モバイルWIFIルーター5選!おすすめと選び方を解説【2021】

屋外でノートパソコンやタブレットを利用する人。

自宅で光回線やケーブルテレビなどの固定回線が利用できない人。

そんな人たちから利用されるネット回線がモバイルルーターです。

ポケットWi-Fiなんて呼ばれたりもしますね。

かくいう筆者も、屋外でノートパソコンを作業することもあるし、引っ越しが多いので光回線がまともに利用できない物件に当たってしまうこともあります。

そんなわけで、これまで幾度となくモバイルルーターを契約してきました。

しかし、契約するたびに思うのが

「モバイルルーターって分かりにくい」

ということです。

モバイルルーターに限らず、ネット回線ってなぜか回線速度やらデータ容量やら料金やら、知っておくべき情報量が多くて、どれを選べばいいのかいまいちピンとこないですよね。

というわけで、これまで何度もモバイルルーターを契約してきた筆者の知見を皆様にシェアしたいと思います。

モバイル回線の種類

モバイルルーターを契約しようとする場合、まず初めに、モバイルルーターで使われる「回線」について理解をしておく必要があります。

モバイルルーターで使われる回線は、大きく

  • 4G/5G
  • WiMAX

という2種類の回線があります。

それぞれ速度やデータ容量、料金に違いがあるので解説させていただきます。

4G/5G

各キャリアロゴ

4Gとか5Gという言葉を聞いたことがあるという人は多いのではないでしょうか。

皆さんがスマホでYouTubeを見たり、SNSを利用したりする際に接続している回線こそ、まさに4Gや5Gといった回線です。

ドコモやauやソフトバンクと同じ回線を用いてネットに接続するモバイルルーターがあるわけです。

どの会社で、どの機種を契約するかにもよりますが、通信速度は最大150Mbps、1ヵ月のデータ容量の上限は100GBが一般的です。

例外的に、楽天モバイルの回線を使用しているモバイルルーターだけは、データ容量無制限でインターネットを使用することが出来ます(楽天モバイルは2020年から携帯キャリアに参入したばかりなので、ドコモ、au、ソフトバンクに比べると提供エリアが狭いのが難点ですが)。

WiMAX

UQ WIMAXロゴ

KDDIグループのUQコミュニケーションズが提供するモバイル回線がWiMAXです。

WiMAXはスマホで用いられる回線ではなく、光回線やケーブルテレビなどが利用できない人向けに使われてきた、モバイルルーターのための回線です。

また、KDDIグループの回線というだけあって、WiMAX回線が利用できないエリアではauの4G回線や5G回線に切り替えて使うことも可能です。

最新の端末を選べば通信速度は最大2.7Gbpsという、光回線にも劣らない速度で利用することが可能です。

データ容量に関しては、3日で15GBまでという制限がありますが、1ヵ月の上限は設けられていません。

モバイルルーターの選び方

モバイルルーター端末

モバイルルーターは契約する会社によって月額料金が異なります。

また、選ぶ端末によって通信速度が異なります。

ですから、モバイルルーターを選ぶということは「料金」と「速度」を比較し、自分に最適な会社・端末を選ぶ作業であると言えます。

※ひと昔前までは回線の「提供エリア」を気にする必要もあったのですが、いまや一つの機種で複数の回線を切り替えられるのが普通です。

そのため、どの回線であっても繋がるエリアは入るし、逆に山間部のように接続しづらいエリアはどの機種であっても繋がりにくいのが一般的です。

会社の選び方

 

 

月額料金

データ容量

特典

GMOとくとくBB

(WiMAX)

4,158円

15GB/3日

13,000円キャッシュバック

THE WiFi

(4G/5G)

3,828円

100GB/1ヵ月

月額料金4か月0円

Mugen WiFi

(4G/5G)

3,718円

100GB/1ヵ月

10,000円キャッシュバック

楽天モバイル

(4G/5G)

0~3,278円

無制限

月額料金3か月0円

モンスターモバイル

(4G/5G)

20GB:2,090円

50GB:2,640円

100GB:3,388円

最大155GB/1ヵ月

14日間お試し

 

