おすすめのガス会社の選び方!都市ガス提供エリア別比較ランキング

ガス自由化によって企業の「ガス」における小売事業への参入が全面自由化されたので、私たちは、世帯人数やライフスタイルに合わせてガス会社に切り替えることでガス代を安く押さえ、お得にガスを使えるようになりました。

しかしながら、日々新しい事業者がガス小売事業に参入してきているので、新ガス会社による安い料金プランやお得なサービスがどんどん登場しています。電力自由化と合わせて、電気とのセット割引なども登場しており、実際、どのガス会社が最もおすすめなのか比較・判断するのも難しく、複雑化している状態です。

そこで、当ページでは、ガス会社を正しく比較して最適なガス会社と契約するための、ガスの基本知識や料金の比較ポイント、おすすめの選び方について解説させていただきます。居住人数やライフスタイルに合わせたおすすめのガス会社を提供エリア別に比較し、おすすめ順にランキング表形式でご紹介します。

ガス会社をどのように比較して選べばいいのか悩んでいる方は、このページでおすすめしているガス会社から検討してみて下さい。

目次

おすすめのガス会社を選ぶための基本知識

お得なガス料金で契約するための基礎知識
ガス代が今よりお得になるガス会社を選ぶためには、どのガス会社が自分の住まいやライフスタイルに最も適しているか比較・検討しなければなりません。しかし、ガス会社を正しく比較・検討するためには、ガスの種類やガス料金の仕組みなどガス会社に関する基本的な知識が必要不可欠です。

おすすめのガス会社をご紹介する前に、ここで基本知識をおさらいしておきましょう。次の4点について解説しますので、基本知識は大丈夫という方は次の見出しからご覧ください。(※クリックすると次の見出しに移動します)

  • ガス自由化とは?(仕組み、目的)
  • ガスの種類:都市ガスとLPガス(プロパンガス)の違い
  • 都市ガスとLPガスのメリット・デメリット
  • ガス料金の仕組み

ガス自由化とは?

ガス自由化とは、2017年(平成29年)4月1日から実施された都市ガス(および簡易ガス)の小売全面自由化のことです。一般家庭向けの都市ガス小売販売はこれまで大手ガス会社3社(東京ガス、大阪ガス、東邦ガス)をはじめとした一般ガス事業者が地域独占していました。2017年4月のガス自由化でガスの小売販売への参入が全面自由化されて以降は、様々な事業者がガス小売市場に参入しています。

ガス自由化で新規参入した会社がそれぞれ顧客を獲得するために競争をすることで、都市ガス料金が安くなるのはもちろん、様々な料金メニューやサービスなど多様な選択肢の中から自分の住まいやライフスタイルに合わせて都市ガスを選ぶことが可能になりました。

最適なガス会社を選ぶことで、ガス代の節約だけでなく、電気や携帯料金とのセット割引ポイント還元といった特典・サービスを受けることもできるなど、ガス自由化によって私たちは様々なメリットを得られるようになっています。

※都市ガス自由化は、1995年以降、工場向けなどの大口分野から段階的に範囲が拡大され、ついに2017年4月1日から小売全面自由化となりました。なお、シリンダー(ガスボンベ)等で利用者にガスを配送・供給するLPガス(液化石油ガス、プロパンガス)は、2017年(平成29年)3月末以前からすでに自由化されています。

ガス自由化の仕組み

ガスの小売販売全面自由化によって、これまでの地域独占や料金規制が原則撤廃され、全てのガス小売事業者が様々な料金プランやサービスを提供できるようになりました。

2017年4月1日のガス小売全面自由化以前(2017年3月末まで)は、「一般ガス事業者(導管を通じて都市ガスを供給するガス会社)」がガス導管を維持・運用し、家庭などへのガス供給を地域で独占して行なっていました。

ガス自由化後、地域独占が撤廃され、一般ガス事業は「ガス製造事業(届出制)」「一般ガス導管事業(許可制)」「ガス小売事業(登録制)」の3類型に分類され、それぞれの事業ごとに届出や許可が必要となりました。

ガス自由化で新規参入したガス会社(ガス小売事業者)は、一般ガス導管事業者が整備・所有している既存の導管網を使用して利用者に都市ガスの供給を行なっています。

東京ガスや大阪ガス、東邦ガスのような大手ガス会社から、ガス自由化後に新規参入したガス会社に乗り換えても都市ガスの供給方法は変わらず、ガスの性質が変わることもありません。

一般ガス事業
【許可制】
ガス自由化後 ガス製造事業(LNG基地事業)
【届出制】
・小口(一般家庭向けなど)
は 地域独占
・料金は統括原価方式で認可
(小売料金規制)
一般ガス導管事業
【許可制】
ガス小売事業
【登録制】
都市ガス利用者

2022年4月には、利用者件数が多く導管の総距離が長い都市ガス会社大手3社(東京ガス・大阪ガス・東邦ガス)を対象に、ガス導管事業の「法的分離」が実施予定です。

法的分離では、これまで認められていた「ガス製造事業・ガス小売事業」「ガス導管事業」の兼業が原則禁止となり、ガス導管部門の中立化が厳格化されます。全てのガス小売事業者が適正な対価(託送料金)で公平に導管を利用してガスを供給できるようになるので、ガス市場のさらなる活発化が期待されます。

なお、大手3社以外のガス会社は、導管部門とそれ以外の部門の会計収支を別にする「会計分離」が維持されます。

ガス自由化の目的

ガス自由化の目的は大きく次の4つです。事業者間の競争や他業種・他地域からの参入を促すことでガス料金を最大限抑制し、一般家庭などガス利用者の選択肢を増やすこと以外にも、天然ガスの安定供給の確保や利用方法の拡大、ガス会社の事業機会拡大などの目的があります。

