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5/9第56回東電本店合同抗議の報告(第2報)

2018/05/26 06:15

5/9第56回東電本店合同抗議の報告(第2報)
  東電は中越沖地震の検証も不十分だった
     
新潟県知事選は東電との闘いでもある 
再稼働を容認しない
       
伊藤 (脱被ばく実現ネット)

たんぽぽ舎です。【TMM:No3372】
2018年5月25日(金)午後 08:20
地震と原発事故情報より一部

┏┓ 
┗■1.5/9第56回東電本店合同抗議の報告(第2報)
 |  東電は中越沖地震の検証も不十分だった
|  新潟県知事選は東電との闘いでもある 再稼働を容認しない
 └──── 伊藤 (脱被ばく実現ネット)

※《事故情報編集部》より
 「5/9第56回東電本店合同抗議の報告」は、5/14発信の
 【TMM:No3362】で第1報を掲載しました。
 この報告は、第2報としてお読みいただければ幸いです。


5月9日(水)第56回東電本店合同抗議18:30より19:45
呼びかけ団体:たんぽぽ舎、経産省前テントひろば
賛同団体:東電株主代表訴訟他130団体 参加者70名

◎5月とは思えない厳しい寒さの中、今月も東電への事故責任追及の抗議が行わ
れました。(映像配信は立花健夫さまからです)
 毎回東電への「申し入れ行動」が行われていますが、前回は東電社員が現れな
かったため、今回は今後の日程表を司会者が手渡ししましたが、東電側が不服を
述べたため、参加者からは「加害者の態度じゃない」等々の抗議の声が飛び交い
ました。東電は横柄で居丈高な地金を隠さなくなっています。
 https://youtu.be/VRuo9dmGNx4

シュプレヒコール〜 日音協ミニライブ&葛尾村の現況報告―葛尾村では放射線
量が下がらないまま中学校が再開されたが、通学するのは6人。この6人はこれ
から無用な被ばくをする。https://youtu.be/4koLUHScrOw

山田さん:新潟県知事選は東電との闘いでもある。再稼働を容認しない“池田千
賀子”さんを!〜
「柏崎・巻原発に反対する在京者の会」菅井さん:東電は中越沖地震の検証も不
十分だった。 https://youtu.be/RH0rG_8mFAI
福島原発被害東京訴訟原告団長 鴨下さん:被害を受けた人すべてが救済される方
法を考えている。国連人権理事会でスピーチした関西訴訟原告団代表 森松さんの
学習会にご参加を。今後の展望をお話しできればと思います。
〜告知タイム https://youtu.be/7AqbO3iH7F4

「脱被ばく実現ネット」は「子ども脱被ばく裁判第14回口頭弁論」(4月25日)の内
容の一部を紹介しました。 https://youtu.be/LbWhq_Bo4R4

◎被告である国は、更新弁論で原発事故後の施策は、法令の範囲内であり「安定
ヨウ素剤を服用させなかった」「年間20ミリまでの被ばく強要」等について違法
性は無いと主張しています。この無慈悲、攻撃性について多くの人々が知るべき
だと思います。
 同様に被告である福島市他の市町は、不溶性放射性微粒子による内部被ばくに
ついての認否を「不知」としました。市町が危険な微粒子が飛んでいる状況に対
して「知らん」と回答したのです。
 住民の皆さんに対する責任をすべて放棄しています。「人道」の意味を知らな
い被告側に対し、原告の意見陳述は原発事故初期における行政の怠慢を厳しく指
弾するもので、その内容は、見事に国側の陳述を論破するものとなっています。
 傍聴席から拍手の嵐が沸きあがったという全文を以下でご確認ください。
http://darkagejapan.blogspot.jp/2018/04/blog-post_72.html
 告知タイムでは5月12日第10回新宿デモへの参加を皆さんにアピールしました。
牛が白血病になり、昆虫が激減している現実を突きつける、相当に楽しくないデ
モです。しかし、“真実”が変化を促す契機になればと願わずにはいられません。
( 「脱被ばく実現ネット」ブログ
  https://fukusima-sokai.blogspot.jp/ より転載 )


┏┓ 
┗■2.東京電力の東通原発計画再始動をとめよう (下)
 |  地震と津波と火山に連鎖事故の脅威
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

3.関西電力の使用済燃料中間貯蔵計画

 東北以外に、関電、中部電の名も上がっている。このあたりになると原発参入
に何処まで本気かは、かなり疑わしい。使用済燃料の中間貯蔵施設立地に悩む関
電が東北地方に目を付けているのではないかと疑われる。特に関電はむつ市に燃
料を運びたがっている。
 むつ市に設立された東電と日本原子力発電の子会社「リサイクル燃料貯蔵」に
ついては今年1月に関電の使用済燃料を運ぶ計画があると日経新聞等で報じられ
て地元では大騒ぎになった。
 むつ市長が「とうてい受け入れられない」「協議に応じることは現時点で全く
考えていない」。リサイクル燃料貯蔵側は「関電からの受け入れは想定していな
い」。関電も「むつ市での貯蔵は検討していない」などと関係者総出で火消しに
躍起になっているが、水面下で様々な折衝が行われているだろうことは容易に想
像がつく。

