放送事故(ほうそうじこ)とは、日本においては、
テレビ・
ラジオなどの
放送において、その予定された放送時間内において、放送設備、放送関連設備の故障・不具合や、
番組制作用機器の操作ミス、放送進行上の手違いなどにより、正常な放送を行うことができなかったことをいう。放送設備などの故障・不具合などによるものを「機械事故」、操作ミスなどによるものを「人為事故」として大別する。不可抗力(
天災など)によるものも放送事故として扱われる。
概要
放送事故とは広義に、その予定された放送時間内において予定された「放送の品質」を満足しないものとなった状態等を示す。放送の品質とは、単にその
媒体の技術的な基準等にとどまらず、放送のかたちや放送の内容までも含んだものを示す。従って放送事故の判断基準は各国の体制、関係法や
電波等の媒体の利用実態により異なる。日本においても、放送の品質とは、媒体に係る各種の技術的な基準等に加え、放送のかたちや放送の内容等について各法に定める範囲を含めたものであると解釈されており、放送事故の判断はこれを基に行われる。
日本における放送事故は、予定された放送時間内に、放送
電波が止まる「
停波」、
映像や
音声が放送されない「
無変調」、不要映像、不要音声、異常な、あるいは質の低い映像、音声などが放送される「
不体裁」、放送進行表(いわゆる番組表)にない内容が誤って放送される「
内容違い」などに細かく分けられている。
放送事故は、機械、人為、あるいはその両方が作用している場合など、原因が異なっていても同じような結果として表れることが多く、また、一見正常な放送のように見えて、放送事故に至っている、わかりにくい場合もある。
なお、
事件、
事故、
災害などの緊急事態による放送内容の変更は放送事故ではない。
また質の低い番組素材などでも、それが予定もしくは想定されているもの、例えば古い
レコードの
再生音、緊急の現場からの
電話リポート、
マラソン中継放送などで、映像、音声が乱れることは放送事故として扱わない。
当然のことであるが、放送事故場面を再度、放送することはできない。放送事故場面を、どうしても再度放送する必要がある場合には、適切な方法により該当部分を修正した上で放送される。近年、
アナウンサー達が出演する
特別番組で「アナウンサーNG集」などとして取り上げられることがあるが、これらはみな放送事故ではなく、あくまでも正常な範囲の放送である(
NG (放送用語)参照のこと)。また近年
バラエティ番組で芸人のネタが全く受けないなど、何らかの事情で膠着、展開の続かない状態が続いてしまうことを『放送事故』と揶揄することがあるが、当然ながら放送としての支障は全く無い。
放送禁止用語や誤った内容を放送し、直ちに訂正しなかった場合にも放送事故となる場合がある。極端な例では、
楽曲中に
効果音として
モールス信号で「
SOS」が連続して入っていた、「
MAYDAY」を連呼していたなどの理由で放送事故となったものがある(
遭難通信は、
電波法にも規定のある「目的外通信」の一つで、指定
周波数、
空中線電力の枠を超えておこなうことのできる最優先事項である。当然、遭難の事実がないのに
遭難信号を発してはならない。なお、航空機や船舶の危急時の遭難信号の発信には、
1999年以降、
Global Maritime Distress and Safety System(GMDSS)による、特殊な専用発信機(遭難信号自動発信器)が使われるようになったことから、モールス信号のSOSは
放送禁止とはならなくなった。しかしながらモールス信号による通信そのものは全廃されておらず、必要な場合、明確に本物のSOSではないことを前置きした上で、慎重に放送される)。
その他、ラジオの場合では、「
受信側で
復調した場合において聴取できる程度の変調度」で放送しなければ放送事故とされる場合がある。
クラシック音楽放送で、低いレベルの音が数十秒間継続し、放送事故扱いとなった例もある。