ガスシステム改革の目的

  • ①天然ガスの安定供給の確保
    ガス導管網の新規整備や相互接続により、災害時供給の強靱化を含め、天然ガスを安定的に供給する体制を整えます。
  • ②ガス料金を最大限抑制
    天然ガスの調達や小売サービスの競争を通じ、ガス料金を最大限抑制し、国民生活を改善します。
  • ③利用メニューの多様化と事業機会拡大
    利用者が、都市ガス会社や料金メニューを多様な選択肢から選べるようにし、他業種からの参入、都市ガス会社の他エリアへの事業拡大等を通じ、イノベーションを起こします。
  • ④天然ガス利用方法の拡大
    導管網の新規整備、潜在的なニーズを引き出すサービス、燃料電池やコージェネレーションなど新たな利用方法を提案できる事業者の参入を促します。

引用:エネルギーシステムの一体改革について|資源エネルギー庁(https://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/energy_system_reform/)

ガスの種類:都市ガスとLPガス(プロパンガス)の違い

私たちが使用しているガスには、大きく分けて次の3種類「都市ガス」「LPガス」「簡易ガス」があります。このうち一般家庭が使用しているガスは、都市ガスLPガスが大部分を占めています。いずれのガスもその原料は基本的に海外から輸入しています。

都市ガス

都市ガスとは、地面の下に整備されたガス導管を通して各家庭に供給するガスのことです。都市ガスはメタンを主成分とする天然ガスで構成されており、LNG(液化天然ガス)として海外から輸入されます。輸入されたLNGは気化などの工程を経てガス導管に流され、各家庭に供給されます(一部はタンクローリー車などで輸送)。

LNG自体は無色・無臭ですが、都市ガスとして供給する際にはガス漏れ時にすぐに気づくよう匂いがつけられています。また、空気より軽い性質なので、都市ガス警報器は天井面付近に設置されます。

LNGは石油や石炭と比較して大気汚染に関する硫黄酸化物(SOx)を全く排出しないほか、酸性雨や人体への影響が問題となる窒素酸化物(NOx)、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)の発生量も少なくなっています。

なお、LNGの輸入量上位は電力会社となっており、輸入されたLNGの7割は発電用に使用されています。

LPガス

LPガスとは、液化石油ガス(LPG:Liquefied Petroleum Gas)の略称で、プロパンとブタンを主成分とするガスです。LPガスは、原料となるLPGをそのままシリンダー(ガスボンベ)等に充填して各家庭に配送し、設置・供給されます。

LPガス自体は無色・無臭ですが、都市ガス同様にガス漏れ時にすぐに気づくよう匂いがつけられています。また、LPガスは空気より重い性質なので、LPガス警報器は床面付近に設置されます。

LPガスは石油や石炭と比較して地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)の排出量が少なく、大気汚染に関する硫黄酸化物(SOx)や、酸性雨や人体への影響が問題となる窒素酸化物(NOx)をほとんど発生させません。

また、LPガスは都市ガスと同じ体積で2倍以上の発熱量がある非常に効率的なエネルギーです。ただし、家庭用ガス機器の多くは火力が決まっているので、同じガス機器ならプロパンガスでも都市ガスでも火力は同じになります。

都市ガス LPガス
原料 天然ガス、液化天然ガス(LNG)
※大半は海外から輸入主成分:メタン
液化石油ガス(LPG)
※大半は海外から輸入主成分:プロパン・ブタン
ガスの
性質・特徴
・無色・無臭。※ガス漏れ時にすぐに気づくよう匂いがつけてある
・空気より軽い
・天然ガスは液化(-162℃まで冷却して液体化)することで体積が600分の1まで小さくなる。※気体の状態と比較
・硫黄酸化物(SOx)が全く排出されないほか、窒素酸化物(NOx)や二酸化炭素(CO2)の排出量が少ない。※石油・石炭と比較
・無色・無臭。※ガス漏れ時にすぐに気づくよう匂いがつけてある
・空気より重い
・-42℃で液体となり気体の状態と比較して体積が250分の1まで小さくなる
・二酸化炭素(CO2)の排出量が少なく、硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)をほとんど発生しない。※石油・石炭と比較
・同じ体積で都市ガスの2倍以上の熱を出すことが可能。※家庭のガス機器は火力が決まっているので同じガス機器なら火力は同じ
供給方法 地面の下に設置されたガス導管を通じて供給 LPガスを充填したシリンダー(ガスボンベ)等で配送・設置して供給

簡易ガス(コミュニティーガス)

簡易ガス(コミュニティーガス)とは、供給地点70戸以上の供給地点群(団地など)において、簡易なガス発生設備(特定ガス発生設備)を設置してガスを発生させ、導管を通じて各家庭に供給する導管供給方式のガスです。原料はLPガス(液化石油ガス)です。

都市ガスとLPガスのメリット・デメリット

ガスの種類を決めるタイミングとしては、引っ越しで賃貸物件を探す時や、戸建て住宅を購入する時などが考えられます。

賃貸物件では使用できるガスの種類が決められていることがほとんどなので、物件選びの際に都市ガスかLPガスかの確認が必要です。戸建て住宅の場合はガス導管が整備されているかどうかで都市ガスが使用できるか決まるので、供給エリアの確認が必須です。

都市ガスとLPガスには、それぞれ料金・サービス面や供給エリアなど以下のようなメリット・デメリットがあります。都心部など都市ガス導管網が整備されているエリアなら、一般的には都市ガスの方がお得にガスが使えます。

都市ガス LPガス
メリット ・ガス代を安く抑えることができる
・豊富な料金プランから選べる
・多様なサービスの中からライフスタイルにフィットしたガス会社を選べる
・ガス導管が整備されていなくてもガスを利用できる
・個別供給なので災害時の供給再開が早い
デメリット ・都市ガス供給エリアが限定的である ・都市ガスと比較して、ガス料金が高い

都市ガスの供給エリア(供給区域)を調べたい方は「その他区域の都市ガス会社の選び方」の見出しをご覧ください。(→見出しに移動する)