色々な会社がモバイルルーターを提供していますが、有名どころをあげるなら上記の通りです。

というよりも、モバイルルーターって新しい会社が出ては消えるというサイクルが非常に激しい業界なので、下手に無名なところで契約をしない方がいいです。

実際、突如としてモバイルルーターの会社がサービスの終了を宣告し、大量のユーザーが途中解約を余儀なくされたという例が過去にあります。

ですから、それなりに名が知れていて、サービスの運営期間が長いところを選びましょう。

それでは上記であげたモバイルルーターの会社の中ではどれを選べばいいかという点ですが、ご覧いただければ分かる通り、正直に申し上げて月額料金はそれほど大きな差はありません。

ですから、選ぶべきポイントとしては「データ容量」になろうかと思います。

唯一、楽天モバイルだけがデータ容量無制限の使い放題ですが、提供エリアが狭いため、お住まいの地域や生活圏によってはネットの接続が悪くなる可能性もあります。

東京、大阪、名古屋などの大都市圏に住んでいて、かつ都市部でしか利用しないという人は楽天モバイルを選んでも良いと思います。

そうでない人は、基本的にはドコモ・au・ソフトバンクの4G/5G回線が使えるTHE WiFiやMugen WiFi、あるいはWiMAX回線のGMOとくとくBBをオススメします。

ちなみに4G/5GとWiMAXのどちらがいいか、という点ですが、データ容量と通信速度を考えればWiMAXを推奨したいです。

WiMAXのデータ容量が3日で15GBということは、30日にならすと15GB×10日、すなわち月150GBまで使えるわけですからね。

また、通信速度がどれくらい出るかはモバイルルーターの機種によって決まってくるのですが、最大通信速度が高いモバイルルーターを提供しているのはやはりWiMAXです。

(ひと昔前までは4G/5G、WiMAX、双方にメリットとデメリットがあって、好みに合わせて選べる余地があったのですが、今はもうWiMAX以外を選ぶ理由がそんなにありません。)

機種の選び方

 

 

回線

通信速度

同時接続台数

Speed Wi-Fi 5G X11

WiMAX

2.7Gbps

16台

NA01

4G/5G

(ドコモ、au、ソフトバンク)

150Mbps

10台

U3

4G/5G

(ドコモ、au、ソフトバンク)

150Mbps

10台

Rakuten WiFi Pocket 2B

4G/5G

(楽天モバイル)

150Mbps

16台

MacaroonSE

4G/5G

(ドコモ、au、ソフトバンク)

150Mbps

10台

 

以上がモバイルルーターの機種です。

一覧表に載せた項目以外にも、例えばバッテリー容量とか重量とか機種によって微妙にスペックの違いはあるものの、正直に言ってモバイルルーターの場合はスマホみたいに頻繁に手にして使うことってそんなにありません。

それこそ、家のなかで置きっぱなしで使うか、外で使うときも基本はカバンに突っ込んだまま使うことになります。

また、どの端末にしたって、1日使うには十分なバッテリー容量です。

ですから、あえて比較すべきポイントだけに絞って一覧にまとめましたが、なんといっても重要なのは「通信速度」ですね。

ご覧いただければ分かる通り、最大速度が最も高い数値なのはWiMAXのSpeed Wi-Fi 5G X11の2.7Gbpsです。

マンションタイプの光回線でも最大1Gbpsなので、かなり速い通信速度であることがお分かり頂けるはずです。

もちろん、「最大」2.7Gbpsというのはあくまでも理論値であって、実際に皆さんがインターネットに接続する際にその速度が出ることはありません。

しかしそれは、4G/5Gであっても、光回線であっても、同じことが言えます。

結局のところ、インターネット回線は最大速度が高い方が実際の速度も出やすいため、最大速度の数値が高いに越したことはないのです。

おすすめランキング

それではいよいよ、皆さんにオススメしたいモバイルルーターをランキング形式で紹介させていただきます。

1位:Speed Wi-Fi 5G X11

Speed Wi-Fi 5G X11

回線

WiMAX

4G/5G(au)

通信速度

下り最大2.7Gbps

上り最大183Mbps

月額料金

1~2か月目:2,079円

3~36か月目:4,389円

37か月目~:4,444円

プロバイダ

GMOとくとくBB

 

