umasica :桜里さんのマイページ

タマビのオカザリ

2014/09/15 00:08

多摩美術大学の美術館まで出かける。

多摩美術大学美術館は多摩美術大学内にあるのではなく、多摩センター駅近く、あのキティの本拠地サンリオ・ピューロ・ランドの手前にあるので、まずは多摩センター駅を目指す。


立川からモノレールである。多摩動物園の駅で子供連れが下りたので空いた最後部の席をゲットし、運転席(後部は無人)を通して見える景観を楽しみながら、多摩センター駅に到着。

多摩センター駅界隈は(二十世紀の)未来都市風の設計になってはいるのだが、階段には雑草が生え、街頭の鉄柱や歩道の鉄柵には錆が浮き、味わい深い光景であった。


広い道路の全面が歩道(つまり車道は別―クルマは一層下の道路を走っているようだ)という街路設計になっている中を進むのだが、キティの本拠地であるだけではなく、ベネッセ本社ビルもあったりするのであの「シマジロウ」の本拠地でもあり、未来都市風の街路にはキティとシマジロウがあふれているのでもあった。

シマジロウの本社を越えて、キティの本拠地の手前に、タマビの美術館はあった。


開催中の企画展が「東北のオカザリ―神宿りの紙飾り」で、これが目的。


 日本では古くから伝承されてきた神を祀る紙による造形が盛んに行われてきました。かつては日本各地に祭祀や神社や邸宅を飾る紙飾りの文化が存在しました。中でも東北地方では正月飾りとして複雑な意匠を立体的に切り込んだ豪奢な切り紙飾りが盛んに作られてきました。それらは大規模な神社よりも出羽三山信仰の修験道ともつながりのある中小の神社や民家などを飾る特殊技能として伝え広まったと考えられます。
 この展覧会では、千葉惣次氏により蒐集された東北地方(主に福島県、宮城県、岩手県)に伝承された切り紙飾り(オカザリ、切り透かし、御幣、梵天など)および東北の生活文化を伝える郷土人形や玩具、民具、古布なども展示します。それに加え、千葉氏と共に度々東北地方を取材した写真家の大屋孝雄氏による切り紙飾りや東北の生活文化の写真作品も展示します。また切り紙で絢爛に飾られた舞台で舞われる宮城県の上町法印神楽の記録映像等も上映します。


…という内容。

展示を楽しみ、帰宅はバスと電車を乗り継いでの別ルートとする。


モノレールからの景色は楽しいが、立川断層の界隈を、地上四階くらいの高さの車幅より狭いレールの上を走る(景色のよいのはそのためだが)構造なので、駅以外でストップしたら車外に出ようとすれば地上に転落するしかないのである。よく考えれば怖い話なのだ。

で、まずは聖蹟桜ヶ丘駅までのバスに乗車。

多摩ニュータウンの中を走るバスだ。開発前はタヌキの生息地であり、開発に抵抗するタヌキが活躍するアニメの舞台となった地帯であり、バイオリン職人志望の生意気な小僧を主人公にしたアニメの舞台も、ニュータウン開発後のこの界隈だ。…という景色の中を走るのも味わい深い。




…と、まぁ、そんな一日を家族と楽しんだのでありました。








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最新コメント

  • Comment : 1
    umasica :桜里
     2014/09/15 00:46
    昼食のために寄った三越の中の丸善(書店)の品ぞろえに感動。
    しっかり東洋文庫が置いてあったのである。

  • Comment : 2
    Mr.Dark
    Mr.Darkさん
     2014/09/15 11:48
    どこにいっても本屋のチェックを怠らないのがスゴイです。

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