T.N-lawさんのマイページ

「ともに生き、ともに学ぶ」

2016/09/23 22:04

 9月19日に行ってきました。

 以前も書いた、【たまりば】の25周年記念シンポジウム「ともに生き、ともに学ぶ」

 とても及ばない試みをしている人がいるなあ…と、いろいろと考えさせられたイベントでした。

 第1部は、フリースペース「ハッピービバーク」を運営されている山口由美子さんと、以前フリースぺースを運営されていた、日本スクールソーシャルワーク協会名誉会長の山下英三郎さんと、【たまりば】の西野さんとのトーク。

 第2部は、フリースペースという括りではなく、子どもの貧困という問題に長年向かい合ってこられたお二人…寿生活館や児童相談所にお勤めだった加藤彰彦さんと、NPO法人こどもの里理事長の荘保共子さんのトークでした。


 第一部のお話は、まうz各講師の先生方がフリースペースを始めた時に直面したこと…大人が「してあげよう」はダメで、子どもに嫌われてしまうという話が印象に残っています。

 具体的には、西野さんが子どものためと思って部屋を借りてフリースペースを作ったときに、子どもたちに屋根裏に逃げ込まれてしまい、子どもの一人に「ここが私の居場所」と言われたことなど、【大人の側の意向でやったのでは子どもの居場所にならない】という話が印象に残っていますね。

 そして、「無駄な時間は、無駄ではない」という考え方。できるだけ決まり事をしないというルール。

 そのほか、フリースペースにいて、案外元気にしている子どもを見て、元気になっていく親の話など…。子どもがフリースペースに来なくても、親御さんだけがフリースペースの場に通われ見学していかれるだけでも家庭が変わっていくこともあること…、そういったお話が、とても印象に残っています。


 第二部は、ただただ「こどもの里」の取り組みに圧倒されてしまった時間でした。

 そこでは、0歳からおおむね20歳までの子どもが無料で利用でき、場合によっては仕事で大変なご家庭等から子供預かったりということもされているそうです。

 家で虐待を受けていても、父親が迎えに来ると「とうちゃん」と駆け寄っていく男の子の話。そして、「虐待があったとしても、子どもと親を分離することが本当にいいのか」という問いかけには、重たいものがありました。

 そのほか、 「学校も教えてくれないことを教えよう」として、夜回りで路上生活の方々に食事をふるまう活動を子どもとしたりという話には、やはり頭が下がりましたね…。


 人間が集まって、一緒に生きていくためのルールを作るだけであれば、それほど複雑なことはいらないのかもしれない。だけれども、いろいろな人のやることが細かくなり、自分のやること以外の多くを他人(国や社会を含みますが)に任せなければならないようになると、なかなかそうしたやり方ができなくなるのでしょうね…。


 そうした取り組みは、どこでもできることではなく、釜ヶ崎という地域だからこそできたことなのかもしれませんし、そうなのではないかと思いますが、それでもいろいろ考えさせられました。

 ありがとうございました。


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