現状、国内で販売されているモバイルルーターの中では最も通信速度が速いのがWiMAX向けのモバイルルーター「Speed Wi-Fi 5G X11」です。

次世代のWiFi規格である「Wi-Fi6」にも対応しています。

Wi-Fi6は純粋に高速通信が可能であるというだけでなく、複数の端末で同時接続をしたときの通信の安定性も非常に高いです。

また、WiMAX回線が入らない場所ではauの4Gや5G回線に切り替えて使用できるのも大きなメリットの一つ。

WiMAXはいくつもプロバイダがありますが、正直に言って月額料金はどこも大差がありません。

ただし、GMOとくとくBBは高額キャッシュバックを用意しているため、実質料金でいえば他社よりもお得に利用できます。

Speed Wi-Fi 5G X11を契約するならGMOとくとくBBをオススメします。

2位:NA01

NA01

回線

4G/5G(ドコモ、au、ソフトバンク)

通信速度

下り最大150Mbps

上り最大50Mbps

月額料金

3,828円

プロバイダ

THE WiFi

 

2番目にオススメなのはTHE WiFiでレンタルできるモバイルルーター「NA01」です。

NA01の特徴はクラウドSIMを利用しているという点です。

クラウドSIMとは、ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアの回線の中から、最も接続しやすい回線に自動で切り替えることが出来る機能のことです。

さらに、手続きをしたりすることなく、そのまま海外でも利用することも出来ます。

NA01を提供しているTHE WiFiは現在、4か月間は月額料金0円で利用できるキャンペーンを実施中です。

NA01をお得に利用したい人はTHE WiFiがオススメです。

3位:U3

U3

回線

4G/5G(ドコモ、au、ソフトバンク)

通信速度

下り最大150Mbps

上り最大50Mbps

月額料金

3,718円

プロバイダ

Mugen WiFi

 

モバイルルーター「U3」もクラウドSIMに対応しております。

ただし、同じくクラウドSIM対応の「NA01」のように液晶画面がないので、データ利用量とかが確認しづらいのが難点です。

U3を提供しているMugenWiFiは、30日間のお試し期間が終了してから本契約がスタートするという点が特徴です。

もしネットが繋がりにくかったら全額返金にも対応してくれます。

また現在、10,000円キャッシュバックが受けられるキャンペーンを実施中です。

4位:Rakuten WiFi Pocket 2B

Rakuten WiFi Pocket 2B

回線

4G/5G(楽天モバイル)

通信速度

下り最大150Mbps

上り最大50Mbps

月額料金

0~1GB:0円

1~3GB:1,078円

3~20GB:2,178円

20GB~:3,278円

プロバイダ

楽天モバイル

 

他のモバイルルーターと比較して料金体系もデータ容量も特異なのが楽天モバイルです。

楽天モバイルは完全定額制ではなく、使ったデータ容量に応じて段階的に料金が上がる仕組みを採用しています。

なんと全くインターネットを使わなかった月は0円で済むのです。

インターネット使用量が月によってバラツキがある人にとっては大きなメリットです。

しかも20GBを超えた場合の料金も3,278円ですから、他の4G/5G回線のモバイルルーターに比べてかなり安いです。

初期費用や解約金が一切かからないというのもかなり良心的です。

さらに楽天モバイルがすごいのは、楽天モバイル回線を使用する分には容量無制限でインターネットが使用できるという点です。

現時点ではドコモ・au・ソフトバンクに比べると楽天モバイルの提供エリアは狭いので順位としてはやや控えめにしました。

ただし、楽天モバイルも日々エリアを拡大しているため、3社に匹敵するほどのエリアになれば、かなり有力なモバイルルーターになることは間違いないでしょう。

5位:Macaroon SE

Macaroon SE

回線

4G/5G(ドコモ、au、ソフトバンク)

通信速度

下り最大150Mbps

上り最大50Mbps

月額料金

20GB:2,090円

50GB:2,640円

100GB:3,388円

プロバイダ

モンスターモバイル

MacaroonSEもドコモ、au、ソフトバンクの3回線を自動で切り替えるクラウドSIMに対応しているモバイルルーターです。

端末に関しては特筆すべき点はそこまで多くありませんが、端末を提供しているモンスターモバイルの料金プランは要チェックです。

なんといっても料金プランの種類が豊富で、その数なんと12種類です。

インターネット使用量は人によって差があるでしょうから、料金プランのバリエーションが豊富なのは大きなメリットです。

しかも、デイリープランで5GBプランだと、なんと月間最大155GB使用することが出来ます。

数あるモバイルルーターのデータ容量の中でもトップクラスの量です。

加えて、14日間のお試しキャンペーンが設けられており、この期間内にインターネットに接続できないことが分かったりすると、事務手数料・月額利用料・解約手数料などの負担なしで解約が可能なのもGood。