ガス料金の仕組み

月々のガス代が安くなるかどうかは、各ガス会社の料金プランによって決まります。いくらおすすめのガス会社とは言え、今契約しているガス会社から乗り換えれば必ずガス代が安くなるという保証はありません。ガス料金がどのような仕組みになっていて、どの項目を比較すればいいのか知っておくことが大切です。

基本的に、ガス料金の仕組み(内訳)は、都市ガスでもLPガスでも以下のような計算式で算出されています。各料金の内訳については、毎月の検針票で確認可能です。

ガス料金 = 基本料金 + 従量料金(単位料金 × ガス使用量㎥)

おすすめのガス会社を見つけるために、現在の「基本料金」「従量料金の単位料金」「ガスの使用量(㎥)」の3点を確認しておきましょう。なお、検針票に料金の詳しい記載がない場合、高いガス料金を請求されている可能性もあるので、一度ガス会社に料金の詳細を確認しておくことをおすすめします。

基本料金

基本料金は、月ごとのガス使用量に応じて毎月一定額かかる料金です。全くガスを使用しなかった場合にも基本料金の支払いは必要となります。都市ガスの基本料金には、各家庭にガスを供給するための配管やガス使用量を計るガスメーターの維持費用などが含まれています。

LPガスの基本料金には、LPガス容器・ガスメーター・調整器等のLPガスの供給設備と保安の維持管理等に必要な固定経費も含まれます。

従量料金

従量料金は、月ごとのガス使用量に対して使った分だけ支払う料金です。全くガスを使用しなかった月には従量料金の請求はありません。

従量料金は、1㎥あたりにかかる単位料金ガス使用量をかけて算出されます。単位料金は原料価格の変動によって毎月調整されるため、ガス会社を選ぶ際は料金表の「基準単位料金」を見て判断しましょう。毎月適用される単位料金は、あらかじめガス会社のホームページで通知されるほか、毎月の検針票でも確認できます。

LPガスの従量料金は、LPガス輸入価格や為替の変動などに応じて単位料金が変動するほか、LPガス原料費配送費も含まれます。なお、LPガスを使用するためにガス会社から設備や配管の貸与を受ける場合は、貸与費用が料金に上乗せされて請求されることがあります。

ガス料金の比較方法について、詳しくは次の項目で説明します。

都市ガス会社の選び方:比較方法とチェックポイント

自分に合ったガス会社の比較方法
都市ガス会社の選び方で最も大切なポイントはガス料金が安いかどうか。上述したように、ガス料金は以下のような計算式で算出されています。

ガス料金 = 基本料金 + 従量料金(単位料金 × ガス使用量㎥)

そのため、ガス会社を選ぶ際には「基本料金」「従量料金」は必ず比較する必要があります。また、従量料金は「ガス使用量」によって変化するので、ご家庭でのガス使用量を確認することで最適な都市ガス会社を選ぶことができます。

したがって、都市ガス会社を比較する際は「基本料金」「従量料金」「ガス使用量」の3点の確認が大切。それぞれどのようなポイントで比較すればいいのか見ていきましょう。

  • ・基本料金
  • ・従量料金
  • ・ガス使用量

料金表の見方

都市ガスの料金表はガス使用量に応じて基本料金と単位料金(従量料金単価)が決まる方式となっています。また、単位料金は原料費調整制度に基づいて毎月調整されるので月によって料金が変動するため、契約前は原料費調整前の「基準単位料金」を見ればOKです。

例えば、東京ガスの一般契約料金の場合、ガス使用量に応じてA〜Fの6つの料金表が用意されています。その月のガス使用量が10㎥ならA表、30㎥ならB表が適用されるという具合です。基本的には、ガス使用量が多くなるほど、基本料金は高く、単位料金は安くなります。

ガス使用量10㎥→A表(基本料金:759円、単位料金:145.31円/㎥)
ガス使用量30㎥→B表(基本料金:1,056円、単位料金:130.46円/㎥)

このように、ガス料金は1ヶ月のガス使用量によって適用される料金表が決まるので、「毎月どのくらいガスを使っているのか」が都市ガス会社選びの決め手となります。都市ガス会社ごとに◯㎥〜◯㎥というガス使用量の範囲が異なるのでしっかり確認しましょう。

以下に各地域の大手ガス都市ガス会社3社「東京ガス」「大阪ガス」「東邦ガス」の一般料金の料金表をご紹介します。

東京ガス 一般契約料金

料金表 1ヶ月のガス使用量 基本料金(円/月) 基準単位料金(円/㎥)
A表 0㎥〜20㎥ 759.00 145.31
B表 21㎥〜80㎥ 1,056.00 130.46
C表 81㎥〜200㎥ 1,232.00 128.26
D表 201㎥〜500㎥ 1,892.00 124.96
E表 501㎥〜800㎥ 6,292.00 116.16
F表 801㎥〜 12,452.00 108.46

参考:ガス料金表(家庭用/業務用・工業用 共通)|東京ガス株式会社(https://e-com.tokyo-gas.co.jp/ryokin/Default.aspx?tik=1)

大阪ガス 一般料金

料金表 1ヶ月のガス使用量 基本料金(円/月) 基準単位料金(円/㎥)
A表 0㎥〜20㎥ 759.00 174.81
B表 21㎥〜50㎥ 1,364.81 144.52
C表 51㎥〜100㎥ 1,635.74 139.10
D表 101㎥〜200㎥ 2,074.72 134.71
E表 201㎥〜350㎥ 3,506.75 127.55
F表 351㎥〜500㎥ 3,834.72 126.62
G表 501㎥〜1,000㎥ 6,981.94 120.32
H表 1,001㎥〜 7,307.87 120.00

参考:一般料金/大阪ガス(https://home.osakagas.co.jp/price/menu/general_rate/index.html)

