『うちのカミさんが…のカミって何?』調査
カテゴリ:由来・語源よ
く夫が妻のことを「うちのカミさんが…」と言いますが、これって「上さん」?「神さん」?まさか「髪さん」とか「紙さん」じゃないですよね?(奥様未満さん)
全国調査の結果は?
◆奥様のことを「山の神」というところから、という説。
◆山の神、海の神、釜戸(カマド)の神、などなど、日本には沢山の神様がいますが、そのうちの「山の神」を借りているものと思います。
山も神が怒ったら怖い、つまり「怖い存在」の事。 ですから、日本で一番偉い(?)のは、総理大臣ではなくて、「総理大臣のカミさん」です!
◆もとは、上様ということで、身分のある人の奥様の敬称だったようですね。(義経記ほか、古典に載っています) 商人、職人の奥さんのことを気安くカミさんとよんでいたらしいですが、きっとそれが、自分の妻のことをさす言葉になったのでは。
私の周りで言う人は、30〜40代で、「妻が」というのにちょっとテレがあるけど、妻のことを話題にしたい男性ですね。
◆狂言 『花子』 において初出とされる 「山の神」 ということば
山の神・田の神の性格を同時に持って移動し、生産や出産という産霊神の機能を備え、農村の守護神でもある「山の神」は、家庭において、一家の経済をきりまわし、生産と消費をはかり、食物を分配する 「かしら」である母=主婦の性格 と似ているのではないだろうか。
◆「上様・内儀様」から江戸時代末に庶民の妻の尊称になったのち、敬意が薄れたものです。
ちなみに、「内儀」とは「身分のある人の妻」の意味で、転じて「人妻」の尊称だそうです。
ですから、「カミさん」の「カミ」は「上」もしくは「内儀」と書くのでは?
◆これは「いろは歌」からきているそうです。
「いろはにほへと ちりぬるを」までは誰でも知ってますよね。
その続きは……「わかよたれそ つねならむ うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす」……これで47文字です。
この歌が平安時代の作なので、「ん」はまだなかったとされています。
で、この歌の「やま」の上が「おく」です。
それで「奥」さんは「やまの上(かみ)」。
「やまのかみ」の省略した形で、単に「カミさん」と呼ばれるようになったとか……
ちょっとまゆつばものですが、これが一番知られた語源ではないでしょうか。
◆古来日本では、遊びというのか、へりくだってというのか、古典落語でよく出てきますが、「奥さん」のことを「山の神」って呼んでいました。
この「山の」を略して「カミさん」となったのでは?
◆虎明本狂言である『花子』(はなご。ある男が妻の目を盗んで花子という女と浮気をするが、それが妻にばれて騒動になる話)に出てくる、「われらも人をはさいさいやり候へど も、れいの山の神(=妻のこと)が、すこしの間もはなさぬに依て」から、「山の神」=口うるさい妻となり、略して「神さん」だそうな…まあご神託に従わないと(妻の言うこと聞かないと)天罰が下るところ何かは、確かに「神さん」ですわなぁ(笑)
◆日本には、古来から女性をカミ(神)として位置付ける地域が多々あります。
沖縄や奄美諸島、伊豆諸島などです。
沖縄などでは、村の女性が、ある年齢に達すると、「カミンチュ」としての役職を司ります。
カミンチュは、村の年中行事の全てに出仕しなければならない、いわゆる祭祀組織全般を担うのです。また、伊豆諸島の新島では、隠居した女性は、「ヤカミ(家神)衆」とよばれ、やはり祭事、仏事を司るのです。
このように、女性は神や先祖を代弁する役割(シャーマン)として、村の長い歴史を担ってきたのです。
東北のイタコなども共通するものです。
そういう意味で、奥様未満さんのひらめき(?)は、決して駄洒落ではなく的を得たご意見といえます。
「上」だって、「神」は、天、上昇、といったイメージから共通した語源と思われるように、日本語の語源は、漢字を取っ払って考えてみると意外な事実が浮かんでくるものなのです。
「髪」「紙」は、わかりませんが、ひょっとしたらつながるのかも?