ただ、データ容量と料金だけを考えればWiMAXに匹敵しますが、通信速度は遠く及びません。

注意点

注意の標識

キャッシュバック

多くのモバイルルーターが何かしらのキャンペーンを実施しています。

月額料金の割引キャンペーンであれば特に気にする必要はありませんが、キャッシュバックキャンペーンの場合は「受け取り」について注意点があります。

というのも、キャッシュバックといってもすぐに受け取れないケースがあるのです。

特に、本記事で最もオススメしているGMOとくとくBBは、キャッシュバックが受け取れるのが1年後です。

(正確に言えば、端末発送月を含む11か月目に申し込み時に作成するメールアドレス宛にキャッシュバック特典の振り込みに関するメールが届くので、そこで手続きする必要があります)

いくらキャッシュバックが魅力的で契約をしても、受け取れなければ意味がありません。

カレンダーにメモするなりして、しっかりキャッシュバック受け取り時期を把握しておきましょう。

端末の返却

モバイルルーターは、会社によっては端末を「販売」するのではなく「レンタル」という形で貸し出すケースがあります。

WiMAXと楽天モバイルは「購入」ですが、THE WiFi、Mugen WiFi、モンスターモバイルはあくまで「レンタル」なので、解約時には返却が必要です。

もしレンタルした端末を紛失したり、故障してしまったりした場合、損害賠償金が発生するので注意しましょう。

オンラインゲーム・LIVE配信・WEB会議

WEBサイトを閲覧したり、動画を視聴したりしているときは、基本的に情報を一方的に受け取っている状態、つまり「ダウンロードだけをしている状態」です。

しかしゲームやライブ配信やWEB会議などは、一方的に情報を受け取るだけでなく、こちらも情報を送信している、つまりダウンロードとアップロードを常時交互に行うことになります。

ダウンロードとアップロードの時間差のことをPINGと呼び、この数値が低ければ低いほど時間差(タイムラグ)が少なく、音声や映像をスムーズに相手に受け取り、また伝えることが出来るようになります。

つまり、ゲーム・ライブ配信・WEB会議などは、ただダウンロードの速度が速ければいいというものでもないというわけです。

PING値は、一般的にはモバイルルーターよりも光回線の方が低いです。

例えばオンラインゲーム等では、モバイルルーターのユーザーはタイムラグが激しい場合が多いため、嫌がられる傾向にあります。

もちろん接続する場所にもよるのですが、一般論としてモバイルルーターはゲーム・ライブ配信・WEB会議などには不向きと言われています。

もしモバイルルーターを利用していて、タイムラグが気になるようであれば、光回線やケーブルテレビなどの固定回線を検討してみるのも一つの手です。

Q&A

Q&A

WiFiとは?

Wi-Fiとは、無線接続の規格のことを指します。

正確に言えばIEEE 802.11規格のことを指します。

無線接続には、Wi-FiだけではなくBluetoothなどの接続方式もあったりします。

Bluetoothは正確に言えばIEEE 802.15.1です。

でも、「IEEE〇〇」とか言われるより、Wi-FiとかBluetoothって名前の方が分かりやすいですよね。

ですから、無線の規格にWi-Fiという名前が付けられているわけです。

「自宅にWi-Fiがある」みたいな話を聞いたりすることがあると思いますが、すでに説明をした通り、Wi-Fiは無線規格の一つなので、正しい日本語ではありません。

正確に言うなら「自宅に光回線があるからWi-Fi接続することが出来る」になります。

もちろんスマホやタブレットをモバイルルーターに接続することも「Wi-Fi接続」です。

ポケットWi-Fiとモバイルルーターの違いは?

結論から申し上げると、ポケットWi-Fiもモバイルルーターも同じです。

ポケットWi-Fiはもともと、イー・モバイル(現ワイモバイル)が提供しているモバイルルーターの商品名でした。

発売が開始された当初はモバイルルーターの商品数もそれほど多くなかったため、日本では「モバイルルーターといえばイーモバイルのPocket WiFi」みたいな認識が広まりました。

そのため、今となってはポケットWi-Fiは商品名というよりは、モバイルルーターと同じく「持ち運びができるネット回線」の一般名称として使われています。

例えば「バンドエイド」はジョンソンエンドジョンソンが展開する絆創膏の商品名ですが、一般名称として使われるケースが多いですよね。

ポケットWi-Fiも同じような感じです。

短期間で解約できる?

