Heidiさんのマイページ

●カリジェとウルスリの鈴 19

2011/09/05 14:38


話がちょっと逸れますが、カリジェの名前の読み方について・・・。彼の墓碑銘には、Aluis Carigietと書いてありました。現地の発音を聞いていると、アルイス・カリジェットと聞こえました。これは、この地方で話されている、スイスの第4の国語である、ロマンシュ語によるものです。カリジェ自身はもともとロマンシュ語を母語とする人であったことが判ります。これが、アロイス・カリジェとなるのは、彼の活躍の場であったスイスドイツ語圏での使用頻度によるものでしょう。『緑色の羊』という題名のカリジェの絵ところで、岩波書店から出ている6冊の絵本は、アロワ・カリジェとなっています。これは最初の翻訳がフランス語版からなされたことを物語ります。アロイスはフランス語読みになると、アロワになるからです。スイスでは4つの言葉が国語として使われています。ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の順で頻度が高く、ロマンシュ語は本当に化石のような言葉です。シーザーがタイムトンネルで現代に戻ったら、唯一ロマンシュ語なら通じるといわれるほどです。当然のことですが、ロマンシュ語圏には、スイスの他の地では見られない、独特の文化や人情が広がっていて、カリジェが愛してやまなかったのも、この独特の雰囲気そのものだったのでしょう。


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