-幼少
1962年11月25日に
兵庫県川西市で誕生。ジモンは母(寺門安子)から生まれたとき、胸の周り・顔・足の裏・手の甲体以外の全身に約10cmの原因不明の体毛が生えていたが、生後一週間で抜けた。2歳頃、ジモンは山の山頂付近に家があったので、毎日自然と戯れていた自然児(本人曰く)で、朝起きると
クワガタなどの昆虫を捕まえていた。そして4歳頃、市街地の幼稚園に電車を乗り継ぎして通園していたそうで、本人は既に精神的に自立していたそうで、幼稚園での集団生活は、ジモン周りと比べると変人(本人曰く)だったので、周りとは合わなかったらしい。そしてジモンはこの頃から舌が異常に敏感だったため、母の料理が不味かったときは、ダメだしし、料理は母よりも上手だった。
もともとは役者を目指し
テアトル・エコー附属養成所に所属していたが、将来に不安を感じ、お笑い芸人に転身することを決意。
同僚で同郷出身の
上島竜兵と連れ立ってテアトル・エコーの先輩・
渡辺正行に会いに行き、渡辺から
肥後克広、
南部虎弾を紹介される。これがダチョウ倶楽部の出発点となった。
メンバーからは絡みづらいといわれているため、テレビ出演や
志村けん達との飲み会では肥後と上島でいることが多い(ジモンは酒が飲めない)。メンバー内では一番持ち芸が少ないが、実は1番面白いというのが
浅草キッドの評。
最近では他のメンバーと比べてサスペンスドラマに出演する機会が多く、
俳優としても成長中である(映画『
黄泉がえり』では、役者として自然体の演技をみせている)。
足が短い、顔が大きい、体を異常なまでに鍛えているなどの特徴が相まって
今田耕司に「体のバランスがおかしい」と言われている。
東野幸治など、番組共演者の中には、何ものにも属さず他の追随を許さない孤高の精神に敬意を払う者も多い。
上島と同様、関西出身にも拘らず、関西弁を殆ど話さない。
肉体派芸人
趣味は体を鍛えることで、
テレビ番組出演時の筋肉アピールは有名。本人は
物真似の対象となることはなかったが、
ものまねタレント・
ホリがネタとして寺門の筋肉アピールを取り上げてからは、ネタや会話に詰まると自身の鍛えた筋肉をポーズでアピールする癖が一般に知られることとなった(ホリがネタにするまでは、寺門自身もこの癖に気付いていなかった)。
尚、一世を風靡したギャグ「聞いてないよ〜」は、『
ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』でジモンがボソッとつぶやいた一言が元となっている。(何枚ものスチロールの壁を破ってゴールを目指すゲームのなかに、硬い壁が仕込まれていて、そこに激突したときに出た言葉)
ダンベルなどの人工的な重りを使わず自分の体重と重力のみを利用する
ゴッチ式トレーニングを30年以上毎日欠かさず実践している。『
最強の男は誰だ!壮絶筋肉バトル!!スポーツマンNo.1決定戦 芸能人サバイバルバトル』初期の常連でもあった。特に、クイックマッスル(3分間
腕立て伏せ)では他を圧倒する成績を見せていた。その為、ダチョウ倶楽部内での通り名は「筋肉バカ」であり、あの
江頭2:50ですらも、ジモンの筋肉バカぶりを「あいつはキチガイだ」と評している。この鍛錬が発展し、寺門は「ネイチャージモン」(後述)へと変貌していく。
趣味・グッズマニア
1990年代からは、
ナイキの
エアマックス、
カシオの
G-SHOCK等、多種多様な物を収集する「コレクター」「グッズマニア」として知られる様になった。物に対するこだわりや豊富な知識、情報収集に掛ける情熱は趣味の範疇を逸脱しており、その道の専門家と独自に交流していることからセミプロの域に達していると言える。ただし、一旦スイッチが入るとその豊富な知識を滔々と語りはじめる癖があり、興味の無い相手を辟易させることも少なくない。
芸能界では
所ジョージと並ぶ
スニーカー通として有名。
1995年、「エアマックス95」が発売され大ブームが起きたが、「ナイキ狩り」と呼ばれた少年による恐喝や、大量にニセモノが出回るなど騒動となった際には、エアマックスの目利きとしても活躍していた。『
深夜水族館』など深夜の
通販番組などでもコレクターマニアっぷりを披露している。また、下着は
ブリーフ派。
自身が
オオクワガタの名産地出身のためかオオクワガタ採集・飼育も非常に好きで、クワガタ業界では有名人となっており、様々なクワガタ雑誌で数多くの記事を書いている(一番多いのは採集記)。自称、オオクワガタブームの先駆者とも言っている。今でも年に数回仲間や兄と共にオオクワガタ採集に出かけているそうである。冬季に入山し、夏に採集する際のルートを決めるとのこと。また、必要以上に乱獲したり樹木を破壊したりといったモラルの無い採集は絶対にしない。兄は薬学の研究員で、兄弟で菌糸ビン(オオクワガタの幼虫のエサとなる)の作成を計画している。クワガタを飼育する為だけの専用マンションを持っている。
格闘技にも精通しており、中でもモハメド・アリをこよなく愛している。ウィル・スミスがアリを演じた伝記映画「Ali」では「日本でこの映画を撮ったならば、アリ役をやるのは俺しかいない」と発言している。