◆「うちのカミさんがねぇ〜」(コロンボふうに)。
元は古語で、「御上(おかみ)」。
他者、あるいはその御内儀(かかぁ)を指した、一種の尊敬語でした。
元々は帯刀階級(おさむらい)の言葉でしたが、商人階級が力を持ち始めるにつれ、そっちへ言葉の対象が移ったようです。
このあたりは込み入った話で、刀と金の力関係なんですが……。
大店(おおだな)の御内儀ともなれば、「おかみ」と呼ばれるようになったんですね。
それから後は言うまでもないでしょう。
明治維新から二度の世界大戦を経て、従来の士農工商の概念は吹き飛びました。
つまり、単語レベルでの階級差が稀少になったんですね。
……で、亭主が自分の御内儀を「御上(かみ)さん」と呼ぶことについてですが。
そこには本来、多少なりの謙譲の意味があったと思います。
相手が言うべき言葉を、亭主で言うわけですから。
大袈裟に言えば、卑屈。逆に言えば、女性が強かった時代の産物なんです、「うちのカミさん」てのは(笑)。いや、今でも十分強いですけど(笑)。ちょっとは、弱さも見せて欲しい……というのは、男のワガママでしょうか?
◆かみ = 上 = 神 = 神棚 = 床の間
奥様 = 奥 = 奥の座敷 = 奥の座 = 神棚 = 床の間
むかしは、女 = 子供を産む = 子孫繁栄 =うえさん で、邪険に扱うべからず。
女の人を扱うときは、丁寧に。神棚にお供物をお供えする時のように扱うべし。
それができる男性はもてる第一条件だったようです。
女性もその気持ちがちゃんと、つかめて、ふまえるようにつとめたらしい。
◆奥さんのことを、「うちの山の神」と表現する事がおじいちゃんくらいの年代の男性にはあるので、妻のことを「かみさん」と言うのはこの省略形だと思います。
◆上です。江戸時代の上様(広辞苑の「かみさま」を参照)が語源と思いますよ。
◆山の神、海の神、釜戸(カマド)の神、などなど、日本には沢山の神様がいますが、そのうちの「山の神」を借りているものと思います。
山も神が怒ったら怖い、つまり「怖い存在」の事。 ですから、日本で一番偉い(?)のは、総理大臣ではなくて、「総理大臣のカミさん」です!
◆もとは、上様ということで、身分のある人の奥様の敬称だったようですね。(義経記ほか、古典に載っています) 商人、職人の奥さんのことを気安くカミさんとよんでいたらしいですが、きっとそれが、自分の妻のことをさす言葉になったのでは。
私の周りで言う人は、30〜40代で、「妻が」というのにちょっとテレがあるけど、妻のことを話題にしたい男性ですね。
◆狂言 『花子』 において初出とされる 「山の神」 ということば
山の神・田の神の性格を同時に持って移動し、生産や出産という産霊神の機能を備え、農村の守護神でもある「山の神」は、家庭において、一家の経済をきりまわし、生産と消費をはかり、食物を分配する 「かしら」である母=主婦の性格 と似ているのではないだろうか。
◆「上様・内儀様」から江戸時代末に庶民の妻の尊称になったのち、敬意が薄れたものです。
ちなみに、「内儀」とは「身分のある人の妻」の意味で、転じて「人妻」の尊称だそうです。
ですから、「カミさん」の「カミ」は「上」もしくは「内儀」と書くのでは?
