ABCラジオでは、
朝日放送のラジオ放送について詳細に説明する。
同局のラジオの番組については、
ABCラジオ番組一覧を参照のこと。
Wikipedia画像へのリンク(朝日放送本社社屋(2008年5月3日撮影))
企業情報
会社概要
沿革
概要
ネットワークは、
JRN(
TBSラジオ系列)と
NRN(
文化放送・
ニッポン放送系列)に、それぞれ属している
クロスネット局(なお首都圏ではABCラジオ制作番組のうち「
徳重聡の男ラジオ」がJRNキー局のTBSラジオに、「
米朝よもやま噺」がNRNキー局のニッポン放送に逆ネットされる。以前は「
流星倶楽部」がNRNキー局の文化放送に逆ネットされていた)。
かつてはMBSがトーク・バラエティー番組が多いのに対し、ABCは歌謡曲番組が多いことで、MBSとはある意味棲み分けがあった。しかし近年のFM局の躍進ぶりでABCでも若年層のリスナーの離反が進んでいるために、そのイメージはやや薄れつつある。
聴取率はかなり高く、府内に本社を置く
毎日放送(MBS)や
ラジオ大阪(OBC)やFM各局など他局の追随を許さず、2007年10月の
ビデオリサーチによる関西圏聴取率調査では、15期連続となるAM局内首位を達成した(FM局を含めた全局内首位は7期連続)。特に、平日朝の「
おはようパーソナリティ道上洋三です」や、昼間の「
上沼恵美子のこころ晴天」、ナイターオフの「
歌謡大全集」、月〜金曜深夜の「
ABCミュージックパラダイス」や、日曜深夜の「
誠のサイキック青年団」(2009年3月終了)などは長寿番組で聴取率も非常に高い。このように平日は自社製作番組の比率が高いが、土曜・日曜はTBSラジオやニッポン放送、文化放送制作の番組も割と多く放送する。毎年春と秋の番組改編の比率も、FM局を含めた在阪ラジオ局では
FM802に続いて少ない。2005年春の番組改編比率は23.0%。平日の昼間に関してはFM局とは互角で、MBSやOBCとは大きく差を開けている。
但し近年は「ABCミュージックパラダイス」がやや縮小傾向(土曜日の放送を打ち切る)になるなど、深夜時間帯を中心にFM局に押される傾向が出てきている。同時間帯においてはやや番組編成の変動が激しくなってきている。
土曜・日曜の午後は長時間のワイド番組を編成することが多い。これは
阪神戦(土曜日は2004年まで近鉄戦)のデーゲーム中継に考慮しているためである。
プロ野球中継はTBSラジオがキー局を務めるJRNを主軸においているが、シーズンオフではニッポン放送や文化放送の番組のネットが多く、また
Jリーグなどの
サッカーの試合、
箱根駅伝中継や
福岡国際マラソン中継などNRNのスポーツ中継の多くはABCラジオだけがネット受けをしており、ABCラジオが制作するラジオドラマでは文化放送およびニッポン放送双方に一つずつ番組をネットしていることなどから、NRNの色がやや強い。なお、
ニュースのネットワークはJRNがMBS、NRNはOBCが属する。ABCは
朝日新聞の協力を得てニュースを自社製作するが、一部ニッポン放送からの配信もなされている(東京のNRNニュースは文化放送が担当)。
親局、京都局ともに
AMステレオ放送で24時間放送。4:35起点(土・日は4:30)、日曜深夜(=月曜未明)1:30 - 4:35(原則 ナイター遅延の場合短縮の場合あり)はメンテナンスタイムとして休止する。
なお、年4回(4月・6月・10月・12月)実施される「
ビデオリサーチ関西圏ラジオ調査」(いわゆる
聴取率調査)期間中は、日曜日の最終番組終了後、普段は放送休止である枠で、特別番組「
サンデーミッドナイトスペシャル」として、レギュラー番組の特番などを放送し、日曜日も終夜放送を行う。
6月と12月の
聴取率調査期間は、「
ABCラジオジューシーデイズ」と題してキャンペーンを行なう。キャンペーン自体は、聴取率週間の前週から2週間開催される。4月と10月の
聴取率調査に合わせたキャンペーンには、毎回違ったキャンペーンタイトルをつけている。
なお、いわゆる
アニラジに関しては、関西圏ではOBCや
ラジオ関西(CRK)が圧倒的に強いため、その陰に隠れるようになっているが、土日に3本放送されている(いずれも文化放送の製作)。但し自社制作のアニラジは一貫して制作されていない。
番組一覧
送信所
時報
日本では珍しく、「ポーン」と響く低いドの音を採用している(以前は低い「ポー」の単音で響かなかった)。
現在は、朝〜昼間に時報