大の
ウエスタン好きであり、
専門雑誌『
コンバットマガジン』で
コラムを掲載していた。また、
モデルガンの
ピースメーカーを使った抜き打ちにも精通、アクロバティックなテクニックを習得しており、各地で開催されるウエスタンスタイルの早撃ちコンテストの常連でもある。それゆえ、マニアックな物真似で知られる
くじらと『
草野☆キッド』(
2006年9月12日放送分、「草野人生相談王決定戦!」)で共演し、「早撃ち名人メドレー」のマーク渡辺のモノマネを披露したくじらを「デタラメ」と一刀両断にして、マーク渡辺の早撃ちの特徴について専門的かつ詳細な解説を始め、くじら本人のみならず出演者の誰もジモンの解説を理解できず周囲を困惑させた。
また肉にも詳しい。
焼肉にこだわりを持っており、
やりすぎコージーでも熱く語っている。本人曰く「牛肉の話で俺より詳しい人に逢ったことがない!」「4~5歳の雌牛、なおかつ処女の肉が最高なんだ!」。
ダウンタウンDXで、焼肉だけで年に150万円使っており、焼肉屋のはしごや美味しい店であれば日本全国どこにでも出かけると語ったことがある。
更にグルメ本を何冊も出すほどの食通であるが、お勧めの店に一緒に行ったことがある肥後は「確かにおいしいんだけど、ずっと横で
薀蓄をしゃべり続けているから食べた気がしない」とウンザリしていた。グルメ番組の生放送中、京都の和菓子屋でよもぎの団子を食べたところ、メンバーが止めたにもかかわらず「嘘だ。これはよもぎの葉を使っていない」と見切り、そのままカメラを連れて調理場に入り、よもぎの粉を探し当てたことがある。「食べ物に関してはうそをつけない」とのこと。更には美味しいお菓子を食べると、箱に書いてある住所を頼りに工場を直接訪ねて作り方を聞いたり、
鮪を知るために漁船に乗ったり、稲作を研究するために
雲南省へ行った事がある。
「取材拒否の店」では寺門の常連の店を取材している。
食べ物以外では
糸に関心を持ち、製糸工場の工場長と1週間語り合い、
林業の雇用促進の仕事に関わる等ジモンのこだわりは広がりを見せている。
このような多趣味ぶり、さらに後述のアウトドア愛好家であることから、ダチョウ倶楽部のメンバー2人はついて行けず、プライベートで3人集まることは滅多にないという(ジモンのみ
竜兵会の会員ではない)。しかし決して不仲というわけではなく、脱退の噂すら一切出ていない。
ネイチャージモン
近年の寺門は「
ネイチャージモン」と呼ばれることが多い。名づけ親は『
やりすぎコージー』で共演した
東野幸治だと思われる。これは、彼の趣味である肉体鍛錬、自然探訪、知的探求が独特の形で結実し、結果として「自然と同化した芸人・寺門ジモン」を誕生せしめたことによるものである。偏執的なほどのサバイバルに対する造詣や、説得力ある独自のセオリーなどで人気を博した。浅草キッドの水道橋博士のコラム執筆により認知された面も大きい。
山ごもりは1年に6度も行っている。「山では
ヒクソンに勝てる。自然の掟をわかっている。そこに到達できたのは、
大山倍達、
宮本武蔵と自分だけだ」「(山でならば)
ミルコ・クロコップを倒せる」と語る。また山篭りをする際は、
軍事用の懐中電灯を携帯している。これは接近戦では強い光で目をくらませることで、相手を動けなくする事ができるというシロモノ。ジモン曰く、
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「完全に山と同化した時は、10km先の相手が自分の悪口を言ったことがわかる」
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「山には車よりでかい鹿がいる」
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「山は歩くんじゃない。泳ぐんだよ」
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「横隔膜を鍛え抜けば最強になれる」
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「人間は一週間、山にいると蚊に刺されなくなる、蚊に刺されないニオイみたいなのが出てくる」(これは山はデコボコのために脳を使いながら歩くため、脳と生物としての本能が活性化するからとジモン自身は言っている)
これにより、クマを自慢の横隔膜を使い4度撃退したことがあると語っていた。
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動物(ペンギン・白熊など)と想像上で戦うために、上野動物園にて期末テスト(俺の)している。
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内容は、対戦する動物を選んで檻の前に立ち、横隔膜を使い動物を威嚇する。そして目を閉じて想像上で格闘する。
