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【品川宿】寄木神社の伊豆長八

2009/07/16 13:05

     画像は品川宿の中間点、目黒川に架かる品川橋。これより向

     こう側を南品川、手前を北品川と呼ぶ。

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     品川橋から目黒川の上流を望む。この川、世田谷区内の地先

     で合流する北沢川、烏山川を源流とする。これら川は武蔵野

     台地の湧水を源としている。合流した川の水は、その後新宿区

     内の落合水再生センターで処理され、目黒川はキレイな水とな

     ってここに流れつぐ。

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     こちらは、海に近い河口付近から見る目黒川の上流方向。

     上流、目黒あたりの川の両岸には沢山の桜木が植栽され、桜

     の名所となっている。

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  さきほどの品川橋の橋上、ちょっとした小公園づくり、ベンチなど

  も置かれ結構な休処スペースとなっている。

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    戦後間もない頃、品川橋通りでの秋御輿の様子、

    どこかのショーウインドーに張り出されたものを撮った、

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     品川橋から一旦、北品川宿方向へ戻り、海方向へと路地に入る。

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     路地を出かかった前にちょっとした道路が左右に走る。その道を

     横断した先の小山にあるのが寄木(よりき)神社。

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    この神社、伊豆の長八の鏝絵があることで有名。

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     目を凝らしながら、玻璃越しに堂内を覗く。用心深く見るも漆喰

     の二枚扉なんぞ、その所在さえも確認できない。少しばかりイラ

     ついてきた。裸灯が一灯あるのみで内部が薄暗い。

     目の前のガラス戸、開けたい心なれど木柵がしてあり進入禁止

     の体だ。この【鏝絵天鈿女命功績図】を観んがためには、何を成

     すべきか、何ら案内書がない。

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    画像は伊豆長八こと入江長八、

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  伊豆の長八美術館サイトを覗けば、この寄木神社で画像のような天鈿女命 

  の鏝絵を拝める手筈だったのだが、

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    同美術館蔵の龍の鏝絵、

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    ところで、この漆喰扉絵に描かれた長八の鏝絵、苦心してウェブ

    サイトを覗くと実物があった。目から鱗の思いである。

    長八の追っかけに生涯を賭ける【建築日誌】さんのブログだった。 

     

    漆喰扉の左の鏝絵、

    上:天照大神、下:天鈿女命  

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      漆喰扉の右側には猿田彦が描かれている。

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      この後、大井町駅前の句会場にたどりつき、仲間に確認し

      たところ、なんと扉絵を目の当たりに観たヤツが居るという

      のだ。現地到着は私よりも早かったようだ。

      話の経緯は・・・・・、

      寄木神社で私と同じ思いをしていたところ、夫婦づれと思し

      き二人がやって来た。奥さんの方が中の鏝絵をぜひ観たい

      という。その内、旦那さんの方がだれかを見つけて来て、誰

      かさん(近くに住む氏子さんらしい)が入口の扉を鍵で開けて

      くれたというのだ。

      中に入り、掲題の画像をバッチリ観察したと言う。クッソーー、

      口惜しかねえ。


Binder: 熊ヶ峰(2)(日記数:282/全体に公開)
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最新コメント

  • Comment : 1
    無縛
    無縛さん
     2009/07/16 16:56
    この寄木神社って初耳なんですけど、
    神主さんは常駐しているみたいでしたか?
    私の場合、ご朱印集めが主目的なので、
    神主さんが居ない、あるいは社務所に関係者が
    常駐していない無人の神社だと、
    空振りになってしまうのです。

  • Comment : 2
    熊ヶ峰
    熊ヶ峰さん
     2009/07/16 18:12
    この神社、間違いなく無住の社のよう
    であります。
    それと、品川神社の方、たしか朱印帳
    への捺印は暫し休止していたように思
    います。

  • Comment : 3
    べに丸
    べに丸さん
     2009/07/17 08:48
    「鏝絵」? 「伊豆の長八」? 聞いたことあるぞ〜、昔伊豆へ行った
    時、左官のこてを使って作られたという作品を見た記憶がある、と思
    っていたら、やっぱりその美術館のことでしたね。

    それにしても、説明する立て看板があるのに、それを見せる段取り
    が整っていないというのは、なんか変(^^)

    熊ヶ峰さん、がっかりでしたねぇ。

  • Comment : 4
    熊ヶ峰
    熊ヶ峰さん
     2009/07/17 17:14
    天鈿女命伝説のとおり、
    お堂の前で【ふらだんすの舞】でもすれば、
    重い岩戸も開いたことでしょうねえ。

    掲画の【八方にらみの龍】、どこから見上げ
    ても龍の眼が追ってくるといい、狩野派の絵
    師が好んで描いた、にらみ龍の絵柄だそう
    であります。

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