UQモバイルの7つのデメリットとは?後悔したくない人必見!
UQモバイルへの乗り換えを検討している人はデメリットが無いのか不安かもしれません。
乗り換えてから後悔しないように、事前にどんなデメリットがあるのか確認しておくと良いでしょう。
もちろん、デメリットだけでなくメリットもたくさんありますので、メリットも紹介します。
デメリット・メリットを見比べてどんな人がUQモバイルに乗り換えすべきなのか解説します。
目次
UQモバイルに乗り換えるデメリット7選
UQモバイルに乗り換える場合のデメリットを7つ紹介します。
デメリットを理解した上で、乗り換えすべきか検討すると後悔がないと思います。
選べるプランの種類が少ない
UQモバイルにはプランが3つしかありません。
NTTドコモやauではさまざまなプランがあるので、物足りなく感じるかもしれません。
具体的にUQモバイルのプランを紹介します。
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くりこしプランS |
くりこしプランM |
くりこしプランL |
基本月額料金 |
1,628円 |
2,728円 |
3,828円 |
基本データ容量 |
3GB |
15GB |
25GB |
基本データ容量超過時の通信速度 |
最大300kbps |
最大1Mbps |
最大1Mbps |
基本国内通話料 |
22円/30秒 |
22円/30秒 |
22円/30秒 |
※全て税込表示
3つプランがありますが、中身としては基本データ量と基本データ量超過後の通信速度以外は全て同じ内容です。
格安SIMではよく提供されている、データ通信専用プランなどもありません。
選択肢が少ないのですが、シンプルでわかりやすいとも言えます。
データシェアができない
UQモバイルでは複数回線を契約していても、各回線でデータをシェアすることができません。
他の格安SIMでは、複数回線のデータをシェアするプランがあります。
たとえば、家族の場合を例に説明すると、お父さんが代表して家族全員分の回線をお父さんの名義で契約しているとします。
格安SIMによってはこういったケースで、ある月はお父さんの回線のデータ容量をお母さんの回線にシェアするようなことができます。
つまり、お父さんは大容量のプラン、お母さんはあまり外出しないので小容量のプランで契約していて、今月はお母さんがよく外出するので、お父さんの余ったデータ容量をシェアするようなことができます。
UQモバイルでは残念ながらデータシェアの仕組みがありません。
au回線プランしか提供していない
UQモバイルはauのサブブランドということもあり、提供しているのはau回線のみです。
他の格安SIMではNTTドコモ回線やソフトバンク回線など、複数の回線から選べるプランも提供しています。
利用している地域的に、どこのブランドの回線が安定しているなどの事情もありますが、たとえば、NTTドコモからNTTドコモ回線の格安SIMに乗り換えればSIMロック解除しなくて済むという利便性もあります。
UQモバイルはau回線なのでauから乗り換える場合はSIMロック解除が不要です。
他の格安SIMは回線を選べる代わりに、回線をそもそも間借りしているのに対して、UQモバイルはau回線を直接利用できているので、通信速度が速いメリットがあります。
過去のプランに契約期間がある
過去にUQモバイルで提供されていたプランには契約期間があります。
現在UQモバイルで提供されているくりこしプランには契約期間の縛りはありません。
過去のプラン |
契約内容 |
おしゃべりプラン・ぴったりプラン |
契約期間:2年間 契約解除料: 更新月ののみ無料 更新月以外に解約する場合10,450円 |
データ高速・無制限+音声通話プラン |
最低利用期間:12ヶ月(365日) 契約解除料:途中で解約した場合10,450円 |
※全て税込表示
これらの過去のプランは既に新規の申し込みを終了しているので乗り換えには関係ありませんが、継続してこれらのプランを利用している人もいます。
これらのプランを利用している人は契約解除料がかかってしまう場合があります。
最新のiPhoneが売っていない
UQモバイルではiPhone13を販売していません。
UQモバイルで発売しているiPhoneは下記の通りです。
・iPhoneSE 第3世代
・iPhone12・iPhone12 mini
・iPhone11
・iPhoneSE 第2世代
機種 |
乗り換え 増量オプションIIあり |
乗り換え 増量オプションIIなし |
iPhone12 64GB |
72,485円 |
76,885円 |
iPhoneSE 第3世代 64GB |
43,335円 |
47,735円 |
※全て税込表示
オンラインショップ価格を調査しました。
増量オプションIIに加入した方が端末代金が安くなります。
iPhone13は残念ながら販売されていません。
UQモバイルでiPhone13を利用したい場合は、Apple直営のAppleストアで購入すると良いでしょう。
キャリアメールがオプション
UQモバイルではキャリアメールの利用はオプションで、月額220円(税込)がかかります。
UQモバイルでは〜@uqmobile.jpというメールアドレスが使えるのですが、別途料金が必要です。
キャリアメールをよく使っているという人は注意が必要です。
大手キャリアからUQモバイルへ乗り換えるのであれば、大手キャリアで使っていたキャリアメールを引き続き利用することも可能です。
