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【書評】「家裁の人」から君への遺言

2016/12/12 17:35

 前と同じく,内容をまとめきれず,本体ブログに書評を書き逃した本です。
 毛利甚八「『家栽の人』から君への遺言」講談社
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062196949

 漫画「家栽の人」を書かれた方が,その想いを綴った本です。
 少年に対し【寛大な処分】をすべき,という立場の人にも,【厳しい処分】をすべき,という立場の人にも,一読を勧めてみたい本でしょうか。
 
 もともと,著者の毛利さんは,特に家庭裁判所のことを書きたいと思っていたわけではなく,「家栽の人」は編集部から要請されて書き始めたテーマだったそうです。
 しかし,書いていくうちに,自分が書いていることを本当と信じる人がいるけれども,それでいいのか,という悩みに直面されたようです。
 著者の毛利さんは,ただ子どもに寛大な処分をすればいい,とはいっていません。また,この本の中に明確な回答というものまで書かれているわけではありません。
 この本に書かれているのは,「家栽の人」という本を書いてしまった1人の人間として,子どもが罪を犯した場合にどうしたらよいのか,を悩み続けたその過程なのではないか,と思います。

 少年に対して【寛大な処分】を求める立場の人にも,【厳しい処分】を求める立場の人にも,「本当にこれでいいのかな」「もっと悩むべきなのかな」、そんなことを考えさせるような本だと思います。


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