ほとんどのモバイルルーターは2~3年間の契約期間が定められており、定められた期間外に解約をすると違約金が発生します。

ただし、例外的に楽天モバイルだけは解約金がかからないので、短期間で解約する可能性が高い人は楽天モバイルがオススメです。

あるいは、さらに短い期間、それこそ数日とか1ヵ月で契約をしたいという人はレンタルWiFiを利用するという手もあります。

有名どころでいえばWiFiレンタルどっとこむが挙げられます。

レンタルする端末にもよりますが、1日で496円、31日で7,430円といったプランがあります。

レンタルWiFiは、光回線を導入しようとしているけど、引っ越しにあわせてスムーズに工事ができない、というケースなどで利用されることが多いです。

クレードルとは?

モバイルルーターの充電台のことをクレードルと呼びます。

ただし、クレードルは、単にモバイルルーターを充電できるというだけではありません。

実はクレードルにLANケーブルを挿入することが出来るのです。

LANケーブルを挿入できることのメリットは、LANポートがあるパソコンであればインターネットに有線で接続ができるという点です。

基本的に無線よりも有線の方が通信の安定性は高いので、LANポートがあるデバイスをお持ちの方はクレードルの購入を検討してみてもいいかもしれません。(モバイルルーター本体とは別途料金がかかりますが)

ホームルーターとは?

ホームルーターとは、モバイルルーターと同じように4G/5GやWiMAXといったモバイル回線を使用しますが、持ち運びができるタイプではなく、自宅に据え置きで利用するタイプのネット回線です。

「置くだけWi-Fi」なんて呼ばれたりもします。

多くの人は「持ち運べる方が便利では?」「ホームルーターを選ぶメリットは?」といった疑問を抱くでしょう。

しかし、ホームルーターはモバイルルーターに比べて

  • 電波の掴みが強い
  • 同時接続台数が多い

といったメリットがあります。

例えばリビングにルーターを設置して、別の部屋のパソコンでネットにつないだりするような場合、ホームルーターの方が速度は出やすいはずです。

また、同時に接続できる台数も、モバイルルーターが10数台なのに対して、ホームルーターは40台近く接続が可能です。

それから、ドコモの「home5G」というホームルーターは、最大速度が4.2Gbpsで、さらにデータ容量は無制限です。

現状、ドコモhome5Gは、光回線やケーブルテレビに次いで、自宅の固定回線として有力なネット回線です。

自宅でしかインターネットを使わない人であれば、かなりオススメしたい選択肢です。

無制限のモバイルルーターはある?

現状、無制限のモバイルルーターは楽天モバイルの「Rakuten WiFi Pocket 2B」だけです。

その他のモバイルルーターは、WiMAXなら3日で15GB、4G/5Gなら1ヵ月で100GBというデータ容量の上限が設けられています。

実は2019年~2020年頃には「無制限」をうたうモバイルルーターが乱立していました。

ただ、テレワークの普及などにより、急激にキャリアの回線が圧迫され、大規模な通信障害が発生し、無制限をうたっていたはずのモバイルルーターが全く使いものにならないという事態が発生しました。

そんなことがあったため、今では無制限で使えるモバイルルーターはほとんど存在しないのです。

ちなみに、モバイルルーターではありませんが、ホームルーターの「ドコモhome5G」ならデータ容量無制限です。

自宅でしかWiFiに接続しない人はホームルーターを検討してみてもいいかもしれません。

光回線とモバイルルーターどっちがいい?