大きな放送事故の場合、テレビでは「しばらくお待ち下さい」のお詫び
テロップを、ラジオでは音楽や、音楽とアナウンスを交互に放送するなどの緊急措置がとられる。
停波などの放送事故が発生した際には
総務省(各放送局を管轄する各地方総合通信局)へ速やかに報告しなければならない。故意または重大な過失によるもの、すなわち当然防止できたようなものについては、指導などの対象となる場合がある。
放送事故の原因
日本における現在の様の放送事故は、
戦後、
GHQの
社団法人日本放送協会に対する指導から始まった、今ではあたりまえの放送のかたちである「フル・エア」にその全てが起因する。すなわち放送時間内においては寸刻たりともその一切の中断が許されないことと、これに伴って必然的に発生する、秒単位のリアルタイムスイッチング(リアルタイム
編集)を行わなければならないことによるのである。
映画と比較してみると、映画であれば、ワンシーン毎に分割して撮影、後でこれを時間をかけて試行錯誤しながらつなぎ合わせても(編集しても)1本の完成された作品となる。放送においては、1日分の番組が1本の完成された作品であり、いわばリアルタイムで年間365本の「新作映画」を制作しているのと同じになる。従ってその編集は毎回手順の異なる、失敗の許されないリアルタイムの一発勝負になるのである。
これは間違い、勘違いを起こすヒトの弱点と、必ず壊れる機械の弱点の両方を同時に突く難題である。すなわち放送において、放送事故の発生はむしろ自然なことなのである。
このため戦後、その放送開始以来、放送設備とその人による運用をひとつ、すなわち「放送システム」としてとらえ、
機械工学、
建築工学、
土木工学、
電気工学、
電子工学、
通信工学、
情報工学、
人間工学、さらには
医学などの広い観点から総合的に検討、対策が行われてきた。
後述のような対策が進められた今では笑い話となっているが、信頼性の低い放送機器と、全て人手によるリアルタイムスイッチング、さらにはいわゆる
生放送が当たり前であったテレビジョン放送開始当時、放送事故は日常茶飯事、各
スタジオには「しばらくお待ちください」のカードがあちこちに置かれ、事故が発生したときにはすばやくこれを出演者が手に持ち、使えるカメラの前にかざしてその場をしのぐといったことが行われていた(
黒柳徹子による)。しかしながら現在でも放送事故をゼロとするまでには至っておらず、「最後は神頼み」と、放送機器や
主調整室などに「
御札」を貼り、無事故祈願をしている放送局もあるほどである。
主な放送事故防止対策
機械事故防止対策
-
放送設備の複数並走運用と瞬時切替システムの構築。
-
回線の複数並走化、瞬時切替システムの構築。
-
個別機器・部品の改良(特に信頼性の向上)。
-
送信所、送信鉄塔等の防災対策。
現在、これらの信頼性は
航空機に匹敵するほどのものになっている。
人為事故防止対策
-
VTR等の記憶媒体の導入と改良による、編集時間の創出。
-
複数人による同一作業実施と確認。短時間交代制の実施。
-
連絡体制のシステム化、合理化。
-
番組制作作業のシステム化、合理化。
-
番組編成作業のシステム化、合理化。
-
放送進行作業のシステム化、合理化。
-
番組制作機器等の操作性の改良。
-
回線業務のシステム化、合理化。
-
自動番組制御装置の導入と改良。
-
CMバンクシステムの導入と改良(民間放送局)。
放送事故発生時の事故拡大防止対策
-
最後は人手である。テレビ・ラジオ局などでは、放送事故発生時の迅速な対応のため、各種の自動監視装置に加え、その放送中、送信所からの放送内容(ON AIR)を監視員により常時監視している。また同時に、VTR等の記憶媒体に記録、(これをON AIR 同録などという。)一定期間保管し、放送事故発生時の検証等に用いる。加えて、主調整室からの直接監視が困難な中継局などでは、その中継局のサービスエリアに在住の人に監視を委託、放送事故発生時には速やかに連絡される体制がとられている。