たとえば、auであればauメール持ち運びサービスがあり、1メールアドレスあたり月額330円(税込)で利用できます。
ただ、Gmailなどフリーで使えるメールアドレスもありますので、この機会にフリーアドレスへ移行すれば、今後乗り換えの際にメールアドレスで悩むことも無いでしょう。
無制限プランがない
UQモバイルには無制限プランがありません。
自宅にWi-Fiが無いとか、外出先でも高画質で動画をたくさん見たいというような人にUQモバイルのプランはおすすめできません。
最大でもくりこしプランLの25GBで、増量オプションIIを付けても30GBです。
UQモバイルへ乗り換えるなら30GB以内で月のデータ量が収まるかどうかがポイントとなります。
UQモバイルに乗り換えるメリット6選
UQモバイルに乗り換えるメリットもたくさんありますので紹介します。
先に紹介したデメリットを踏まえ、乗り換えるべきなのか参考にしていただければと思います。
通信速度が速い
UQモバイルは格安SIMの中では通信速度が速いです。
一般的な格安SIMはNTTドコモなどの大手キャリアの回線を間借りしているため、お昼休み時間帯で利用者が増えたりすると混雑して、極端に速度が低下することがあります。
一方、UQモバイルはKDDIが運営するサブブランドなので、au回線を直接利用できており、大手キャリアと遜色ない通信速度と品質で利用することができます。
料金プランがシンプルでわかりやすい
UQモバイルのスマホ向け料金プランは現在くりこしプランS・M・Lの3種類のみです。
基本的にはデータ容量の違いでプランを選択すれば良いだけなのでわかりやすいです。
くりこしプランSが3GB、くりこしプランMが15GB、くりこしプランLが25GBです。
実際自分がどのくらい月にデータ量を消費しているのか確認して、プランを選択すれば良いでしょう。
口座振替で支払いができる
UQモバイルは月々の支払い方法に口座振替を選択できます。
その他の格安SIMではクレジットカード払いにしか対応していないところも多々あります。
クレジットカードを持っていないとか、クレジットカード払いにしたくないという人にはおすすめです。
注意点としては、口座振替手続きが完了するまでは、コンビニ振り込みの用紙が送られてくることです。
自宅セット割で家族も一人でもお得に!
UQモバイルはauでんきや、対象のインターネットに加入すると、スマホの料金が割引になります。
対象となるインターネットはUQモバイル公式 サイトで確認してください。
光インターネットはauひかりやビッグローブ光、So-net光などが対象です。
その他、J:COMなどのケーブルテレビやUQ WiMAXのようなWiMAX +5Gルーターも対象となっています。
この自宅セット割が適用されると、くりこしプランS・Mが638円/月、くりこしプランLが858円/月、割引になります。
60歳以上のシニアはかけ放題が安くなる
UQモバイルで60歳以上のシニアはかけ放題オプションの料金が安くなります。
かけ放題(24時間いつでも)オプション1,870円(税込)が、申し込み時点で60歳以上であれば、770円(税込)で毎月利用できます。
さらにUQモバイルでは〜@uqmobile.jpというキャリアメールを利用するのに、220円(税込)が毎月かかりますが、60歳以上であれば無料で提供されています。
日本全国各地に実店舗が充実している
UQモバイルはUQスポットと呼ばれる専門店を全国に展開しています。
ほとんどの格安SIMは実店舗を持たず、オンラインのみで申し込み受付やサポートを行っています。
UQモバイルは全国に店舗を展開しているので、申し込みやサポートを実店舗でスタッフに頼りたいという人にはおすすめです。
UQモバイルの乗り換えおすすめする人しない人
UQモバイルのデメリット、メリットを踏まえて、乗り換えをおすすめする人、しない人を解説します。
UQモバイルへの乗り換えをおすすめする人4選
UQモバイルへの乗り換えをおすすめする人には4つのポイントがあります。
のりかえプランMがマッチする人
のりかえプランMはデータ容量が15GBで、今なら1年間増量オプションが無料なので、実質20GBです。
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UQモバイル |
ahamo |
povo |
LINEMO |
月額料金 |
2,728円 |
2,970円 |
2,700円 |
2,728円 |
データ容量超過後の通信速度 |
最大1Mbps |
最大1Mbps |
最大128kbps |
最大1Mbps |
※全て税込表示
大手キャリアのオンラインプランのデータ容量20GBの料金とUQモバイルののりかえプランMを比較しました。
povoが安いように感じますが、これは20GBのプランではなく、毎月20GBのトッピングをした場合の金額です。
つまり、毎月トッピングを設定する手間がかかるということです。
さらにデータ容量超過後の通信速度が最大128kbpsと他に比べてかなり遅いです。
これらを踏まえると、UQモバイルはLINEMOと並んで魅力的な設定だと言えるでしょう。
auから乗り換える人
auを現在利用していて、料金を安くしたい人はUQモバイルへの乗り換えがおすすめです。
特にのりかえプランMがマッチしている人は、povoのトッピングの手間や速度制限時の通信速度を踏まえると、povoよりUQモバイルが良い選択肢です。
