日本無線について
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日本無線株式会社(にほんむせん-、Japan Radio Co,.Ltd.、通称JRC Nihon Musen Co,. Ltd.、略称
JRC)は、
東京都三鷹市に本店を、東京都
新宿区に本社を置く産業用、公共用
無線通信システムを製造・販売する
メーカー。2005年で90周年になる。
三鷹市
下連雀に三鷹製作所を設置している。
沿革
1915年に
匿名組合として創業。
1920年に
日本無線電信電話として
株式会社となり、その後
日本電力傘下となった。主に無線通信機器製造で軍需部門を一手に引き受け、
中島飛行機や
日立・日産グループなどと並び称される日電財閥の有力企業として著名だった。戦後は財閥解体のあおりで、東京都の日本無線、
長野県の長野工場は
長野日本無線に、上田工場は
上田日本無線に、諏訪工場は諏訪日本無線として独立。諏訪日本無線は現存しない。
戦後の荒廃のなか、軍事技術の民間への転用を推進。当時、
日経連会長でもあった
櫻田武が率いる
日清紡績の支援を受けて企業としての建て直しを図る。同時期に、技術部長をしていた中島茂博士のリーダーシップのもとで、
超音波診断装置をはじめて開発したのも同社である(後に医療機器部門は子会社(現在の
アロカ)として独立)。無線通信機器の老舗で、官公庁、船舶関連向けに強い。
特徴
無線機器、情報機器総合メーカーの老舗。業務用機器が主流のため、民生品としては知名度高くない。赤地に金枠・「JRC」の金文字のエンブレムで知られる。
アマチュア無線家達からは“赤バッジ”の愛称で呼ばれ、機器は高級感と信頼性から憧れの的であったが、2002年1月に、アマチュア無線向けトランシーバーの販売が完了。また2007年1月に受信機の販売も完了し、事実上アマチュア無線機からは撤退。唯一のアマチュア無線向けの販売商品は、リニアアンプ(2007年12月20日で販売完了)のみとなった。
携帯電話事業
1985年頃から
2002年頃にかけて、
NTT及び事業譲渡した
NTTドコモ向けに自動車電話や
携帯電話端末を供給していた。メーカー記号は会社の略称の「JRC」より「R」を使用していた。事業初期より参入し、アルファベット1文字のメーカー記号及び
ムーバを名乗る事が出来る特権を得ていた。2001年に発売されたR691i
GEOFREEはドコモ初の防水性能端末であった。また、セルラー・IDO(現在の
au)向けにも、
1996年に端末を供給している。現在は携帯電話端末事業からは撤退している。
撤退理由には総計3万台程度しか本体が売れなかったためにドコモと折り合いがつかなかった言われている。
また、携帯電話基地局用として移動体通信用アンプ、かつての高性能アナログ電話基地局用、現在の超低ノイズのデジタル電話基地局用をリリースしている。
PHSでも端末を供給し、
アステルグループ向けに事業開始の
1995年より、端末を供給していた。アステルのAJ-51は唯一の
ドットi対応機であった。アステルグループの事業縮小に伴い
AJ-51を最後に、供給を終了している。
2003年の
AH-J3001V・
AH-J3002V(
AirH"Phone、通称
味ぽん)より、DDIポケット(現在の
ウィルコム)に端末を供給開始、現在はウィルコム向けのみ供給している。
PHSのメーカー記号は頭文字の「J」である。折りたたみ式端末全盛の現在において折りたたみ式端末をAH-J3001VとAH-J3002Vの2種類(違いは背面液晶の有無のみ)しか製造したことのない希有なメーカーでもある。
供給した端末
NTTドコモ
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ショルダーホン100形
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*1985年9月18日発売、幅220mm×高さ190mm×奥行き55mm、3000g
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ムーバR(TZ-804)
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*1993年4月発売、幅45mm×高さ162mm×奥行き24mm、240g
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ムーバRII前期型(TZ-805)
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*1994年4月発売、幅42mm×高さ161mm×奥行き27mm、240g
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ムーバRII後期型(TZ-805)
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*199?年?月発売、幅42mm×高さ161mm×奥行き29mm、270g
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R101 HYPER
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*1996年9月発売、幅41mm×高さ145mm×奥行き25mm、140g
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R203 HYPER
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*1997年8月発売、幅41mm×高さ145mm×奥行き25mm、125g
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R206 HYPER
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*1998年7月17日発売、幅41mm×高さ125mm×奥行き22mm、87g
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R207 HYPER
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*1999年1月14日発売、幅41mm×高さ125mm×奥行き20mm、77g
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R208 HYPER
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*1999年11月12日発売、幅39mm×高さ123mm×奥行き17mm、68g
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R209i HYPER
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*2000年10月20日発売、幅39mm×高さ123mm×奥行き15mm、63g
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R691i GEOFREE
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*2001年2月23日発売、幅48mm×高さ130mm×奥行き20mm、99g
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R211i
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*2002年3月14日発売、幅42mm×高さ129mm×奥行き18mm、77g
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R692i GEOFREEII
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*2002年8月5日発売、幅52mm×高さ135mm×奥行き23mm、120g
au
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T213
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*1996年2月1日発売、幅52mm×高さ125mm×奥行き26mm、165g
アステル
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A111
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*1995年10月発売、幅43mm×高さ115mm×奥行き25mm、120g
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A112
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*1996年5月発売、幅43mm×高さ115mm×奥行き25mm、125g
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A211