スポンサーが付くほかは、いきなりポーンと鳴るだけで、時刻の告知はしないことが多い。ただし、「時刻は○時」や「○時です」というアナウンサーもいる。
1991年以前のスポンサーが付かない場合の時報は、現在も放送終了時に流す
オルゴール(曲名「聞こうABC」)と同じ曲で別アレンジのオルゴールを流していた。その後、時報の音楽は2度変更されて、現在のスタイルとなった。
大淀の旧本社社屋で放送されていた
2008年6月22日までは「ポーン〜」と最後まで伸びた感じの時報だったが、福島の現本社社屋からの放送となった
6月23日以降は時報の最後が途切れる感じの時報(「ポー」の単音時代の時報に近い)となっていたが、8月以降は時報のカットアウト時期を元に戻して元のスタイルに戻っている。
月曜日〜金曜日の時報スポンサー
月曜日から金曜日の朝7時から夜8時までの各時報にはそれぞれ
スポンサーが付いている。
各時間ごとの
スポンサーは次の通りとなっている(2009年2月現在)。
土・日曜日の時報スポンサー
土曜日の時報は2007年7月より、
UR都市機構のスポンサーが付く。但し、正午の時報については月〜金曜日と同様に、
長島温泉ホテル花水木がスポンサーになっている。
日曜日の時報は基本的にスポンサー無し。但し正午の時報については平日・土曜日同様
長島温泉ホテル花水木がスポンサーになっている。
時刻告知
00分以外の場合、番組の前に時刻を告知することがある。時報前にオルゴールを流していた頃は、時刻だけを言っていたが、1991年に00分のオルゴールをやめた後はチャイムを鳴らしてから時刻を告知するようになった。現在は専用の
ジングルを流した後に時刻を告知するが、それぞれの番組の時間の関係からか、現在殆ど使われていない(月曜日の朝4時35分(オープニング後)に流れる程度である)。
スタジオ
ラジオスタジオは本社13階に5つ設けられていて、在阪ラジオ局の中でもっと高い所にあるスタジオである。生番組は基本的に第2スタジオと第3スタジオを交互に使用している。
第1スタジオ
ABCミュージックパラダイス
第2スタジオ
おはようパーソナリティ道上洋三です、
ABCパワフルアフタヌーン、
ABC発午前1時・もうすぐ夜明けABC、
ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です
第3スタジオ
宇野ひろみのおはようパートナー、
全力投球!!妹尾和夫です、
元気イチバン!!芦沢誠です、
征平・吉弥の土曜も全開!!
第4スタジオ
録音・収録用(旧社屋のラジオ第3スタジオから機材を移設)。
第5スタジオ
録音・収録用
備考
新社屋では、
セキュリティが大変強化されているため、スタジオから同じフロアのトイレに行くのにも、IDカードが必要。そのため、IDカードを持って出るのを忘れたパーソナリティが
トイレのあと、スタジオに入って来られないことが起きることがある(たとえば、2008年11月8日の
桑原征平)。
特記事項
プロ野球中継
原則として毎週月曜・金曜は
NRN(
ニッポン放送ライン)、それ以外の曜日は
JRN(
TBSラジオライン)でネット受けをするが、地元・
阪神タイガースが絡む試合は
ビジターの試合でも朝日放送のスタッフを派遣して中継する。
また
東京ヤクルトスワローズ主催ゲームはJRNでは中継権がないので、JRNラインの中継日でもニッポン放送が技術協力して中継し、また阪神戦以外はニッポン放送の解説・アナウンサーにより
裏送り中継を行っている。
2001年から
2005年に行われた
マンデー・パ・リーグでは、ナイターの放送はしなかったが、朝日放送制作の実況中継を行い、地方局(
九州朝日放送や
STVラジオなど。なお東京圏は文化放送がネット局であるが、同局は自社製作分を放送し、朝日放送は技術協力のみ)に向けて、関西勢の試合を裏送りネットで放送した。
日本シリーズに関しては第1・2・6・7戦はJRNライン、第3・4・5戦はNRNライン(但しシリーズに限りニッポン放送と文化放送の2つのラインでネットワークするため、試合によってネットラインが変わる)で放送する。(地元チームが勝ちあがった場合、関西地方以外の試合も朝日放送のスタッフで中継する)
土曜・日曜のナイターについては
2007年シーズンより原則、阪神戦がある場合を除いて中継を行わず独自編成となった。
高校野球中継期間中の編成
全国高校野球選手権大会(8月)が行われる期間中、ABCラジオでは開会式、全試合試合開始から試合終了まで、そして閉会式と完全実況中継を放送する為、通常放送しているワイド番組は休止や短縮放送になる。
