新古典派経済学について
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新古典派経済学(しんこてんはけいざいがく、Neoclassical economics)とは、経済学における学派の一つ。近年盛んになった
新しい古典派 (
ニュー・クラシカル)との区別から
ネオ・クラシカルと呼ぶこともある。日本においては
マルクス経済学に対する
近代経済学の一派に数えられてきた。ただし、新古典派経済学の研究者はこの言葉を用いない。主に、マルクス経済学の分野において用いられる。
もともとはイギリス古典派の伝統を重視した
マーシャルの経済学をさしたとされるが、一般には
限界革命以降の
限界理論と市場均衡分析をとりいれた経済学をさす。数理分析を発展させたのが特徴であり、代表的なものに
ワルラスの
一般均衡理論や
新古典派成長理論などがある。新古典派においては物事を需給均衡の枠組みで捉え、
限界原理で整理し限界における効率性の視点で評価を行う。
なお代表的な批判の一つとして、労働者の限界生産力を重視し過ぎるあまりに障害者や貧困層といった社会的弱者の排除に繋がるといったものが挙げられる。
新古典派経済学に対する誤解
新古典派経済学は
自由放任主義(レッセフェール)の理論であるとの見解がしばしば表明されてきたが、正しくはない。ただし、特に一般均衡理論と
厚生経済学の第一基本定理から自由放任主義(レッセフェール)を導き出せると考えた者が少なくなかったことは確かである。
新古典派(ネオ・クラシカル)とニュー・クラシカル
新古典派経済学と立場が似ているものとして、いわゆる
新しい古典派 (
ニュー・クラシカル、New classical economics)というものが存在する。共に邦訳すると「新しい古典」となってしまうことから、しばしば日本においては専門家以外の間では混同される傾向にある。
確かにニュー・クラシカルは新古典派の枠組みを前提としてはいるが一方で
代表的個人モデルなど
マクロ経済学が多用してきたモデルを導入するなど、必ずしも両者は見解を一にするものであるとは限らない。
関連項目
外部リンク
新古典派経済学について