放送事故と放送システムの進歩
放送事故は幸いなことに
自動車事故などとは異なり、それが直接的に人命に影響することはまずないことから、第三者的には笑い話として語られ、いわゆる「マニアネタ」扱いされることが多い。
しかし放送会社としては、放送事故の発生には必ずと言ってよいほど経済的損失が伴い、場合によっては億単位の損失につながるため、戦後その放送開始当時から各放送会社内には放送事故対策会などが設けられ、放送事故を無くすことを最終目標として積極的な取り組みが行われてきた。結果、常に最先端、実験的な技術や手法が積極的に投入され、放送システムは急ピッチで改良・改善されていった。
現在の放送システムは、そのほとんどが放送事故防止対策の産物と言っても過言ではなく、皮肉にも放送事故が現在の高度な放送システムを育て上げてきたとも言えるのである。
放送事故例
バラエティ
オレたちひょうきん族
1989年3月18日20時52分頃、番組終了直前のエンディング途中で画面が黒画面になり音声も出なくなるという事故が発生した。番組終了時刻を過ぎても復帰せず、その後の「
ゴールデン洋画劇場」の途中(21時19分頃)まで事故が長引く事態となった。キー局であり事故当該社でもあった
フジテレビの放送エリアである
関東地方では長時間画面が黒画面のまま音声も流れない状態であったが、ネット局各局では環境映像を流すなど苦肉の策で映像が流れない状態をどうにかしのいだと言われている。この事故は翌日の新聞でも大きく報道されるなど、大きな出来事ととらえられた。ちなみにフジテレビを含めネット局各局への苦情による電話は対応仕切れないぐらい寄せられ、回線がパンクした社もあったという。なおフジテレビはこの事故から復帰した最初の番組である「ゴールデン洋画劇場」の次回予告終了直後に同社アナウンサーがお詫びを読み上げた。この日に放送された「ゴールデン洋画劇場」の内容(
ダーティハリー3)は後日改めて放送(代替放送)された。
めちゃ?イケてるッ!
2003年12月27日放送の「楽しくなければ年の瀬じゃない!スペシャル」開始冒頭で、音声は正常だったものの画面が
カラーバーやフジテレビの報道フロアさらには黒画面などが映る状態になり、その後事故当該社のフジテレビ屋上カメラ(東京・
台場)の映像が流れ、「しばらくそのままでお待ち下さい。」とのお詫びテロップとナレーションが流れ続ける事態となった。これを受け、フジテレビには苦情電話が殺到したため、同社はお詫びテロップを2度挿入した。皮肉にもこの回は
2008年現在、番組歴代視聴率2位となる25.1%(19:00-平均)を記録している。なお、この日の放送分については後日改めて完全な形で再度放送(代替放送)を行った。
グータンヌーボ
2006年11月15日放送の冒頭で
テストトーンの音声と共に
カラーバー状態の画面が50秒間流れ、その後「しばらくそのままでお待ち下さい。」とお詫びテロップが出たまま、番組開始から23:02:34まで2分34秒間放送されなかった。原因は、20時15分頃に千島列島沖の震源で発生した
津波警報・
津波注意報発令によるテレビ放送中継業務回線の混乱と思われる。番組の最後にお詫びテロップが挿入された。
ドラマ
朝の連続テレビ小説 さくら
地上波(
NHK総合)の2002年9月20日(
金曜日)放送時に、翌日の9月21日放送分を放送してしまった。詳細は
放送飛ばし事故項目参照。
ケータイ刑事 銭形泪(人為・内容違い)
地上波(
TBS)でファーストシリーズ第4話放送予定日にセカンドシリーズ第4話(出演者も異なる)を放送してしまった。詳細については
ケータイ刑事 銭形泪の項目を参照のこと。
アニメーション
大空魔竜ガイキング
OPが音声のみが早回しで放送され、音声が途切れた後に画像のみが規定の尺で流れるという事故が起きた。
ルパン三世 PartIII(関西以外の地方)
第42話のAパートの途中で放送が中止し、裏番組の「