大会期間中、雨天順延などで試合が行われない場合は、通常番組が復活する。しかし、この大会実況中継で番組が休止の間、パーソナリティもそれぞれ夏休みを取っている場合が多く、雨などで番組が復活しても、番組担当のパーソナリティが出てこない場合や、大会直前に収録したレインコートバージョンの放送になる場合がある。
高石送信所工事による深夜の放送休止
高石市にあるラジオの送信所は、毎週月曜早朝(1:30 - 4:35)のメンテナンスの他に、約2年ごとに定期的に工事を行っている、工事期間中は「
もうすぐ夜明けABC」及び「ABCラジオショッピング」を休止している。
2005年の送信所工事
7月31日(日)- 9月3日(土)1:00 - 5:00の時間帯を放送を休止した。この時は1時台の放送のうち、スポンサーの付かない番組、また4時台の
宗教番組は休止にした(但し
魁!!ランディーズと
スレッドキングABCはノンスポンサーだが1時間番組を30分に縮小して放送した)。
2007年の送信所工事
8月6日(月) - 11日(土)及び13日(月) - 18日(土)2:00 - 4:35(土曜日は4:30)の時間帯の放送を休止している。但し、8月12日(日曜日、番組編成上は土曜深夜)は通常どおりの放送を行った。このため「誠のサイキック青年団」は8月5日及び12日深夜放送分は25:00 - 26:00の60分に短縮されている。
緊急地震速報に対する姿勢
2008年7月1日から、
MBSラジオ、
FM大阪、
FM802、
α-station、
和歌山放送とともに関西民放ラジオ局のトップとして、
緊急地震速報システムをスタートさせた。しかし、他の放送局が特別番組を組んだり、CMスポットの時間で緊急地震速報に対する注意点などを繰り返し放送しているのに対し、ABCラジオでそのようなことを行わず、また番組などでも、緊急地震速報の対する注意などを取り上げることはほとんどない。
全曲音楽サーバーからオンエア
2008年6月の社屋移転に伴い、ラジオに関する音楽はすべて新社屋内の音楽専用サーバーから直接出力、放送されるようになった(全国ラジオ局で最初の試み)。つまり、急に曲をオンエアする必要がある場合、今までのように、ADなどがレコード室に走るのではなく、
D卓から、サーバ用のコンピュータに検索し、すぐオンエアできるようになった。一方、すぐにオンエアできるため、2008年現在では、この新機能を使いたがるディレクタが多く、以前に比べて放送がうるさくなったとの指摘もある。
スタッフにニックネーム
道上洋三などが自分の番組に関わっているスタッフにあだ名をつけ、番組内でそのあだ名で呼ぶので、ABCラジオ局内の他の番組でも、そのあだ名が呼ばれることが日常化。公開イベントでもリスナーからスタッフに声がそのニックネームで声援が送られるようになった。しかし、道上のニックネームの付け方が適当で、かつ、気分でコロコロと代えていくので、スタッフが他の番組に移動になると、「今なんて呼ばれているの?」などというやり取りもしばしば起こる。
日大トリオ
月〜金曜の帯番組のメインパーソナリティの3人(
道上洋三・
妹尾和夫・
芦沢誠)がいずれも
日本大学出身であり、14Daysやラジオ祭りなどのイベントに3人揃って登場する事が多い事から、一部では
“日大トリオ”と称される事もある。
ちなみに、妹尾は道上の事を「先輩」、自身の事を「中輩」、芦沢の事を「後輩」と番組の中で言う事もある。
オープニング・クロージング
オープニング
中之島社屋・大淀社屋時代
オープニングの音楽は、以前はオーケストラの曲(5分程度の長い曲)を使っていた。歴代のコメントは
安部憲幸・
乾龍介らが担当していた。
1992年3月に、AMステレオ化された際に、音楽は、当時の
テレビのオープニングで使われていた坂本龍一の曲に変更された。ただし、テレビ版で流れる打楽器がないなどアレンジが多少変更されている。AMステレオ化後のコメントは
中原秀一郎(当時・朝日放送アナウンサー)による。コメントはステレオ化前、後とも、コールサインを2度告げて、「こちらはABC朝日放送です」とコメント。周波数、出力を告げ、音楽が流れる。音楽が終わると、「おはようございます。今日も一日、朝日放送の番組でお楽しみください」と告げて終わる。
オープニングの直前には試験電波を流す。AMステレオ化前は3回信号音を流す形であったが、ステレオ化後は、最初に左チャンネル、次に右チャンネル、3度目で左右両チャンネルに信号を流すパターンとなった。