東邦ガス 一般ガス料金

料金表 1ヶ月のガス使用量 基本料金(円/月) 基準単位料金(円/㎥)
A表 0㎥〜20㎥ 759.00 210.52
B表 21㎥〜50㎥ 1,588.88 169.03
C表 51㎥〜100㎥ 1,833.33 164.14
D表 101㎥〜250㎥ 2,077.77 161.70
E表 251㎥〜500㎥ 2,648.14 159.41
F表 501㎥〜 7,109.25 150.49

参考:東邦瓦斯株式会社 一般ガス供給約款(https://www.tohogas.co.jp/home/gas-fee/clause/pdf/01_kyokyu.pdf)

基本料金

基本料金は毎月必ずかかる料金なので、なるべく基本料金が安い都市ガス会社を選びましょう。LPガスと異なり、都市ガスの基本料金にはそこまで大きな差はありませんが、少しでも安い料金プランを選ぶことで毎月のガス代を安くすることができます。

ガス使用量 基本料金(円/月)
東京ガス
一般契約料金
ニチガス
プレミアム+プラン
レモンガス
わくわくプラン
ENEOS都市ガス
標準プラン
20㎥/月の
場合
759.00 795.30 759.00 728.64
30㎥/月の
場合
1,056.00 1,077.57 1,041.13 1,013.76

ただし、基本料金が高くても従量料金(単位料金)が安い料金プランもあります。特にガス自由化でガス小売事業に新規参入した都市ガス会社の料金プランは従量料金の単価設定が安い傾向にあります。

ガス使用量が多い家庭なら、基本料金が多少高くても従量料金が安い方がガス代がお得になる可能性が高いです。そのため、まずは基本料金が安い都市ガス会社の料金プランを3つほどピックアップしてみて、その中から従量料金が安い料金プランを選ぶのがおすすめです。

従量料金

従量料金は、1㎥あたりの単位料金にガス使用量をかけて算出されます。厳密にいうと、毎月ガスの原料価格が変動するので、以下の式のように、基準単位料金から原料費調整した単位料金にガス使用量をかけて算出します。

従量料金 = (基準単位料金 ± 原料費調整) × ガス使用量㎥

従量料金を比較するときは、「基準単位料金」で判断するようにしましょう。原料費調整で単価料金が安くなる場合もあれば逆に高くなってしまう場合もあります。基準単位料金で各都市ガス会社を比較することが大切です。

ただし、都市ガス会社によってはWEBサイト上で基準単位料金を掲載していない場合があります。その際は、少々面倒ですが「約款(やっかん)」を見て基準単位料金を確認しましょう。基準単位料金同士で比較しなければ最適な都市ガス会社を見つけることができなくなります。

例:東京ガス 一般契約料金の単位料金

料金表 1ヶ月のガス使用量 単位料金(円/㎥)
基準単位料金 2021年2月 2021年3月 2021年4月
A表 0㎥〜20㎥ 145.31 123.56 126.42 130.69
B表 21㎥〜80㎥ 130.46 108.71 111.57 115.84
C表 81㎥〜200㎥ 128.26 106.51 109.37 113.64
D表 201㎥〜500㎥ 124.96 103.21 106.07 110.34
E表 501㎥〜800㎥ 116.16 94.41 97.27 101.54
F表 801㎥〜 108.46 86.71 89.57 93.84

参考:ガス料金表(家庭用/業務用・工業用 共通)|東京ガス株式会社(https://e-com.tokyo-gas.co.jp/ryokin/Default.aspx?tik=1)

ガス使用量

毎月のガス使用量は、あなたがどのガス料金プランを選べばいいのかを決める重要な要因です。前述したように、ガス料金はガス使用量によって適用される料金表が変わります。まずは、自分の家庭でどのくらいガスを使用しているかを検針票などで確認しましょう。

一応、どのくらいガスを使用しているかわからないという方のために、平均ガス使用量の目安もご紹介しておきます。

環境省によると、1世帯が1年間に消費した都市ガスの全国平均は204㎥で、単純に1ヶ月平均17㎥となります。(http://www.env.go.jp/earth/ondanka/kateico2tokei/2017/result3/detail1/index.html)

しかし、東京ガスのユーザーデータによると、標準家庭におけるガス使用量は、1ヶ月あたり30㎥と算定しています。また、関西電力(関電ガス)のユーザーデータによると、ガスの平均使用量は以下のようなデータとなっていたようです。

世帯人数 平均月間ガス使用量
2人 25㎥
3人 32㎥
4人以上 36㎥

このように、各都市ガス会社で試算に使用しているガス使用量の目安は異なります。ガス使用量は季節(気温、水温)や使用しているガス機器ライフスタイルなどによっても異なるので仕方ないことです。

そこで当ページでは、ENEOS都市ガスが試算に用いている平均ガス使用量をもとに都市ガス会社を比較します。ENEOS都市ガスでは、一人暮らし2〜3人4人5人のそれぞれの家庭での平均月間ガス使用量として次のような数値目安を用いています。

世帯人数 平均月間ガス使用量
1人 約20㎥
2〜3人 約30㎥
4人 約40㎥
5人 約60㎥

なお、Pガスから都市ガスに乗り換える時は、LPガスのときの使用量を2.2倍して計算しましょう。前述したように、LPガスは都市ガスと同じ体積で約2.2倍の発熱量があります。例えば、LPガスで10㎥のガス使用量だった場合、都市ガスに換算すると 10㎥ × 2.2 = 22㎥ 相当のガス使用量となります。

東京ガス(関東)エリアのおすすめ都市ガス比較ランキング

TOKYO GAS地域のおすすめランキング

引用元:東京ガス公式サイト

東京ガスエリアのガス料金が安い都市ガスを比較表にしてランキング形式でご紹介。世帯人数によって平均ガス使用量が異なるので、一人暮らし2〜3人4人5人の場合で試算しています。