まんが日本昔ばなし」が10秒ほど割り込んで放映された。原因は関西地方での集中豪雨による回線(NTT中継回線の混線)トラブルであった。
鎧伝サムライトルーパー
17話「明かされた鎧伝説」を2週続けて放送した。原因は当時
関西広域圏の
朝日放送が、他の系列局より1日早くネットしており、それが元で
名古屋テレビの技術担当がテープを間違えて放送したとされている。翌週、「同じ回を流してしまってごめんなさい」というテロップが流されたが、これが原因で全40話の予定であった番組が全39話へと短縮されてしまうという前代未聞の事故となった。
GAD GUARD
同じ回を2週続けて放送した。原因はその日放送予定であった回の制作が放送日当日までに間に合わなかったため。やむなく、
フジテレビでは急遽前の週に放送したものを(再放送として)改めて放送した。
デビルチルドレン
最初の
中部日本放送の
IDが流れた。
事故詳細は全国にネットする際、
NTT中継回線を使用しており、その送出ミスである。
ボンバーマンビーダマン爆外伝
宮城県を放送エリアとする
東日本放送が「しばらくおまちください」と表示されそのあと通常に放送された。詳細は不明。
まじかるカナン
京都放送(KBS京都)にて、第9話放送日に誤って第10話を放送。翌週に第9話、第10話を連続放映して対処した。
ギャラリーフェイク
テレビ大阪で放送する際、テープを間違えて既に放送済みの回を放送してしまった。次週に2話連続放送の措置を取った。
マーメイドメロディーぴちぴちピッチ
冒頭で音声が乱れ、一時的に音声が完全に中断してしまった。数秒後に復帰し、ようやくBパート前半に音声が元に戻った。
番組冒頭に「NTT東京」と書かれた
テストパターンが数回表示された。
俗・
さよなら絶望先生
日本BS放送において最終回を放送した際、本来16:9の画角で放送すべきなのを誤って4:3で放送してしまい、左右に圧縮したような映像になってしまった。公式サイトにお詫び文を掲載し、翌週再び最終回を放送する措置をとった。
スポーツ
競馬中継
アール・エフ・ラジオ日本
:
1999年6月27日、『
日曜競馬実況中継』の放送中に、
川崎幸送信所が遠隔制御装置の故障で1時間半に亙って停波。担当者は社外の
2000年問題対策研修会に全員出払っていたため、早急に対応できなかった。一部ではパニックも起き、抗議が殺到。
郵政省等から厳重注意処分を受ける。
1999年6月27日、『
日曜競馬実況中継』の放送中に、
川崎幸送信所が遠隔制御装置の故障で1時間半に亙って停波。担当者は社外の
2000年問題対策研修会に全員出払っていたため、早急に対応できなかった。一部ではパニックも起き、抗議が殺到。
郵政省等から厳重注意処分を受ける。
プロ野球中継
ANN
:
2003年10月22日の
日本シリーズ阪神タイガース対
福岡ダイエーホークス戦で、阪神
星野仙一監督のインタビュー中にCMが割り込んだ。詳細は
当該項目参照。
2003年10月22日の
日本シリーズ阪神タイガース対
福岡ダイエーホークス戦で、阪神
星野仙一監督のインタビュー中にCMが割り込んだ。詳細は
当該項目参照。
NNN
:
2004年4月11日の
巨人-
ヤクルト戦で、CMから中継映像に復帰しないまま数分間映像が停止。制作局(
NTV)のみ先に回復したものの、系列局の復旧は更に遅れた。
2004年4月11日の
巨人-
ヤクルト戦で、CMから中継映像に復帰しないまま数分間映像が停止。制作局(
NTV)のみ先に回復したものの、系列局の復旧は更に遅れた。
BS朝日
:
2006年5月13日の
セ・パ交流戦・
西武対巨人戦で、放送開始から数分間、上下分離の状態で映像が乱れた。詳細は
当該項目参照。
2006年5月13日の
セ・パ交流戦・
西武対巨人戦で、放送開始から数分間、上下分離の状態で映像が乱れた。詳細は
当該項目参照。
報道・情報番組
-
