関本洋司さんのマイページ

ニーチェとゴダール

2009/10/16 15:56


(昨日の日記はスピノザの話になってしまったので話を元に戻すと)
多分、ニーチェに一番近い映画作家はゴダールだ。

『アリア』のなかの短編↓で、ゴダールは身体を取り戻そうとしている
参考:http://nn-nico.blogspot.com/2007/12/blog-post.html。
(ゴダールは無神論者だから『哲学の歴史』7で解説されているような汎神論とは無縁である。)
1/2

2/2
2/2

聖書の引用「然り然り、否否」(出典は以下↓)で終わるこの映画は、主題としてアンチノミーを扱っているが、構造ではなく動的なものを捉えようと姿勢においてニーチェ的なのだ。

  「また、あなたがたも聞いているとおり、昔の人は、『偽りの誓いを立てるな。主に対して誓ったことは、必ず果たせ』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。一切誓いを立ててはならない。天にかけて誓ってはならない。そこは神の玉座である。地にかけて誓ってはならない。そこは神の足台である。エルサレムにかけて誓ってはならない。そこは大王の都である。また、あなたの頭にかけて誓ってはならない。髪の毛一本すら、あなたは白くも黒くもできないからである。あなたがたは、『然り、然り』『否、否』と言いなさい。それ以上のことは、悪い者から出るのである。」
(新約聖書マタイによる福音書 5章33節から37節)

ゴダールが、(徴兵制を逃れるため)スイスでドイツ的なものとも親交を深めている事実もある。イタリアへの憧憬も含め、その二重国籍はも極めてニーチェ的だ。


Binder: 関本洋司のバインダー(日記数:131/全体に公開)
このエントリーをはてなブックマークに追加

このブログにコメントをつけるには、ログインする必要があります。
マイページをお持ちでないひとは「マイページを作成する」ボタンを押してマイページを作成してください。
不適切なブログを見つけたら、こちらからご報告ください!

Mail Address(GMO ID):

Password:

自動ログインパスワードを忘れた方

最近書いたブログ


https://www.freeml.com/feed.php?u_id=167609&f_code=1



Copyright(C)2017 GMO Media, Inc. All Rights Reserved.