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*1996年12月発売、幅40mm×高さ115mm×奥行き23mm、97g
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AJ-05
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*1997年7月発売、幅44mm×高さ95mm×奥行き19.4mm、77g
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AJ-15
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*1997年11月14日発売、幅44mm×高さ95mm×奥行き19.4mm、77g
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AJ-25
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*1998年10月6日発売、幅44mm×高さ95mm×奥行き15.9mm、66.5g
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AJ-32
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*1999年7月17日発売、幅41mm×高さ122mm×奥行き15.9mm、70g
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AJ-33
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*2000年2月11日発売、幅41mm×高さ122mm×奥行き15.9mm、70g
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AJ-35
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*2000年4月13日発売、幅41mm×高さ122mm×奥行き15.9mm、74g
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AJ-51
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*2000年12月15日発売、幅43mm×高さ129mm×奥行き16.5mm、76g
ウィルコム
Wikipedia画像へのリンク(AH-J3002V)
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AH-J3001V
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*2003年4月1日発売、幅49mm×高さ94.5mm×奥行き24.5mm、93g
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AH-J3002V
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*2003年4月1日発売、幅49mm×高さ94.5mm×奥行き24.5mm、96g
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AH-J3003S
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*2004年7月15日発売、幅44mm×高さ129mm×奥行き16.5mm、79g
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WX310J
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*2006年1月18日発売、幅53mm×高さ119mm×奥行き16.5mm、113g
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WX220J
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*2007年1月25日発売、幅44mm×高さ129mm×奥行き16mm、79g
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WX321J
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*2007年2月15日発売、幅51mm×高さ120mm×奥行き16mm、120g
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WX330J
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*2008年11月13日発売、幅44mm×高さ125mm×奥行き11.5、94g
主な商品
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MCA無線電話装置
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業務用無線電話装置
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簡易無線電話装置
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テレビ/ラジオ放送装置
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コミュニティ放送装置
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海事衛星船舶地球局装置
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商船用無線電話装置
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漁船用無線電話装置
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非常用位置指示無線標識装置
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レーダー
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アメダス
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携帯電話端末(過去の実績)、基地局装置
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PHS端末(現在は、ウィルコム社のみ)
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ETC車載器(主に現在は二輪車用)
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GPS受信機、受信機モジュール
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無線LAN(主に法人向け)
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移動体通信機器用測定器
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半導体素子 - SAWフィルタ等。(オーディオ製品に多用されたオペアンプ4558の互換品「JRC 4558D」をはじめとする、"JRC"と表示される半導体製品は主に新日本無線の製品である。)
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音響設備(ホール・ホテル宴会場・会議場拡声設備):ホール音響設備メーカーの老舗。
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*皇室が初めて導入したステレオ設備はJRC製であった。
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コラム型スピーカー(トーンゾイレ:ラインアレイスピーカーのはしり)
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同時通訳装置(国産では最大の納入実績を誇る)
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ダム制御設備(ダムコン)
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防災情報システム(砂防・火山・河川テレメータシステム)
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トンネル内ラジオ再放送システム(ラジ再)
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アマチュア無線用機器、リニアアンプ(2007年12月20日で販売終了)
外部リンク
日本無線について