◆これは「いろは歌」からきているそうです。
「いろはにほへと ちりぬるを」までは誰でも知ってますよね。
その続きは……「わかよたれそ つねならむ うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす」……これで47文字です。
この歌が平安時代の作なので、「ん」はまだなかったとされています。
で、この歌の「やま」の上が「おく」です。
それで「奥」さんは「やまの上(かみ)」。
「やまのかみ」の省略した形で、単に「カミさん」と呼ばれるようになったとか……
ちょっとまゆつばものですが、これが一番知られた語源ではないでしょうか。
◆古来日本では、遊びというのか、へりくだってというのか、古典落語でよく出てきますが、「奥さん」のことを「山の神」って呼んでいました。
この「山の」を略して「カミさん」となったのでは?
◆虎明本狂言である『花子』(はなご。ある男が妻の目を盗んで花子という女と浮気をするが、それが妻にばれて騒動になる話)に出てくる、「われらも人をはさいさいやり候へど も、れいの山の神(=妻のこと)が、すこしの間もはなさぬに依て」から、「山の神」=口うるさい妻となり、略して「神さん」だそうな…まあご神託に従わないと(妻の言うこと聞かないと)天罰が下るところ何かは、確かに「神さん」ですわなぁ(笑)
◆日本には、古来から女性をカミ(神)として位置付ける地域が多々あります。
沖縄や奄美諸島、伊豆諸島などです。
沖縄などでは、村の女性が、ある年齢に達すると、「カミンチュ」としての役職を司ります。
カミンチュは、村の年中行事の全てに出仕しなければならない、いわゆる祭祀組織全般を担うのです。また、伊豆諸島の新島では、隠居した女性は、「ヤカミ(家神)衆」とよばれ、やはり祭事、仏事を司るのです。
このように、女性は神や先祖を代弁する役割(シャーマン)として、村の長い歴史を担ってきたのです。
東北のイタコなども共通するものです。
そういう意味で、奥様未満さんのひらめき(?)は、決して駄洒落ではなく的を得たご意見といえます。
「上」だって、「神」は、天、上昇、といったイメージから共通した語源と思われるように、日本語の語源は、漢字を取っ払って考えてみると意外な事実が浮かんでくるものなのです。
「髪」「紙」は、わかりませんが、ひょっとしたらつながるのかも?
◆「うちのカミさんがねぇ〜」(コロンボふうに)。
元は古語で、「御上(おかみ)」。
他者、あるいはその御内儀(かかぁ)を指した、一種の尊敬語でした。
元々は帯刀階級(おさむらい)の言葉でしたが、商人階級が力を持ち始めるにつれ、そっちへ言葉の対象が移ったようです。
このあたりは込み入った話で、刀と金の力関係なんですが……。
大店(おおだな)の御内儀ともなれば、「おかみ」と呼ばれるようになったんですね。
それから後は言うまでもないでしょう。
明治維新から二度の世界大戦を経て、従来の士農工商の概念は吹き飛びました。
つまり、単語レベルでの階級差が稀少になったんですね。
……で、亭主が自分の御内儀を「御上(かみ)さん」と呼ぶことについてですが。
そこには本来、多少なりの謙譲の意味があったと思います。
相手が言うべき言葉を、亭主で言うわけですから。
大袈裟に言えば、卑屈。逆に言えば、女性が強かった時代の産物なんです、「うちのカミさん」てのは(笑)。いや、今でも十分強いですけど(笑)。ちょっとは、弱さも見せて欲しい……というのは、男のワガママでしょうか?
◆かみ = 上 = 神 = 神棚 = 床の間
奥様 = 奥 = 奥の座敷 = 奥の座 = 神棚 = 床の間
むかしは、女 = 子供を産む = 子孫繁栄 =うえさん で、邪険に扱うべからず。
女の人を扱うときは、丁寧に。神棚にお供物をお供えする時のように扱うべし。
それができる男性はもてる第一条件だったようです。
女性もその気持ちがちゃんと、つかめて、ふまえるようにつとめたらしい。
◆奥さんのことを、「うちの山の神」と表現する事がおじいちゃんくらいの年代の男性にはあるので、妻のことを「かみさん」と言うのはこの省略形だと思います。
◆上です。江戸時代の上様(広辞苑の「かみさま」を参照)が語源と思いますよ。


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