なお、以下のガス料金比較表は前述した目安のガス使用量で計算していますので、実際のガス使用量がわかる場合は、各都市ガス会社のWEBサイトで料金シミュレーションを行うことをおすすめします。

1人(20㎥/月) 2〜3人(30㎥/月) 4人(40㎥/月) 5人(60㎥/月)
1位 ENEOS都市ガス
標準プラン
レモンガス
わくわくプラン
レモンガス
わくわくプラン
レモンガス
わくわくプラン
3,518円/月
(42,221円/年)
4,759円/月
(57,112円/年)
5,999円/月
(71,985円/年)
8,478円/月
(101,730円/年)
2位 ガスワン都市ガス
ハッピープラン
ENEOS都市ガス
標準プラン
ENEOS都市ガス
標準プラン
ニチガス
プレミアム+プラン
3,518円/月
(42,221円/年)
4,771円/月
(57,248円/年)
6,023円/月
(72,276円/年)
8,513円/月
(102,160円/年)
3位 レモンガス
わくわくプラン
ガスワン都市ガス
ハッピープラン
ガスワン都市ガス
ハッピープラン
ENEOS都市ガス
標準プラン
3,520円/月
(42,238円/年)
4,771円/月
(57,248円/年)
6,023円/月
(72,276円/年)
8,528円/月
(102,331円/年)
4位 ミツウロコガス
スタンダード
ニチガス
プレミアム+プラン
ニチガス
プレミアム+プラン
ガスワン都市ガス
ハッピープラン
3,551円/月
(42,608円/年)
4,795円/月
(57,546円/年)
6,035円/月
(72,417円/年)
8,528円/月
(102,331円/年)
5位 東京電力
とくとくガスプラン
東京電力
とくとくガスプラン
東京電力
とくとくガスプラン
東京電力
とくとくガスプラン
3,548円/月
(42,575円/年)
4,821円/月
(57,846円/年)
6,086円/月
(73,031円/年)
8,617円/月
(103,401円/年)
参考 東京ガス
一般契約料金
3,665円/月
(43,982円/年)
4,970円/月
(59,638円/年)
6,274円/月
(75,293円/年)
8,884円/月
(106,603円/年)

一人暮らしにおすすめの都市ガス会社

東京ガスエリアで都市ガスを利用している一人暮らしの方におすすめの都市ガス料金プランは、ENEOS都市ガス「標準プラン」ガスワン「都市ガスハッピープラン」。ガス使用量が20㎥/月の場合、東京ガス一般契約料金よりも年間1,761円安くなります。次いでレモンガス「わくわくプラン」が年間1,745円安い計算です。

ENEOS都市ガスは、ENEOSカードを持っているなら100円/月割引ガソリン代の値引きが受けられます。車を利用している方はENEOS都市ガスがお得になるのでおすすめです。

ガスワンは、同じ会社の電気事業「エネワンでんき」とセットで契約すると割引を受けられます。今エネワンでんきを使っている方はガスワンがおすすめです。

レモンガスは、東京ガス一般契約料金よりも5%安い料金設定。ガス使用量にかかわらずレモンガスに乗り換えることで確実にガス代を安くすることができます。

ENEOS都市ガス「標準プラン」、ガスワン「都市ガスハッピープラン」料金表

料金表 1ヶ月のガス使用量 基本料金(円/月) 基準単位料金(円/㎥)
A表 0㎥〜20㎥ 728.64 139.49
B表 21㎥〜80㎥ 1,013.76 125.23
C表 81㎥〜200㎥ 1,182.72 123.12
D表 201㎥〜500㎥ 1,816.32 119.95
E表 501㎥〜800㎥ 6,040.32 111.50
F表 801㎥〜 11,953.92 104.11

レモンガス「わくわくプラン」料金表

料金表 1ヶ月のガス使用量 基本料金(円/月) 基準単位料金(円/㎥)
A表 0㎥〜20㎥ 759.00 138.04
B表 21㎥〜80㎥ 1,041.13 123.94
C表 81㎥〜200㎥ 1,208.99 121.84
D表 201㎥〜500㎥ 1,834.35 118.71
E表 501㎥〜800㎥ 6,015.37 110.35
F表 801㎥〜 11,865.73 103.04

二人暮らし〜4人暮らしにおすすめの都市ガス会社

二人暮らし〜4人暮らしにおすすめの都市ガス料金プランは、一人暮らしの場合と順位が入れ替わり、レモンガス「わくわくプラン」が1位。ガス使用量30〜40㎥/月の場合、東京ガス一般契約料金よりも年間2,526円〜3,308円安くなります。

次いでENEOS都市ガス「標準プラン」ガスワン「都市ガスハッピープラン」が、年間2,390円〜3,017円安い計算です。

5人以上のガス使用量が多い家庭におすすめ

5人以上のガス使用量が多い家庭でもレモンガス「わくわくプラン」が1位。ガス使用量60㎥/月の場合、東京ガス一般契約料金よりも年間4,873円安くなります。

次いで、ニチガス「プレミアム+プラン」の料金プランが年間4,443円お得という結果です。ニチガスは、基本料金は少し高めですが、その分従量料金が安い料金設定となっています。

ニチガス「プレミアム+プラン」料金表

料金表 1ヶ月のガス使用量 基本料金(円/月) 基準単位料金(円/㎥)
A表 0㎥〜5㎥ 1,485.00 0.00
B表 6㎥〜20㎥ 795.30 138.05
C表 21㎥〜80㎥ 1,077.57 123.93
D表 81㎥〜200㎥ 1,244.77 121.83
E表 201㎥〜500㎥ 1,871.77 118.71
F表 501㎥〜800㎥ 6,051.77 110.35
G表 801㎥〜 11,903.77 103.03

