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4K映像について

投稿者:shuさん  2013/08/21 09:50  MLNo.966   [メール表示]

最近の撮影は殆ど4kになりつつあります。パナソニックがバリカムを開発、ラチチュードが各段と広がりまるでフィルムカメラのように、と言われた時代から十数年、浅間山荘事件を題材にした映画で使われたのが2002年、それからシネアルタ、フルHD等、パナソニックのPR映像にソニーのシネアルタが使われ、カメラメーカーとしてどう?と思ったのも既に遠い過去のようにデジタルカメラは雨後のキノコのようにあちらこちらから出てきました。
日本ではRED、BLACKMAGIC、CANON、が今はパナソニックより使われています。そして何故か、デジタルでは後発の筈のARRI・ALEXAが一番使われているのでは無いでしょうか?勿論SONYも頑張っています。F65、F55、です。
カメラマンにとって今一番の心配事、ラチチュード?画角?色の再現?グレーディング?いいえ、フォーカスなんです。現場での環境はそれぞれ作品によっても変わります。大きな4Kモニターを仮にもってきてもカメラマンはそれを見てオペレート出来ません。やはりカメラの側に付けた大きくても9インチです。勿論ピクセルバイピクセルで確認をしても本番中はフルフレームで見ているので…DITが現場で見てくれている。それも良いでしょうが、本来NGを出すのはカメラマンです。オペレートしているカメラマンよりモニターを見ているDITや照明技師にフォーカスを指摘されNGとなるのはフィルム育ちの僕には耐えられない気持ちになります。
フォーカスマンはカメラマンに指摘される前に自分でフォーカスがぼけた事を申告しました。勿論そこにはモニターはありません。またレフレックス(一眼レフ)になってからはカメラマンがNGを出しました。
総ての画の管理をカメラマンが責任を持って進行していました。

最近4K映像はデジタル上必要だと思うようになりました。現場で全て決めることが出来た時代ともはやコマーシャルの現場では違います。そこにはCGが入ったりするのでハッキリと決められたフレームワークを作成する事が難しくなっています。

となると、フォーカスNGはカメラ側では無くモニター側から、フレーミングもしかり、まるでオペレーターのような感じになっています。

合成、フィルム時代もありました。現場で手現(暗室などでロール尻を紙コップ等で現像)しその駒を切り出してファインダーで確認、そして画角を決める。全て撮影部が行い、カメラマンが管理していました。
今は入る素材がラフのままに撮影する場合が結構あり、後でトリミングが必要です。オンエアーが2Kであっても4Kで撮影すればブローアップも大丈夫なので仕方ないとは思います。
ヨーイ、スタート。ハイカット。どうですか?う~ん、どう?僕はいいと思いますが、僕も良いと思うよ。良いですか?ハイ、良いですね!オッケー。

最近はこんな光景の現場も多いです。

ヨーイ、スタート。カット!監督がカメラマンを見る。頷く、(この掛け合いは一瞬)オッケー!次行こう!

もう一度こんな現場を作りたいですね。今の僕はカッコ良くありません!


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