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ペンギンと対戦して目をえぐられたらしい。ペンギンは「早い、柔らかい」(本人談)
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白熊と対戦したが、一発でやられたらしい。「白熊は動物じゃない!あれは怪獣!」(本人談)
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他にも自分自身を鍛えるため、雨に打たれる練習(体温だけで服を乾かす)や、動かず雪に当たる(6時間)、わざと熱中症にかかるなど、独特なトレーニングを行う。
ジモン曰く、
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自分はいついかなる時も戦闘を想定して行動しており、テレビ局のスタジオでも他の芸人達より常に半歩下がって背中を見せず、椅子には立ち上がり易いように浅く腰掛ける。
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見知らぬ建物等にテレビ出演等で進入した際には、必ず緊急時の脱出の事を想定し最初に非常口の位置を確認しておく。
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暗闇でも辿り着けるように立ち位置から非常口までの歩数と経路を把握し、窓の硬度を殴って割れる強度か等も念入りに調べる。
という。他にも、「心臓を保護するために英和辞典を入れたバッグを左胸にあてている(22口径の拳銃で撃たれても貫通しない厚さ)」「世界最小放射能探知機を常に携帯している」「地震等で閉じ込められた時に備えてドライ納豆を携帯している」「食事中に襲われた時に備えて武器にもなる箸を使う」など、防災・護身については枚挙に暇がない。
寺門の格言:
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「筋肉は変形してこそ本物」(野犬から急所である首に噛み付かれるのを回避するため、首や肩の筋肉を異常に鍛えている。)
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「肉好きが買える」
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「ナイスネイチャー」
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「バッドネイチャー」
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「人を見るときに顔を見るな背中を見ろ」
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「耳を警戒しろ」
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「ネイチャーにとっては当たり前なんだよ」
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「俺は地球を掴んで歩いている」(特殊なスクワットを30年間行った結果、足の指が第一関節から曲がるようになったため。)
この様な
サバイバル的行動については、彼が以前
ボーイスカウトの隊員だったことが背景にあるかのもしれない。
エピソード
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ダチョウ倶楽部としてテレビ番組に出演した場合、肥後克広と上島竜兵の陰に隠れあまり目立たない存在だが、『徹子の部屋』(テレビ朝日系、2005年11月15日放送)へ12年ぶりに出演した際、司会の黒柳徹子に一番気に入られた。3人が順番に持ち芸を披露し、寺門は数少ない持ち芸のひとつ「般若の面」を披露。メンバーの肥後と上島は久米宏や西田敏行の物真似を披露したが、当人を良く知る黒柳はあまり関心を示さず、寺門の「般若の面」を絶賛。カメラマンにアップの映像や様々な角度から寺門を写すよう指示した。同番組は収録番組だが基本的に編集を行わない生放送スタイルのため、この模様がそのまま放送された。寺門は黒柳のリクエストに応え、計6度「般若の面」を繰り返して披露した。
主な出演
ダチョウ倶楽部名義での出演については、
ダチョウ倶楽部#出演メディアを参照。
テレビ番組
テレビドラマ
映画
CD
ものまねレパートリー
など
著書
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寺門ジモンのこれを食わずに死ねるか!!(2006年)ISBN 4777906388
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世界偉人伝 ネイチャージモン(2007年、白夜書房)ISBN 4861913047
漫画原作
関連項目
外部リンク
寺門ジモンについて