ガス床暖房をご利用の家庭におすすめ

ガス床暖房があるご家庭で、現在東京ガス「暖らんぷらん」を契約しているなら、ENEOS都市ガス「床暖プラン」への切り替えがおすすめ。暖らんぷらんのオプション割引がない場合、最大7%もガス料金が安くなります。

東京ガス「暖らんぷらん」とENEOS都市ガス「床暖プラン」の料金表は同じ。単純に割引分安くなる計算なので、乗り換えるだけでシンプルに毎月のガス代を安くできます。

ENEOS都市ガス「床暖プラン」

料金表 1ヶ月のガス使用量 基本料金(円/月) 基準単位料金(円/㎥)
12月〜4月 5月〜11月 12月〜4月 5月〜11月
A表 0㎥〜20㎥ 759.00 759.00 145.31 145.31
B表 21㎥〜80㎥ 1,265.00 1,056.00 120.01 130.46
C表 81㎥〜200㎥ 2,145.00 1,232.00 109.01 128.26
D表 201㎥〜500㎥ 1,892.00 124.96
E表 501㎥〜800㎥ 6,292.00 116.16
F表 801㎥〜 12,452.00 108.46
床暖房追加割引 ガス料金 × 7%

大阪ガス(関西)エリアのおすすめ都市ガス比較ランキング

DAIGAS地域のおすすめランキング

引用元:大阪ガス公式サイト

大阪ガスエリアのガス料金が安い都市ガスを比較表にしてランキング形式でご紹介。世帯人数によって平均ガス使用量が異なるので、一人暮らし2〜3人4人5人の場合で試算しています。

なお、以下のガス料金比較表は前述した目安のガス使用量で計算していますので、実際のガス使用量がわかる場合は、各都市ガス会社のWEBサイトで料金シミュレーションを行うことをおすすめします。

1人(20㎥/月) 2〜3人(30㎥/月) 4人(40㎥/月) 5人(60㎥/月)
1位 関電ガス
なっトクプラン
関電ガス
なっトクプラン
関電ガス
なっトクプラン
関電ガス
なっトクプラン
3,934円/月
(47,212円/年)
5,272円/月
(63,266円/年)
6,609円/月
(79,305円/年)
9,279円/月
(111,344円/年)
2位 東京電力
とくとくガスプラン
東京電力
とくとくガスプラン
東京電力
とくとくガスプラン
ミツウロコガス
もっと割
4,128円/月
(49,532円/年)
5,529円/月
(66,351円/年)
6,931円/月
(83,173円/年)
9,658円/月
(115,901円/年)
3位 よかエネ よかエネ よかエネ 東京電力
とくとくガスプラン
4,128円/月
(49,532円/年)
5,530円/月
(66,355円/年)
6,931円/月
(83,178円/年)
9,682円/月
(116,190円/年)
参考 大阪ガス
一般料金
4,255円/月
(51,062円/年)
5,700円/月
(68,405円/年)
7,146円/月
(85,747円/年)
9,982円/月
(119,781円/年)

大阪ガスエリアのおすすめ都市ガス会社は関電ガス一択

大阪ガスエリアで都市ガスを利用するなら関電ガス(関西電力)「なっトクプラン」が最もお得になります。平均ガス使用量が20〜60㎥/月の場合、大阪ガス一般料金から関電ガスなっトクプランに乗り換えることで、年間3,851円〜8,437円もガス代を安くすることができます。

さらに、関電ガス「なっトクプラン」と関西電力「なっトクでんき」の電気・ガスセット「なっトクパック」なら、光熱費を年間1万円以上も節約することも可能。現在、「大阪ガス一般料金+関西電力従量電灯A」で電気・ガスを契約している方は、関西電力なっトクパックへの切り替えをおすすめします。

関電ガス(関西電力)「なっトクプラン」料金表

料金表 1ヶ月のガス使用量 基本料金(円/月) 基準単位料金(円/㎥)
A表 0㎥〜20㎥ 758.90 158.77
B表 21㎥〜50㎥ 1,262.33 133.66
C表 51㎥〜100㎥ 1,266.83 133.53
D表 101㎥〜200㎥ 1,683.41 129.34
E表 201㎥〜350㎥ 3,043.33 122.52
F表 351㎥〜500㎥ 3,353.47 121.61
G表 501㎥〜1,000㎥ 6,357.69 115.58
H表 1,001㎥〜 6,673.44 115.27

東邦ガス(中部)エリアのおすすめ都市ガス比較ランキング

TOHO GAS地域のおすすめランキング

引用元:東邦ガス公式サイト

東邦ガスエリアのガス料金が安い都市ガスを比較表にしてランキング形式でご紹介。世帯人数によって平均ガス使用量が異なるので、一人暮らし2〜3人4人5人の場合で試算しています。

なお、以下のガス料金比較表は前述した目安のガス使用量で計算していますので、実際のガス使用量がわかる場合は、各都市ガス会社のWEBサイトで料金シミュレーションを行うことをおすすめします。

1人(20㎥/月) 2〜3人(30㎥/月) 4人(40㎥/月) 5人(60㎥/月)
1位 ガスワン都市ガス
ハッピープラン
ガスワン都市ガス
ハッピープラン
中部電力ミライズ
カテエネガスプラン1
中部電力ミライズ
カテエネガスプラン1
4,696円/月
(56,355円/年)
6,294円/月
(75,524円/年)
7,868円/月
(94,416円/年)
10,927円/月
(131,124円/年)
2位 ミツウロコガス
まる得プラン
中部電力ミライズ
カテエネガスプラン1
ガスワン都市ガス
ハッピープラン
ガスワン都市ガス
ハッピープラン
4,820円/月
(57,843円/年)
6,305円/月
(75,661円/年)
7,891円/月
(94,693円/年)
11,039円/月
(132,469円/年)
3位 東京電力
とくとくガスプラン
ミツウロコガス
まる得プラン
ミツウロコガス
まる得プラン
ミツウロコガス
まる得プラン
4,820円/月
(57,843円/年)
6,460円/月
(77,517円/年)
8,099円/月
(97,191円/年)
11,331円/月
(135,971円/年)
4位 よかエネ 東京電力
とくとくガスプラン
東京電力
とくとくガスプラン
東京電力
とくとくガスプラン
4,820円/月
(57,845円/年)
6,460円/月
(77,520円/年)
8,100円/月
(97,195円/年)
11,332円/月
(135,978円/年)
5位 中部電力ミライズ
カテエネガスプラン1
よかエネ よかエネ よかエネ
4,849円/月
(58,193円/年)
6,460円/月
(77,520円/年)
8,100円/月
(97,195円/年)
11,332円/月
(135,978円/年)
参考 東邦ガス
一般ガス料金
4,969円/月
(59,633円/年)
6,660円/月
(79,917円/年)
8,350円/月
(100,201円/年)
11,682円/月
(140,181円/年)