ほぼ同条件のLINEMOと比較すると、auからUQモバイルへの乗り換えは、SIMロック解除が不要、MNP予約番号不要というメリットもあります。
通信速度や品質を重視する人
月額料金は安くしたいけど、通信速度や品質を犠牲にしたくない人にもUQモバイルはおすすめです。
料金をとにかく安くするなら、他の格安SIMも選択肢に入ってきますが、大手キャリアの回線を間借りしているため、混雑時の速度低下などが発生します。
UQモバイルはau回線を直接利用しているため、その心配がありません。
特に現在auを利用していて、通信速度や品質に満足しているなら、UQモバイルは遜色ない速度と品質で利用できます。
店舗を利用したい人
UQモバイルは全国にUQスポットという専門店を展開していて、申し込みからサポートまで対応してくれます。
ほとんどの格安SIMは実店舗を持っておらず、オンラインで申し込みからサポートまで対応しています。
これまで、スマホ関連の手続きは店舗のスタッフのサポートに頼ってきたので、オンラインのみは不安であるという人に、UQモバイルはおすすめです。
UQモバイルへの乗り換えをおすすめしない人
UQモバイルへの乗り換えをおすすめしない人に関して2つのポイントを紹介します。
とにかく料金を安くしたい人
とにかく料金を安くしたい、月額料金を1,000円以下にしたいという人にUQモバイルはおすすめできません。
UQモバイルは一番安いのりかえプランSでも1,628円(税込)です。
他の格安SIMであれば、1,000円を切るプランを提供している会社はたくさんあります。
LINEMOであっても、同じ3GBのデータ容量であるミニプランが990円(税込)です。
無制限プランを利用したい人
自宅にWi-FIがない、外出先でもデータ通信をたくさんしたいので無制限プランを使いたいという人もUQモバイルはおすすめできません。
UQモバイルは一番データ容量の多いのりかえプランLでも25GBです。
大手キャリアであれば、無制限プランを提供しています。
ahamoもahamo大盛りというオプションの提供を開始していて、オプション込みで月額4,950円(税込)で100GBのデータ量が利用できます。
まとめ
UQモバイルの7つのデメリットを、乗り換えてから後悔しないように解説しました。
乗り換えを検討するにあたって、良い点も悪い点もぜひ把握してもらえればと思います。
・選べるプランの種類が少ない
・データシェアができない
・au回線プランしか提供していない
・過去のプランに契約期間がある
・最新のiPhoneが売っていない
・キャリアメールがオプション
・無制限プランがない
今回紹介したデメリット7選は上記です。
現状選べるプランはのりかえプランS・M・Lの3種類のみです。
1,000円以下の格安プランもありませんし、無制限プランもありません。
他の格安SIMではよくある、データシェアや、NTTドコモやソフトバンクの回線タイプを選ぶこともできません。
iPhoneに関しては2022年6月時点ではiPhone13は販売していません。
一世代前のiPhone12は購入可能です。
UQモバイルに乗り換えるメリットは下記6つを紹介しました。
・通信速度が速い
・料金プランがシンプルで分かりやすい
・口座振替で支払いができる
・自宅セット割で家族も一人でもお得に!
・60歳以上のシニアはかけ放題が安くなる
・日本全国各地に実店舗が充実している
他の格安SIMは大手キャリアの回線を間借りしているので、昼休み時間など利用者が増える時間帯で速度が極端に低下することがあります。
UQモバイルはauの回線を直接利用することができるので、大手キャリアと遜色ない通信速度と品質で利用可能です。
また、実店舗が日本全国各地にあるのもメリットと言えます。
他の格安SIMはほとんどがオンラインのみで実店舗がありませんので、UQモバイルは店舗で申し込みからサポートまで受けられるのがおすすめです。
デメリット・メリットを踏まえ、UQモバイルをおすすめする人、しない人も解説しました。
UQモバイルへの乗り換えをおすすめするのは下記の人です。
・のりかえプランMがマッチする人
・auから乗り換える人
・通信速度や品質を重視する人
・店舗を利用したい人
のりかえプランMに増量オプションIIを付けて、20GBのデータ容量での使用がマッチする人がお得感高いと思います。
特にauユーザーで料金を安くしたい、通信速度・品質は現在と変わらないレベルを求めていて、店舗も利用したいという人はUQモバイルがおすすめです。
逆にUQモバイルへの乗り換えをおすすめしない人は下記の人です。
・とにかく料金を安くしたい人
・無制限プランを利用したい人
UQモバイルでは残念ながら、1,000円を切るような格安プランはありません。
そのレベルの格安プランに乗り換えたいなら、他の格安SIMやLINEMOを検討した方が良いでしょう。
また、データ容量は気にせず無制限に使いたい方もUQモバイルはおすすめしません。
データ容量が一番多いのりかえプランLでも25GBの設定です。
大手キャリアなら無制限プランがありますし、ahamoはahamo大盛りというオプションの提供を開始していて、オプション込みで月額4,950円(税込)で100GBのデータ量が利用できるようになりました。
UQモバイルへ乗り換えることを検討している人は、紹介したメリット・デメリットを踏まえ、乗り換えるべきか参考にしていただけますと幸いです。