一戸建てにお住まいの方で、屋外でWi-Fiにつなぐ必要がない方は光回線を選んだ方がいいでしょう。

やはり通信の安定性でいえばモバイルルーターよりも光回線の方がはるかに優れています。

ただし、マンションやアパートなどの集合住宅にお住まいの場合は必ずしも光回線が良いとは言えません。

お住まいの建物が「光配線方式」であれば光回線を、それ以外の配線方式の場合はモバイルルーターを選ぶことをオススメします。

そもそも、一戸建てと集合住宅は光ファイバーケーブルの利用方法が根本的に異なります。

一戸建ては電柱から自分たちの家にケーブルを直接引き込み、一世帯で一回線を使用します。

しかし集合住宅の場合、電柱から一度建物の共用部にある分配器に引き込み、そこから各部屋に分配をすることになります。

そして、分配の仕方が、建物によって異なるのです。

具体的には「光配線方式」「VDSL方式」「LAN方式」の3種類があります。

光配線方式というのは、各部屋に光ファイバーケーブル自体を分配するので、速度が低下しづらいという特徴があります。

しかしVDSL方式とLAN方式は、共用部の分配器からLANケーブルや電話用ケーブルで延長して使うことになります。

すなわち、VDSL方式とLAN方式は1本の光ファイバーケーブルを複数の世帯でシェアをする方式です。

1本の光ファイバーケーブルを複数の世帯で使うということは、すなわち居住者のインターネット利用が集中する時間帯になると、速度が低下しやすくなるのです。

ちなみに、多くの建物で導入されている配線方式はVDSL方式です。

光配線方式が導入されているかどうかは、皆さんがお住まいの部屋に「光コンセントが設置されているかどうか」で見分けることが可能です。

いずれにせよ、VDSL方式とLAN方式は、夜間と休日の速度低下がひどく、場合によっては1Mbpsも出ない場合があります。

でも、もし仮に速度が遅かったとしても、一度契約してしまった以上、途中で解約をすれば解約金が発生します。

ですから、VDSL方式とLAN方式にお住まいの方は最初からモバイルルーターを契約した方がいいかもしれません。

複数台を接続する場合は?

一人でスマホ、タブレット、パソコンなど複数の端末を利用している人もいるでしょうし、あるいはご家族でスマホを契約されているという方もいらっしゃるでしょう。

そんな方は、ぜひ「同時接続台数が多いもの」でかつ「Wi-Fi6」に対応しているものをオススメします。

モバイルルーターは機種によって同時にインターネットに接続できる台数が決まっており、少ない機種だと5台までしか接続できない場合もあれば、多いものだと10台を超えるものもあります。(ホームルーターだと40台近く接続できます)

あとWi-Fi6についてですが、これはシンプルに「次世代のWi-Fiの規格だ」と認識して頂いて構いません。

2013年に登場したWi-Fiの第五世代のWiFiの規格がWi-Fi5、2019年に登場した第六世代のWiFiの規格がWi-Fi6です。

Wi-Fi6のなにがすごいかといえば、通信速度が速くなるというだけでなく、「混雑に強い」というメリットがあります。

Wi-Fi5以前のWiFiだと、1台1台順番に無線を飛ばしていたので、同時に接続する台数が増えれば増えるほど「通信の順番待ち」が発生して、速度が低下しやすかったのです。

しかいWi-Fi6は「直交周波数分割多元接続(OFDMA)」という技術が採用されており、1通信で複数の端末に向けて同時に無線を飛ばすことができるようになりました。

つまり、簡単に言えば混雑を回避できるようになったのです。

おすすめのモバイルルーターの1位でオススメしたSpeed Wi-Fi 5G X11はWi-Fi6に対応しているので、同時接続台数が多い人には是非オススメしたいです。

最後に

サマリー

以上がモバイルルーターの選び方とオススメの機種です。

なるべく情報の中立性を保つためにも、一個の選択肢だけは提示したくなかったので、あえてランキング形式で複数の端末を紹介させて頂きました。

しかし、正直に申し上げると、現時点においては「最新のWiMAX端末を契約する」のが誰にとっても最適解だと思っています。

なぜなら、金額的にも、データ容量的にも、通信速度的にも、すべてにおいてWiMAXが勝っていて、あえて4G/5Gを選ぶ理由がないからです。

もちろん、あくまでも「現時点においては」ですけれど。

モバイルルーターはとても変化の激しい業界なので、1年単位でベストな選択肢が変わることは十分にあり得ます。

それこそ1年前であれば、4G回線のモバイルルーターには「無制限」をうたっている会社が多数あったので、沢山インターネットを使う人は4G、通信速度を重視する人はWiMAX、みたいな訴求ができました。

しかし、4Gのモバイルルーターから無制限がなくなったいま、WiMAXではなくあえて4Gをオススメできるケースというのが想定できません。

加えて、モバイルルーターってここ数年で新たに参入した企業がとても多いんですが、GMOとくとくBBは20年近くインターネット回線を扱っている老舗プロバイダですからね。

信頼性という意味においてもGMOは群を抜いていると思います。

いずれにせよ、今の時点では、実質金額がお得なGMOとくとくBBからWiMAXを契約することを強くオススメします。