一人暮らしにおすすめの都市ガス料金プラン

東邦ガスエリアで一人暮らしをしている方におすすめの都市ガス料金プラン第1位は、ガスワン「都市ガスハッピープラン」。平均ガス使用量が20㎥/月の場合、東邦ガス一般ガス料金と比較して年間3,278円安くなります。次いで、ミツウロコガス「まる得プラン」が年間1,790円安くなる計算です。

ガスワンの料金プランは基本料金が安いのはもちろん、従量料金も安い設定となっています。1ヶ月のガス使用量が20㎥までの一人暮らしやガスの使用が少ない家庭は、ガスワン都市ガスハッピープランがおすすめです。

ガスワン「都市ガスハッピープラン」料金表

料金表 1ヶ月のガス使用量 基本料金(円/月) 基準単位料金(円/㎥)
A表 0㎥〜20㎥ 717.25 198.95
B表 21㎥〜50㎥ 1,501.50 159.74
C表 51㎥〜100㎥ 1,732.50 155.11
D表 101㎥〜250㎥ 1,963.50 152.80
E表 251㎥〜500㎥ 2,502.50 150.65
F表 501㎥〜 6,718.25 142.21

2〜3人暮らしにおすすめの都市ガス会社

2人暮らし〜3人暮らしの家庭におすすめの都市ガス会社はガスワン「都市ガスハッピープラン」中部電力ミライズ「カテエネガスプラン1」です。平均ガス使用量が30㎥/月の場合、東邦ガス一般ガス料金と比較して、それぞれ年間4,393円4,256円ほどガス代が安くなります。

なお、平均ガス使用量が33㎥/月までならガスワン「都市ガスハッピープラン」の方が安いですが、34㎥/月以上なら中部電力ミライズ「カテエネガスプラン1」の方が安くなります。ガス使用量が多い家庭は中部電力ミライズ「カテエネガスプラン1」の契約がおすすめです。

中部電力ミライズ「カテエネガスプラン1」料金表

料金表 1ヶ月のガス使用量 基本料金(円/月) 基準単位料金(円/㎥)
A表 0㎥〜20㎥ 759.00 204.52
B表 21㎥〜50㎥ 1,616.39 156.29
C表 51㎥〜100㎥ 1,947.41 149.66
D表 101㎥〜250㎥ 2,243.80 146.70
E表 251㎥〜500㎥ 2,513.70 145.62
F表 501㎥〜 6,597.96 137.45

4人以上のガス使用量が多い家庭におすすめ

東邦ガスエリアで4人以上のガス使用量が多い家庭なら中部電力ミライズ「カテエネガスプラン1」がおすすめです。平均ガス使用量が40〜60㎥/月の場合、東邦ガス一般ガス料金と比較して年間5,785円〜9,057円もガス代が安くなります。

中部電力ミライズ「カテエネガスプラン1」は、平均ガス使用量が101㎥/月以上でも非常にお得な料金プランとなっているので、ガス使用量が多い家庭ほどお得にガスを使用できておすすめです。

その他区域の都市ガス会社の選び方

経済産業省の平成26年度末の調査によると、日本の都市ガス普及率は約46%となっています。東京や大阪などの都市部エリアでは都市ガス普及率が80%を超えていますが、地方や郊外エリアでは10%を下回るなど都市ガス普及率が低い傾向にあります。

参照:電力及びガスの小売全面自由化について|経済産業省(https://www.emsc.meti.go.jp/info/liberalization/caravan/pdf/20170310001.pdf)

都市ガスが普及していないエリアでは、都市ガス供給のための導管網が整備されていない場合が多いです。そのため、シリンダー(ガスボンベ)などで供給できるLPガスを使用しているか、もしくはオール電化に対応しているという場合がほとんどとなっています。

上述したデータは平成26年度末のものなので、現在は都市ガス導管網の整備も進み、都市ガスを利用できる地域も増えてきています。お住まいの地域で都市ガスが利用できるか調べるには、以下のガス事業者検索で探してみましょう。

ガス事業者検索 | 日本ガス協会(https://www.gas.or.jp/jigyosya/)

その他、都市ガスの一括比較サービス「ガスチョイス」を利用して都市ガス会社を探す方法もあります。ガス切り替えに精通した専門スタッフが最適プランを提案してくれるので、契約できる都市ガス会社を探すのが面倒、どの都市ガス会社の料金プランが安いのかわからないという方は利用してみてください。

また、都市ガスのないエリアでどうしても都市ガスを使いたいという場合は、まず地域の都市ガス会社に都市ガス切替工事について問い合わせてみましょう。問い合わせ先のガス会社は、上記「ガス事業者検索」で検索した一般ガス導管事業者がおすすめです。

検索結果が複数ある場合は、WEBサイトへのリンクやURLから各一般ガス導管事業者のサイトを確認し、自分の居住エリアに最も近い事業者に問い合わせてみてください。ガス本管延長工事についての見積りや、既存の設備の調整について調べてもらえます。

LPガス(プロパンガス)は一括見積もりサービスで比較して選ぶ

LPガスには一律の料金プランはなく、それぞれのガス会社で料金設定が異なるため、全ての方に同じガス会社をおすすめすることができません。

さらに、LPガス会社は全国に星の数ほど存在するので、料金比較も一筋縄ではいきません。料金比較に何日もかけてしまってはもったいないので、今より安いLPガス会社を見つけるなら一括比較サービスの利用をおすすめします。

LPガス一括比較サービスは、次の3つがおすすめです。

  • エネピ
  • ガス屋の窓口
  • ガスチョイス

上記3つの見積もりサービスを利用する際のポイントは、3つすべてに見積もりを依頼して比較すること。1番ガス代が節約できるお得なガス会社を見逃さないためにも、3つの結果をもとに1番安いLPガス会社を選択するのがおすすめです。

ガスと電気はセットで契約するのがお得?