 関電は、中間貯蔵施設を原発のある福井県ではなく県外に設置するとしている。
2020年頃までに計画地を決定し、2030年頃に操業を開始するとし、2018年中には
候補地を明らかにするとした。「リサイクル燃料貯蔵センター」と名称まで既成
事実のようにホームページに掲載している。
 関電の原発では、再稼働した高浜原発の使用済燃料プールが満杯に近づいてい
る。管理容量を超えるのは約6年後。他の原発では敷地内に乾式貯蔵施設を作っ
て凌ぐが、高浜原発では県外に搬出すると約束したので原発敷地内での乾式貯蔵
は最初から選択肢にはない。

 3月29日に東電は、唐突に柏崎刈羽原発から使用済燃料69体を、7月から9月
にかけて「リサイクル燃料貯蔵」に輸送するとプレス発表を行った。この施設は
今年後半の操業開始を目指して現在、原子力規制委員会の審査を受けている段階
だというのに。
 柏崎刈羽原発は再稼働しているわけではない。従って輸送に緊急性はないから、
この輸送は「第1号は東電の燃料を」といった意味なのであろう。今後輸送され
る使用済燃料の中には、別の原発のものがあるかもしれない。

4.原子力事業再編との関係

 現在、事実上経営破綻状態の電力会社がもう一つある。日本原子力発電(原電)
だ。いう
 保有する原発のうち、稼働可能な原発は一つもない。
 敦賀原発2号機は真下に活断層の疑いで再稼働審査でも厳しい指摘が続いてい
る。いう

 東海第二原発は運転開始40年目が今年11月27日に迫り、この日までに審査を通
過していなければ運転できない。20年延長審査と同時審査が続くが、必要な補正
書の提出も遅れており、時間切れの可能性もある。
 その中で「経理的基礎」問題が大きく立ちはだかっている。
 経理的基礎とは原子炉等規制法第43条の3の6第1項第2号に規定され、十分
な経理的裏付けを有しない会社が原子力事業を行ってはならないと規定している。
 対津波、耐震性強化などで少なくても1740億円の資金が必要なのに売る電気が
作れない原電には借入も金融機関から難色を示され、必要な資金調達に赤信号が
ともっている。

 規制委は、電力会社等の債務保証を取り付けるなどして必要な資金調達ができ
ることを証明せよと要求した。
 東電と東北電が文書を提出し、原電の資金調達に協力することを表明したが、
東北電力は「債務保証等」と記載したのに東電は「資金支援」とだけ記載した。
 これは、東電自身が莫大な債務を背負い、事実上経営破綻状態にあることから、
東電の債務保証に金融機関が難色を示すかも知れず、それをかわすためかと思わ
れるが、それに加え原電に見返りとして今後の原子力事業について協力を求める
「取引」の性格を持っているからだと思われる。
 見返りとしては、リサイクル燃料貯蔵は東電と原電の共同出資で設立された会
社であるから、東電の意向に沿って動くことを求めたり、東通原発の建設に際し
て共同事業者として名を連ね、将来の原子力事業再編への中心になることをも含
むのではないかと思われる。

 東電が東海第二原発の再稼働に関わることは、東通原発の建設再開と同時にむ
つ市のリサイクル燃料貯蔵を中間貯蔵施設として他電力の使用済燃料の貯蔵とセ
ットになった、大きな原子力事業の再編成の始まりに位置づけられている可能性
がある。
 この動きを止めるためには、抗議行動を各地に広めて、一つ一つに反対の声を
集中していかなければならない。(了)

東通原発1号機
電気出力:138万5千キロワット
原子炉型式:改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)

1965年5月17日東通村議会、原発誘致決議
   10月2日青森県議会、誘致請願採択
1992年8月21日白糠・小田野沢両漁協と漁業補償協定締結
1993年3月30日93年度電力施設計画に初計上(110万kW×2基)
   7月6日尻労・猿ヶ森両漁協と漁業補償協定締結
   11月1日老部川内水面漁協と漁業補償協定締結
1995年1月24日泊漁協と漁業補償協定締結
1999年3月29日電力供給計画で138.5万kW×2基に変更届出
2003年5月9日白糠・小田野沢両漁協と変更漁業補償協定締結
   7月30日環境影響評価書届出
   8月20日環境影響評価書について確定通知受領
   11月19日東通原発1、2号機設置第一次公開ヒアリング
2005年1月21日尻労・猿ヶ森両漁協と変更漁業補償協定締結
2006年1月23日老部川内水面漁協と変更漁業補償協定締結
   3月30日重要電源開発地点の指定申請
   9月13日重要電源開発地点の指定
   9月29日東通源原発1号機の原子炉設置許可を申請
   12月4日準備工事開始
2008年5月28日泊漁協と変更漁業補償協定締結
2010年4月12日経産大臣から原子力委員会と安全委員会へ諮問
   8月11日東通原発1号機設置第二次公開ヒアリング開催
   12月13日原子力安全委員会から経済産業大臣に答申
   12月14日原子力委員会から経済産業大臣に答申
   12月24日東通原発1号機の原子炉設置許可
2011年1月25日東電1号機着工を発表
          (初出:月刊「たんぽぽニュース」5月、No269)

*****



Tags:  | 原子力
Binder: 幸田 晋のバインダー(日記数:12500/全体に公開)
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