umasica :桜里さんのマイページ

「目の当たりにする」ということの可能性と限界

2013/10/14 22:27

以前にネタとした覚えがあるが、文章では限界があるので、あらためて画像を…





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『航空朝日』 昭和17年8月号 表紙



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『航空朝日』 昭和17年8月号 裏表紙



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『航空朝日』 昭和17年9月号 裏表紙



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『航空朝日』 昭和19年5月号 表紙



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『航空朝日』 昭和19年5月号 裏表紙






こうして並べてみると、昭和17年の段階では、裏表紙の広告までカラー印刷だったものが、昭和19年にはすべてスミ一色刷りとなっている。

しかもページ数も三分の一に減少ということで、大本営発表がどうであろうと、戦局の悪化の実情は明らかに反映されてしまっている。そのように現代の目には映る。しかし、このような誌面を目にした全員が「敗戦」への予感を持った、というわけでもない。


現実を現実として受け入れることが難しいのもまた現実なのである。










Tags: なし
Binder: 現代史のトラウマ(日記数:696/全体に公開)
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最新コメント

  • Comment : 1
    umasica :桜里
     2013/10/14 22:51
    カラーの表紙の『航空朝日』を手にした時は感動したのを覚えている。

  • Comment : 2
    やわらか☆不思議猫
     2013/10/14 23:02
    「マツダランプ」が左から右書きな件。

  • Comment : 3
    Mr.Dark
    Mr.Darkさん
     2013/10/15 00:35
    しかも、ランプは敵性語…?
    謎だ (ー_ー;)

  • Comment : 4
    kiyoppy
    kiyoppyさん
     2013/10/15 08:21
    マツダランプの絵、とっても上品で色調も球のような構図も良いと思います。一枚コピーが欲しくなりました。

  • Comment : 5
    umasica :桜里
     2013/10/15 17:58
    >「マツダランプ」が左から右書きな件。


     去る六月十七日に標準漢字原案(常用漢字一一三四、準常用一三二〇、特別漢字七四字)を発表した国語審議会は、字音仮名遣整理案、漢字左書案(横書きの場合左書きにする)を満場一致で可決、文相への答申を経て閣議にかけ正式決定とともに交付し各官庁、全国学校および一般社会で使用励行して行くことになった。


    …というのは、昭和17年7月17日の新聞記事(多分、「毎日」)である。
    → http://uma-sica.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-5d0a.html

    この「漢字左書案」と関連があるんだか無いんだか、でございます。
    (いずれにしても、あんまり守られた形跡なし)


    >しかも、ランプは敵性語…?

    昭和19年の5月号の広告欄をチェックすると、
    マミヤ(カメラ)の広告に「マミヤシックス」とか、
    中央計器製作所の広告に「ダイヤルゲージ」とかの事例が散見されます。
    (しかも前者は右書で後者は左書、という混乱ぶり)


    >一枚コピーが欲しくなりました。

    どうぞお立ち寄り下さい。
    手に取ってご覧になると、記事も広告欄も興味津々的展開です。

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