ガス会社と電力会社のセット契約はおすすめ?
ガス・電気セットは、基本的にはセット割引がある分お得になりますが、必ずしも全ての家庭で最安になるとは限りません。

ガスや電気を契約する際、同じ会社が提供している電気・ガスセットをおすすめされることがあります。セット契約をすると電気料金・ガス料金が割引になりますが、それぞれ別々の会社で契約した方がトータルの光熱費としては安い場合もあります。

例えば、東京ガスエリアでガス代が安い「レモンガス わくわくプラン」にも電力セット割引があります。しかし、電力セット割引で安くなるのは月々101円、年間たったの1,212円です。

ガスと同じように電力会社も自由化によってお得な電気料金プランが多数登場しています。セット割引よりも節約できる電力会社はたくさんあるので、”手続き1回で光熱費をまとめて一気に見直したい””毎月の請求を1つにまとめたい””ポイント還元を受けたい”など以外の方は、基本的に電気とガスを別々にそれぞれ最安料金の会社と契約するのが節約効果が高いのでおすすめです。

>関連記事:電気代がお得な電力会社を徹底比較!おすすめ新電力の選び方

まとめ:ガス会社の選び方と料金比較方法

新電力会社を比較するのに比べて都市ガス会社の数は少ないので、比較するポイントさえ押さえておけば必ず自分のライフスタイルに合った最適な都市ガス会社を見つけることができます。最適なガス会社を選ぶためには、ガス料金の「基本料金」「単位料金(従量料金単価)」「ガス使用量」の3つを確認して比較することが大切です。

もしガス会社選びで迷ったら、上記でご紹介したおすすめの都市ガス会社の中から選んでみてください。また、自分で比較するのが面倒な方は、ご紹介した一括見積もり比較サービスなどを活用して、お得なガス会社を探しましょう。

なお、今回ご紹介しませんでしたが、楽天カードを持っていて普段から楽天経済圏を利用している方なら「楽天でんき」に切り替えると契約できる「楽天ガス」が効率よくお得に楽天スーパーポイントを貯めることができるのでおすすめです。

よくある質問:都市ガス・LPガス(プロパンガス)に関するQ&A

ガス会社を切り替える場合、どこに連絡すればいいですか?

都市ガス会社間でガス会社を変更する場合は、原則、新規契約先の都市ガス会社に連絡すれば大丈夫です。オール電化やLPガス会社から都市ガス会社に切り替える場合は、現在契約しているガス会社にも連絡が必要です。

都市ガスの切り替えでガスの品質低下や供給停止などのリスクはありますか?

ガス会社を切り替えてもガスそのものの品質は変わりません。なお、契約したガス会社が倒産・撤退するという場合でも直ちにガス供給が停止されることはありません。(導管管理会社ガス供給を義務付けられています。)契約中のガス会社から事前に連絡があるので、期間内に他のガス会社に切り替えをしましょう。

ガスを切り替えるのに工事は必要ですか?

都市ガス→都市ガス、LPガス→LPガスの場合は、基本的に工事は必要ありません。ガス器具も交換せずに使用できます。ただし、都市ガス→LPガス、LPガス→都市ガスのように変更する場合は、ガス器具の交換が必要。工事が必要な場合もあるので必ずガス会社に事前確認をしましょう。

ガスを切り替える際に費用はかかりますか?

都市ガス→都市ガス、LPガス→LPガスの場合は、工事等が必要ないので基本的に費用はかかりません。ただし、切り替え手続きで手数料等の支払いが必要なガス会社もあるので、事前に契約内容や新規契約先のガス会社のWEBサイトなどを確認しておきましょう。

また、契約期間によって解約金(違約金)を請求しているガス会社もあるので、契約内容をしっかり確認した上で申し込むことをおすすめします。特にセット割引などで契約する場合は注意が必要です。

賃貸住宅やマンションでもガスの切り替えはできますか?

賃貸住宅やマンションにお住まいの方でもガス会社の切り替えは可能です。基本的にガスメーターごとに契約するので、賃貸、戸建てを問わずガス会社を変更することができます。

ただし、管理会社や大家さんがガス会社を指定している場合もあるので、賃貸契約書を確認してみましょう。心配な方は直接確認してからガス会社を変更する方が後からトラブルがないので安心です。

どの地域でもガス会社の切り替えはできますか?

現在都市ガスを利用している場合、ガス導管網が整備されているのでガス会社の変更は可能ですが、都心部を除き都市ガスの普及率はまだ低いので、ガス会社を切り替えられる地域は限られているのが現状です。

一人暮らしや二人暮らしなど世帯人数で料金は変わりますか?

ガス料金は何人で使っているかではなく、契約している家庭のガス使用量に応じて料金設定されています。そのため、世帯人数が多いほどガス使用量が増えるのでガス料金も高くなります。

ただし、ガス使用量が多い家庭ほど都市ガス会社の切り替えで安くできる金額も多いので、自分の家庭にピッタリのガス会社を見つけることでガス代を大幅に安くすることが可能です。