「ウォッチ!」(TBS)生放送中に、スタジオ副調整室のスイッチャー(映像を切り替える装置)が突然故障し、テレビユー山形からの中継映像のまま、東京のスタジオへ切り替えられなくなってしまった。このため、その番組内で放送を予定していたCMをこの直後に集中的に流すことで、時間稼ぎをしながら、技術スタッフが常駐している報道スタジオへ急遽出演者やスタッフが移動して当日の放送は続けられた。
衛星中継における放送事故
-
ザ・ベストテン(TBS系列)にTHE ALFEEが中継で出演した回にて。1983年9月8日「メリーアン」では、衛星中継で生じる約1秒の時間差を考慮せずに、演奏音源を中継現場からではなく東京のTBSから送出し、それに合わせてTHE ALFEEが現場で歌った為、演奏と歌唱にずれが生じてしまった。また、1985年「恋人達のペイヴメント」でも、演奏はしていたが、歌声が衛星回線に届かないというトラブルが発生した。
-
1990年10月28日「'90国際親善パリ駅伝」の中継(フジテレビ系列、19:00-20:54)では、現地パリの天候が悪かったために衛星中継の映像が大幅に乱れ、予定していた中継時間の三割弱程度しか放映できなかった。フジテレビ番組広報部によると、悪天候のため移動中継カメラからの映像を中継するヘリコプターを番組開始時に飛ばすことができず、ようやく三十分後に飛行させたものの、スタートやゴールなど七か所の固定カメラからの映像以外は、ほとんどが乱れ続けた。このため、フジテレビでは急遽番組の内容を一部変更し、固定カメラで走者をとらえることの出来ない時間帯の一部で、過去のマラソン大会のビデオなどを流し、ゲストのレーサー・鈴木亜久里と司会者とのトークを交えながら番組を進行させた。日曜のゴールデンタイムに生中継を期待していた視聴者からは、フジテレビへの苦情や問い合わせなどの電話が殺到した(翌29日の産経新聞朝刊によると、番組放送時間帯だけでも1454本もの電話があったという)。
-
2002年の「ベルリンマラソン」(フジテレビ)も上記「パリ駅伝」同様に現地ベルリンの気候で映像が止まったり、乱れたりすることもあった。また、5km毎のラップタイムを通過時に映像が止まった為、バイクリポートのアナウンサーが確認の対応をした。
その他
-
1953年8月28日(昭和28年)、初の民放テレビ番組開始(日本テレビ、正午)時、初のテレビCM(精工舎)が裏返しに映り、音声が流れないという事態が生じた。これが、日本初のテレビコマーシャル放送事故である。
-
2005年9月11日午後3時から放送のスーパー競馬(フジテレビ)の中継にて、突然の豪雨により音声装置に異常が発生、オープニング直後の第10Rの競走中からCMに入るまでの間、まったく音声が流れなくなる事故があった。
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2006年6月1日午後1時40分頃、大分放送で「新キッズ・ウォー2」第4話を放送中、突然音声が流れなくなる事態が発生した。CM中は通常通り音声が出ていたものの、本編では音声が全く出なかった。午後1時56分頃に音声が戻ったものの、番組の半分以上の時間が無音声だったため、第4話は翌2日の午前4時55分-5時25分の枠で再放送を行った(再放送では時刻表示があり、提供表示が消された)。この日に更新されたマスターのトラブルがこの事故の原因とされる。
-
2007年3月27日午後4時50分ごろ、NHK総合にて誤ってNHKスペシャル「プラネットアース」のテープが流された。直後にお詫びのテロップが入りそのまま53分まで放送が続いた。53分からはプレマップが、55分からはみんなのうたが番組表通り放送された。お詫びのテロップは「ただいまおみぐるしいところがありました おわびいたします」というもので、すべて平仮名であった(みんなのうたの直前であったことから、視聴者の年齢を考慮してと思われる)。本来は50分から53分まで「NHKの音楽番組が変わる!「SONGS」&「MUSIC JAPAN」PR」という番組宣伝が放送される予定だった。同じ日の午後7時30分にはNHKスペシャル選として、2007年1月14日に放送された「第9週 ジャングル」を再放送しており、そのテープを誤ってかけたのではないかと推測されている。
