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『三宅裕司のえびぞり巨匠天国』覚書

2008/06/11 19:43

平成名物TV『三宅裕司のえびぞり巨匠天国』(TBSテレビ)
毎週土曜 24:40〜27:00 放送(1991年1月12日〜1991年9月28日)

この通称『えび天』の第6回に『ミラクル☆スター』というビデオ作品で出演したことがある。おもしろい番組だったせいか検索してみると色々ヒットするのだが……間違った情報も少なくないようだ。僕も詳細に記録しているわけではないのだが……僕が出演した第6回の頃の情報を中心に、判る範囲の事を覚書としてまとめておこうと思う。
↓番組オープニングと応募・採用された『ミラクル☆スター』。
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※「三宅裕二」と記載されているサイトも目につくが「三宅裕司」が正しい。
司会は三宅裕司&福島弓子(TBSアナウンサー)

『三宅裕司のえびぞり巨匠天国』は、ミュージシャン発掘番組『三宅裕司のいかすバンド天国』通称【イカ天】(ウィキペディアより)の後がま番組としてスタートした映像作家発掘番組。それで通称【えび天】。【エビ天】(ウィキペディアより)とカタカナ混じりで表記されていたりするが、《えび天応援団》《えび天サマージャンボリー》など番組内での表記はひらがな混じりの【えび天】が使われていた。
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番組名の「えびぞり」は<映像><美学><造形><理念>の頭文字をとったもの。
※左画像の右端──赤い壁にちらっと見える額を映したものが右画像。

番組ではアマチュア映像作品(3分以内)を募集。毎回10組の自主制作映像作品が上映され、【えびせん】と呼ばれる「えび天選考委員」が講評。【えびせん】全員の印象は上映後そのつど「えびせんボード」に表示される。
「えびせんボード」は、アイディア/コンセプト/テクニック/パッション/インパクトの5項目からなり、いずれかの項目で満点がつくと「パーフェクト賞」(監督3点セット=ディレクターチェア・メガホン・ストップウォッチ)が与えられた。

逆に全ての項目で一つもボタンが押されなかった場合「逆パーフェクト賞」という見舞金(?)のようなものが出る制度が番組の途中から加わった(三宅裕司氏のポケットマネーから2万円)。
最初の「逆パーフェクト賞」が出たのは第7回(「日没」加藤歩監督)だったが、「逆パーフェクト」自体は第2回にすでに出ている(「ピグさんちのマリオくんの人形」竹内達彦監督)。

えびせんボードに示される評価は印象の目安ということで、最終的な判断は全作品の上映が終わった後、えびせんたちの協議によって決定。番組最後に「金銀銅判定スクリーン」で発表される。
初登場の監督は【銀】か【銅】かの判定を受ける(番組に登場した時点で【銅】監督以上は確定)。【銀】監督になると次作品で【金】監督へ挑戦できる。【金】監督になると次に【巨匠】への挑戦となる。
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【銅】監督には銅メダルが授与され、【銀】監督には銀メダルと編集機材が。【金】監督、【巨匠】へとステップアップしていくごとにメダルや、撮影機材・賞金が贈られ、最終的には劇場公開映画Vシネマ等の監督・制作の権利が与えられプロとしてデビューできる──というシステムだった。

残念ながら番組は【巨匠】がでる前に終了してしまったが、出演した監督の中にはその後、プロの映像の仕事をしている人もいるようだ(もともとプロの方の出演もあった)。

そして『ミラクル☆スター』の評価と結果は──、
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第6回のえびせん(えび天選考委員)は、大林宣彦(映画監督)/武藤起一(PFFディレクター)/キャプテン・ジョージ(時空プロデューサー・タレント)/椎名桂子(フリーエディター)/高城剛(ハイパーメディア・クリエーター)/松永麗子(女優)。
パーフェクト賞にはパッションが一つ足りなかった。
結果は【銅】賞。しかしキャプテン・ジョージから【特別奨励賞】のミニトロフィーをいただいた。

■三宅裕司のえびぞり巨匠天国 第6回 放送内容&【結果】

(TBSテレビ/1991年2月16日 24:40〜27:00放送)
先週の銀監督『ミッチャンをさがせクイズ』坂井田洋治
作品:01『顔』山本光【銀+パーフェクト賞】
作品:02『善光&亜希子「結婚物語」』渡辺節生【銅】
作品:03『EDEN』山岸元【銅】
作品:04『ミラクル☆スター』星谷仁【銅+特別奨励賞】
作品:05『かぎっ子』門平克巳【銅】
ええぞ!ええぞ!映像/えびぞりレポート「高城剛監督の1日」
リクエスト『農耕士コンバイン』小倉泰伸・銀監督
作品:06『FUSAKO』宮代敏也【銀】
作品:07『川口浩の火星探検』安原伸【銅+特別奨励賞】
作品:08『ペキンパーの男』デルモンテ平山【銀+パーフェクト賞】
作品:09『かにぱん(1)(2)(3)』早稲田大学アニメーション研究会【銅+パーフェクト賞】
作品:10『また明日…』青野昌【銀】
殿堂シネマ『薔薇の名前』松永麗子(女優)
観賞結果発表

●出演のきっかけ
『ミラクル☆スター』のテスト撮影&編集(作ったマスクや衣装がビデオ映像でどう見えるか/ビデオ編集でカットのタイミングがきちんと合わせられるかの確認)をしていたちょうどその頃、偶然【えび天】第1回放送(1991.1.12深夜)を目にし、『ミラクル☆スター』応募を思い立つ。
すぐに応募規定の3分(原則3分以内)に編集。1月14日にできあがったビデオを急いで投函したところ、驚いた事に1月16日の夜(PM8:30)には電話であっけなく採用の通知を受ける。
1月23日に説明会が開かれ、第5回と第6回の出演メンバーが集められた。
第6回の番組収録は2月9日、放送日は2月16日(24:40〜27:00)と、トントン拍子でテレビ出演が決まった。
※生放送ということになっていたが実は生収録番組だった。

ミラクル☆スター〜実写版〜(えび天用3分版を再編集したもの)
【キャッチコピー】ひとりで撮ったスーパーヒーロー アクション。
【見どころ】一人二役の戦い。画面には一人しか映らないにもかかわらず、
      アクションものにいどんだムボウさ。
(えび天出演のさいの作品紹介コメント)
※ヒーロー・怪人・カメラを一人で兼ねた作品です。
星谷 仁(ほしたに ひとし)


Binder: 星谷 仁のバインダー(日記数:25/全体に公開)
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最新コメント

  • Comment : 1
    太一
    太一さん
     2008/06/15 23:16
    やっぱり、良い思いでですよね(^^)

    自分も形や映像に残せるような偉業をなしとげたいです♪

  • Comment : 2
    星谷 仁
     2008/06/16 11:24
    思いつきから遊び感覚で作った作品でしたが「形」にしておいて良かったと思います。
    その時の映像って、その時にしか撮れないものだから、時間が経つとけっこう貴重に思えて来たりして。
    撮りっぱなしの映像って、あとで見る機会が意外に少ない気がしますが、編集して「形」にしたものは、ときどき観たりすると楽しいです(笑)。

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