なお、
2000年10月から1年間
西野義和(当時・朝日放送アナウンサー)が担当し、テレビのオープニング同様、創立50周年のテーマ曲で、スピッツの「ホタル」が使われた。終了後のコメントに「おはようございます。今日も一日、創立50周年の朝日放送の番組でお楽しみください」と加わっていた。
現在
ほたるまちの現本社から放送を開始した
2008年6月23日朝の放送開始時から
岩本計介(朝日放送アナウンサー)のアナウンスとなり、コメントが大幅に変更された。コールサイン後のコメントが「こちらは朝日放送・ABCラジオです。周波数1008kHz、出力50kWで、大阪・ほたるまちからお送りします。」に、音楽終了後のコメントが「おはようございます。今日も一日、ABCラジオの番組でお楽しみください」となった。
クロージング
クロージングは日曜日の深夜(月曜日の未明、2009年4月13日現在は1:30)に流れる。音楽は
キダ・タローが昭和40年代に作曲したABCラジオの
ステーションソング「きこうABC」の
オルゴール・ヴァージョン(通称・チンコロカン)である。このオルゴールは長年継続して使われている。なお、2001年ごろまでは、テレビのクロージングでもキダの曲が使われていた(テレビの曲は別の曲)。かつての人気番組「
ABCヤングリクエスト」の時代には24時間放送を行っておらず(1983年まで)、同番組パーソナリティである男性アナウンサーが番組の直後に生で放送終了を告げ、その後オルゴールを流して終了していた。
大淀社屋時代
大淀社屋からの放送だった時期(
2008年6月22日深夜=同23日未明)までは、まず、
久下景子(
フリーアナウンサー)が「…これから4:35まで放送を休ませていただきます。なお広い範囲で地震などの災害が発生した場合は放送を開始します」とコメントし、続けて
乾龍介(当時・朝日放送アナウンサー)が「今夜も朝日放送を最後までお聞き頂きありがとうございました…」とコメント。周波数・出力・コールサインなどを読み上げ、その後オルゴールが流れていた。
災害時の放送再開を告げる久下のアナウンスは
阪神・淡路大震災後に開始されたもので、それ以前は乾龍介の部分で最後にコールサインを告げる前に「なお、早朝の放送は(開始時刻。例えば5:00)からお送りします」とコメントしていた(アナウンサー、開始時刻は時期によって変更あり)。
なお、
2008年6月22日深夜(
23日未明)2:45の放送終了時は社屋移転に伴う特別なアナウンスは行わなず、通常のクロージングを放送した。
現在
ほたるまち社屋へ移転後最初の日曜日深夜(月曜日未明)にあたる2008年
6月29日深夜(
30日未明)からは、従来久下・乾の2名がアナウンスしていた内容とほぼ同じ内容を、
加藤明子(朝日放送アナウンサー)が1人でアナウンスする方式となった。「周波数1008kHz、出力50kWで、大阪・ほたるまちからお送りしました」とコールサインの後「どちら様も、素敵な朝をお迎えください」というアナウンスが付いた。
送信所工事による放送休止時の対応
なお、
1997年の京都中継局設備工事と
2000年の高石ラジオ送信所放送設備の更新工事期間中の休止アナウンスを
芦沢誠アナウンサーによる休止関連のお知らせが放送されていた。
また、
2005年7月31日 -
9月3日の毎日未明-早朝にかけて行われた高石ラジオ送信所アンテナ更新工事期間中はオープニング、クロージングとも放送されず、
山下剛(朝日放送アナウンサー)による休止関連のお知らせが放送されていた。
2007年8月も同様に高石ラジオ送信所放送設備工事による休止のお知らせを放送。オープニング、クロージングは省略される。
関連項目
ネットワーク
関連会社
関西圏のラジオ局
AM局
-
ラジオ関西(JOCR 558kHz / JOCE 1395kHz)
-
NHK大阪放送局(JOBK 666kHz)
-
ABCラジオ(JONR 1008kHz)
-
KBS京都(JOBR 1143kHz / JOBO・JOBW 1215kHz / JOBE 1485kHz)
-
MBSラジオ(JOOR 1179kHz)
-
ラジオ大阪(JOUF 1314kHz)
-
WBSラジオ(和歌山放送 JOVF 1431kHz / JOVL 1233kHz / JOVN・JOVM 1557kHz ほか)
FM局
外部リンク
ABCラジオについて