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2007年3月28日午前11時45分より岐阜放送にて送信所トラブルによる、放送事故が発生し、アナログ放送が2時間以上にわたり、停波した。そのため、当日放送される予定だった「服部半蔵・影の軍団」は同年4月1日の午後6:00より再放送された。
-
2007年5月21日午後10時50分より日本テレビにて、映像送出のための機器操作ミスによりデジタル、アナログ共放送が中断する事故があった。
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2007年6月9日午後2時15分頃から約45分間、北海道稚内市全域で中継局を設置していないテレビ北海道を除く民放4社の放送が中断する事故が発生した。原因は中継局近くの電柱にある送電用装置の故障により付近一帯が停電したため。なおNHKは中継局に予備電源を設置しているため中断は一瞬で済んだ。
-
2007年7月20日午後5時20分頃から約1時間、北海道旭川市にあるテレビ北海道旭山送信所の設備トラブルで旭川市をはじめ道北・北空知地方のエリア全域(但し中継局を設置していない宗谷地方全域及び上川・留萌地方の一部地域を除く)で放送が中断する事故が発生した(他の民放4社とNHKは影響なし)。そのため当日放送されることになっていた「かみちゃまかりん 第16話」は同年8月9日の午後2時55分-3時25分に、「きらりん☆レボリューション 第67話」は同年8月10日の午後2時55分-3時25分にそれぞれ再放送された(札幌から番組送出を行うため影響のなかった札幌・室蘭・函館地区にも放送された)。
-
2007年12月3日、北陸朝日放送で放送された北京五輪アジア地区予選「日本対台湾」の中継で、放送延長のデータ入力ミスにより、21時54分以降、試合終了まで地上デジタル放送では放送が中断され、視聴者は北京五輪出場決定の瞬間を視聴できなかった(アナログでは視聴できた)。約20分ほどで復旧したが、ワンセグでは翌日の放送開始まで視聴できなかった。
-
2008年8月14日6時30分頃、西日本各地の気象台より雷注意報の発令されていた広島県にある中国放送黄金山送信所(アナログテレビジョン放送親局)で、「落雷によるものと考えられる事故」(中国放送発表)が発生、広島県西部および北部でのアナログテレビジョン放送がストップした。
ドラマ作品等における放送事故の描写
たとえ放送事故を説明するためであっても、放送事故を意図的につくり出すことは許されない。最近、放送制作の舞台裏を紹介する内容のものなどが放送されるようになり、この中で放送事故も取り上げられるようになってきたが、この場合、例えば「具体的な不体裁場面」を放送し、本物の放送事故と誤認されるようなことがあってはならないことから、あくまでも正常な放送の範囲にあることが明確にわかるように配慮がなされる。具体的にはいわゆる「ハプニング」までが放送可能な範囲である。従って実在する放送制作の舞台裏を紹介する内容のものなどでは困難であることから、架空の内容のもの、すなわちドラマ作品等で描写されることが多い。なお過去に最悪の「停波」を描写する目的で、いわゆる「砂嵐」を「そのまま」(画面いっぱいに音声とともに数秒)用いたため、本物の放送事故となった例がある。
テレビドラマ
ザ・クイズショウ(
日本テレビ系列)第2シーズン第7話
クイズ番組「ザ・クイズショウ」の生放送中に、MCの神山悟(
櫻井翔)が倒れてしまう。スタッフらは何とか放送を続行させようとするものの、上層部によって番組は強制的に中止させられてしまう。
放送事故について